Hi-Fi RUSH リズムマスターRTAガイド - Track 12: Curate the Future
ここはHi-Fi RUSHのリズムマスターRTAの解説記事です。どんなRTA?と思った方は先に同カテゴリの解説記事をご覧ください。
※これ以降はHi-Fi RUSHを一度クリアした方に向けた内容になっています。ネタバレも含まれるので、気になる方は読むのを避けてください。
🎸 Track 12: Curate the Future の概要
この記事では最後のステージ、Track 12: Curate the Future について解説します。
ついにストーリーの最終ボス、ケールとの直接対決です。勝利すればこのRTAも無事に終了となります。スペクトラの起動を阻止し、暗黒企業ヴァンダレイ・テクノロジーの企みを打ち砕きましょう。
👟ステージ12の攻略チャート
😼808操作パート
ケール戦の前に808を操作するイベントが入ります。ひたすら前に進んでケールに近づき、インタラクト→ビートヒットの流れを2セット行います。
ケールが炎の壁を飛ばして妨害してきますが、808は走るのが遅くジャンプの落下も早いので避けにくいです。808の体力はチャイと同期しており、ここでダメージを食らうと後のボス戦で不利になります。炎の向きと発射リズムに気をつけてジャンプや斜め移動で避けましょう。斜め移動で炎が少ない方へ移動していけば簡単ですが、あまり横に動きすぎるとケールへの到達が遅れてタイムロスになります。
ケールにビートヒットを2回決めればいよいよラスボス戦に進みます。
👿Chorus1【最終ボス:ケール】
ヴァンダレイCEO、ケール戦です。
ラスボスらしく高体力、高スタン耐性、高威力の連続攻撃を持つ強敵です。1つ1つの攻撃パターンに対応できないとそもそも戦いの土俵にも上がれず、対応できたとしても迂闊な1つのミスが即大ダメージに繋がります。スタンさせればハメることも可能ですが、とにかく最後まで油断は厳禁です。
幸いケールと戦うだけの短いステージなので繰り返し練習はしやすいです。攻撃をひたすらパリィし続けたりして自信をつけてから挑みましょう。
ケール戦の大まかな流れ
ケールは第3形態まで存在し、ライフゲージを削り切るごとに次の形態に移行します。ダメージキャップは一応存在しますがほぼ引っかかることはないので、敵を早くスタンさせられるかどうかがクリアタイムに直結します。どれだけこちらの攻撃を当てられるかはケールの動き次第ですが、地道にパリィを積み重ねればそれだけスタンが早まります。まずは攻撃をきちんとパリィできるように意識しましょう。
・第1形態
第1形態ではケールに素早く近づいてコルシカ+ペパーミントを当てながらハムバッカー:LLLL(BH) で殴っていきます。スタンが最優先なのでなるべくコルシカのデバフは切らさないようにします。パリィによるスタン値ダメージにもコルシカのデバフが乗るので効果は想像以上に大きいです。マカロンは呼び出すと高速移動で避けられるうえ、マカロンの大きな体でケールの動きが見づらくなるのでチャンスタイム以外では封印しましょう。
第1形態のケールの攻撃パターンですが、基本の攻撃は予備動作の違いこそあるものの全て普通の2連撃です。警告音のあとに1,2とリズムに合わせて連続パリィしましょう。リーチが驚くほど長いので、ケールがどれだけ遠くにいようが油断せずにパリィを押してください。
次に特殊な行動についてです。ケールはガードとビットからのレーザーでこちらのコンボを無理やり邪魔してきます。
まずはガードです。ケールに攻撃を当てていると時々こちらの攻撃を弾いてきます。これはZシールドを殴ったときと同じ判定で、チャイが仰け反って2拍程度無防備になります。弾かれたあとは必ずカウンターの単発攻撃が来るので落ち着いてパリィしましょう。
これだけならあまり問題ないのですが、これがビットのレーザー攻撃と組み合わさると危険な連携攻撃になります。
ケールとチャイの距離が離れ気味の場合、一定確率でケール周囲のビットがレーザーを撃ってきます。予兆は細いレーザーポインターの光と攻撃直前の警告音のみで、実際に飛んでくるタイミングが掴みづらい攻撃です。
