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家庭用AEDって知ってる?
家庭用AEDと言われるAEDが存在します。
何が違うのか。
物は既存で存在してるAEDとあまり変わりがないのですが、家庭で設置ができるという事です。家庭で設置できるという事は、個人で購入ができるという事です。
いままでのAEDも個人で購入できるものをありましたがなぜ家庭用と言った言葉を入れるのか。
ここからは僕の推測もありますが、そもそもAEDって個人で買える事も知らないですし、家庭にAEDを置くという発想は生まれないと思います。
ここに家庭用という名前を付けることによって『えっ!家でおけるの?』『個人で買えるの?』といった印象になると思います。
個人なので導入しやすいように少し値段が優しいなどもあったりはします。
弊社でも家庭用AED扱っているので気になる方はご連絡ください!!笑
なんでAEDを家に置くの?置く意味あるの?そんな人いる?といった声が聞こえてきそうですが、家庭用AEDを置けるという事はしっかりとして意味があるのです。下のグラフを見てください。
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令和2年のデータでいうと、年間12万人の心肺機能停止傷病者がいてそのうち66%は自宅で起こっているという事です。
改めてお話しますが、心室細動になった場合1分間で10%救命率が下がっていきます(単純計算)そんな中、平均8.7分で到着する救急車を待つのはすこし現実的ではなく私たちが何かをしてあげたいところです。実際に何もしない時とAED+胸骨圧迫では6倍も救命率が変わるといわれています。
自宅でももし身近な人がそうなった場合、ものすごく近くにAEDがあれば取りに行けるかもしれませんが朝だったり夜だったりするとAEDある建物が開いていないかもしれない、そしてもし自宅という閉鎖された空間で助ける人があなたしかいないという場合、その人をおいてAEDを取りに行くというのは勇気がいりますよね。
そんな時にAEDが自宅にあったらどうでしょうか。
そういう事です。
家庭にAEDがある世界というのは毎年たくさん起こる自宅による心肺停止を救える可能がめちゃくちゃ広がるという事です。
家庭でおけるよ?というより、家庭においてほしい!です。
家庭用に置けるの知れてよかった!と思う人もいるとおもいます。それにより導入して、あってよかった!という出来事がおこったらすごく素敵な事だと思います。