学会発表のお知らせ
先月末に第43回比較眼科学会年次大会が行われました。大阪で開催予定ではありましたが、台風の影響により残念ながらオンラインで開催されました。
当院からは、5演題の口頭発表がありました。
森田先生
「犬の原発性角膜内皮変性症の長期予後に関する検討」
宇佐美先生
「犬ヘルペスウイルス 1 型眼感染症の 1 症例」
熊代先生
「犬の原発閉塞隅角緑内障の急性期における視覚予後予測因子の探索」
相澤先生
「網膜病変を伴う視神経炎の 4 症例」
小松先生
「犬の眼底画像識別ツールにおける Differential Image Diagnostic Analysis の有用性の検討 および品種特異性の探索」
また臨床部会セッションでは小松先生がOCTについて講演をしております。
一般口演では、相澤先生と小松先生の演題が大会賞を受賞しております。
下記に受賞者からのコメントを記載します。
相澤先生
これまで数年研修医として眼科診療に携わせていただいておりますが、今回学会での発表という貴重な機会をいただき、自分自身がより眼科疾患の知識を深めることができました。
この度は大会賞を賜り大変光栄に感じております。ご指導いただいた先生方やご協力いただいたスタッフの皆様に深く感謝いたします。
小松先生
今回犬の眼底AI解析で大会賞を受賞することができ、大変嬉しく思っております。近年、医療分野ではAIを搭載した診療補助ツールの開発が急速に発展しております。
獣医療ではまだまだ発展していない分野ですが、このような診療補助ツールができれば、多くの先生方の診療に貢献できると思いますので、これからも研究を続けていきたいと思います。
ご協力頂いた先生方やスタッフの方々にはこの場をかりて厚く御礼申し上げます。
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