さらにこのビットはケールから自律していて、本体の攻撃と連携するようにレーザーを撃たれると対処が複雑になってしまいます。特にレーザー発射直前にこちらの攻撃がガードされてしまった場合、仰け反ったところにレーザーが確定ヒットします。威力自体は低めですが危険なことに変わりはありません。ビットから警告線が出たら回避に専念したほうがいいです。
続いて、ケール一番の大技である電撃攻撃です。剣を高く掲げてチャージしたあと周囲に凄い勢いで電撃を放ちます。予兆が派手なわりに範囲は狭めなので、離れて待つのが比較的安全な対策になります。
エフェクトが激しすぎて無理そうに見えますが、この攻撃も一応パリィ可能です。リズムは1拍に2回ペースの16連撃で、連続パリィに成功すれば一気にスタンゲージを削ることができるのでチャンス行動とも言えます。ただ、この電撃攻撃はそれに続く3連続の大剣攻撃とセットになっており、一連の対処に失敗すると一瞬でゲームオーバーになる危険性があります。
大剣攻撃は射程無限で、チャイの足元の警告表示から4拍後に発生します。攻撃リズムも1.5拍ペースの3連撃とかなり独特です。
(上の動画はリズムが分かりやすいように後から効果音を足しています)
剣部分だけなら連続ドッジで簡単に避けられるのですが、電撃をパリィする場合は遅れて発生する剣も同時にパリィすることになるのでリスクが急上昇します。特にケールがスタンすると電撃攻撃が途中で止まってしまうのが厄介で、パリィを空振ってしまうとガチャプレイ判定で剣をパリィできなくなる可能性があります。電撃をパリィする場合は先にコルシカの風を当てて素早くスタンさせるようにし、電撃と剣を同時にパリィする状況を作らないのが安全だと思います。自信がなければパリィを諦めて剣だけ避けましょう。
あと、ケールが電撃攻撃を開始した時点で剣の発生は保証されています。ケールがスタンしようが必ず3本全部発生するので攻撃が終わったのを確認してからコンボを入れるようにしてください。上空にまできちんと判定があるのでジャンプで避けたりはできません。真面目に防御しましょう。
攻撃パターンはまだあります。ケールが指揮者のように手を振ったら連射レーザーの合図です。周囲のビットが攻撃リズムに合わせて光るので同じリズムで連続パリィしましょう。この技はレーザーを全てパリィできればケールがスタンするのでかなりのチャンス行動です。
いつ来ても嬉しい攻撃ですが、予備動作と警告音が地味なので高速戦闘中だとリズムを見逃しやすいです。幸い連射パターンは3種類しかないので、全パターンを記憶しておけば一部からでも推理して対応しやすいと思います。
注意点として、連射レーザーにも発生保障があります。ビットが光った時点でケールをスタンさせても最後までレーザーを撃ってくるのでコンボの前に全てパリィしましょう。
最後に、第1形態の体力半分以下のときにだけ使ってくる乱舞攻撃です。バトルが上手くいっているときは見ることのない技ですが、万が一使われたときのためにパリィの練習をしておきましょう。
(上の動画はリズムが分かりやすいように後から効果音を足しています)
攻撃回数が多いものの予備動作が分かりやすく覚えてしまえば簡単です。技の出始めにコルシカを合わせ、連続パリィでスタンさせましょう。自信がなければケールから離れるようにひたすら連続ドッジで逃げてください。
ケールがスタンしたら素早く近づき、アルペジオスタブ→ハーモニックビーム:LLHHH→空中LHHH(BH) のコンボでまとまったダメージを取っていきます。ケールもミモザと同じく空中に打ち上げないとスタン時間が極端に短くなる相手です。打ち上げ属性かつ空中でスムーズに次のコンボに移行できるアルペジオスタブがここでも活躍します。ハーモニックビームの終わり際にコルシカを呼び出し、風を当てて次のスタンの準備をします。
ハーモニックビーム後に着地したら即座にグランドスラム:HHH を振り、ビートヒットのタイミングでペパーミントを呼んでスイッチキッカーを発動します。ここまでの流れが完璧ならコルシカのデバフがかかった状態でスイッチキッカーがヒットし、ケールが即座に再スタンします。再びアルペジオスタブで打ち上げれば一連の流れがループするので、抵抗されることなく第1形態を突破できます。下の動画を見れば分かる通りゲージのない状態からでも成立するハメです。これで第1形態を終わらせてしまいましょう。
・第2形態
第2形態ではケールのボディから機械のアームが生え、一切ダメージを受け付けなくなってしまいます。バリアの腕、Zシールドの腕、炎の腕が3人の仲間にそれぞれ対応していて、特定の攻撃モーションに正しい仲間でカウンターを決めることでアームにダメージが入るようになります。
アームを全て破壊すれば自動的に第2形態が終了するので、ここでの目標はとにかくケールに攻撃を出しまくってもらい、カウンターできる特定の攻撃モーションをなるべく早く出してもらうことになります。攻撃モーションの抽選はランダムなので運が悪いと関係のない技ばかり出されてどんどんタイムロスします。最後の神頼みポイントですが、プレイヤーの動きで効率化できる部分もけっこうあるのでサボりは厳禁です。
第2形態のケールはゆっくり歩く→攻撃の流れをひたすら繰り返します。歩いているケールにマグネットを当てると攻撃を誘えるので、ケールが歩いていたらマグネットで即キャンセルしましょう。あと、ケールに密着しすぎるとバックダッシュ2回で距離を離そうとしてきます。ダッシュ中も次の攻撃に移行しないので時間の無駄です。ケールの攻撃をパリィしたあとは素早く距離を取ってダッシュを使わせないようにしましょう。
次に、カウンター可能な3つの攻撃の説明です。対応した仲間が喋ってアピールしてくれるので分かりやすいと思います。
ペパーミントに対応するバリアの腕は一番対処が簡単です。アームがバリアを張ったらペパーミントを呼ぶだけで勝手にチャンスタイムになります。
次にマカロンに対応するZシールドの腕です。ケールが仰け反るようにアームを振りかぶり2回叩きつけてきます。攻撃後にアームが地面にめり込むのでここをマカロンで狙いましょう。このアームだけ2本あるので、完全に破壊するためにはこの攻撃を最低2回受ける必要があります。
ここで気をつけたいのはマカロンのターゲットがケール本体に向いてしまう可能性です。こうなるとアームに一切ダメージが入りません。アームが地面にめり込む前にマカロンを呼んでしまうと絶対に失敗するので、きちんと叩きつけモーションが終わったことを確認してからアームに向かって移動スティックを倒しつつマカロンを呼び出してください。叩きつけの2発目をパリィしてラブタップを発動すれば自動的にアームを狙ってくれて楽です。
最後にコルシカに対応する炎の腕です。バリアの腕と同じように炎を見てからコルシカを呼び出すだけですが、何故かこの炎は風を当てても消えない場合があります。多分バグです。炎を消せないとチャンスタイムを1回分無駄にしてしまうので手痛いロスになります。コルシカのクールタイムはとても短いので、アームに炎が付いてすぐに呼び出せばモーション終了までにギリギリ2回目を呼び出してリカバリーできるチャンスがあります。
あと、炎の腕が燃え上がるモーションにはそれ自体に炎上判定があります。このときケールに密着していると火が燃え移るのでカウンターどころではなくなってしまいます。特に、ケールの攻撃を誘発させるためにマグネットを連打しているとほぼ確実にこの炎の餌食になります。炎の腕がまだ生きている間はマグネット前にこの攻撃が来ないかを注視してください。
仲間によるカウンターが決まるとアームにチャイの攻撃が通るようになるので、小さい的にも当てやすくダメージの高いストンプボックス:HLH(BH) で確実に破壊します。壊し損ねるとまた敵のチャンス行動を待つことになるのでアーム先端をよく狙ってください。
これ以外の攻撃は第1形態の通常攻撃とほぼ同じです。ただ、炎の腕が生きている間は通常の2連撃の後にアームを使った追加の2連撃が来る場合があります。幸い射程は短いのでケールから距離を取れば当たりません。
アームを全て壊し終えたら第3形態へ進みます。
・第3形態
最終形態、ケールの本気モードです。第1形態の動きをそのまま強化したような性能で、攻撃の手数が倍増して凄いことになります。一部の攻撃は地面を燃やし、ビットのレーザーも頻度が増えて対処がより困難になります。ケール本体も高速移動を繰り返して視界外に外れることが多く、戦いが長引くほど被弾リスクが上昇していきます。
対処方法も第1形態と同じです。ひたすら攻撃をパリィしてスタンさせ、1度のチャンスタイムで倒し切ることを狙います。これが正真正銘最後の戦いなのでゲームオーバーにならないように頑張ってください。
第3形態の通常攻撃は剣とレーザーを組み合わせた4連撃に強化されています。1,2,3,4とリズムよくパリィすればOKですが、地面を燃やしたり雷を落としたりする技もあるので予備動作を見分けて対処したほうがより安全です。
攻撃前にシールドエリートの突進時のようなインジケータが出たら地面を燃やす斬撃が来ます。ケールの通り道に沿って地面が燃えるので迂闊に反撃しにいくと炎の中に飛び込んでしまいます。さらに、パリィするときにチャイの位置が悪いと下の動画のようにケールがチャイをすり抜けて炎が直接当たってしまうこともあります。これは実質パリィ不能攻撃のようなものなので、連続ドッジで逃げるのが一番いい対策かもしれません。
ケールが飛び上がってからの4連撃は攻撃後に雷の追撃が発生します。ケールの正面にいると確実に巻き込まれるので4連パリィ後に素早く横に移動しましょう。雷部分をパリィすることもできますが、メリットのない曲芸行為です。記録狙いのときはやめておきましょう。
ビットからの自律レーザーも強化され、ほとんどの場面で2連射してきます。発射頻度も第1形態より明らかに多く、ケール本体の動きの激しさも相まって対処がより複雑化しています。
さらにこのレーザーはけっこうな確率でリズムを無視して飛んできます。リズムゲームとしてどうかとは思うのですが使ってくる以上は対処するしかありません。パリィはリスクが高すぎるので全てドッジで避けるのがいいと思います。連続ドッジしつつケールの次の行動を確認し、レーザーと本体の攻撃の両方に対応できようにするのがベストです。
続いて電撃+大剣攻撃です。電撃部分は変更なしですが、大剣部分は発生時に地面に炎を残すようになっています。パリィ対応時のリスクが急上昇しており、剣部分に当たってしまうとその後の炎も連続ヒットして体力目盛り6以上の大ダメージを食らいます。初期体力の場合は素早くレバガチャで炎を消さないとそのままゲームオーバーになります。
少しでも対処に不安があるなら連続ドッジで避けるのが一番いいです。パリィ対応する場合はGOOD判定だと地面が燃える場合があるので気をつけてください。この技がある限り常に即死の危険があるので、ケール戦は最初から最後まで僅かなダメージにも注意を払わなければいけません。
続いて連射レーザー攻撃です。チャンス行動に代わりはありませんが、リズムパターンが第1形態のとき違うので混同しないように気をつけましょう。
ここからは第3形態で新たに追加される攻撃モーションです。808相手にも使ってきた炎の壁は発射後に広がりながら前進するのでジャンプで上に逃げてください。発射前ならコルシカの風で消せるほか、一応パリィすることもできます。ですがジャンプで飛び越えれば済むのでやらなくていいです。
フィールド全体を射程に収める広範囲の斬撃は対処さえ分かってしまえば簡単です。この攻撃は発動前にケールが必ずフィールドの端まで移動し、分かりやすい予備動作から3連撃を放ってきます。
ケールの周囲に落ちる雷に当たらないよう距離を取り、リズムに合わせてパリィを押していれば食らう心配はありません。ジャンプでも避けられます。ケールがフィールド端に移動する際にけっこうな確率で自律レーザーが飛んでくるので油断せず両方に対処しましょう。
ケールをスタンさせたら第1形態と同じようにアルペジオスタブ→ハーモニックビームでダメージを与えていきます。このときリバーブゲージが十分溜まっているなら、ハーモニックビーム後にオーバードライブスラッシュで即座に再スタンさせることでチャンスタイムを無理やり延長できます。
ケールの体力が半分になったときに追加でバッテリーが出現するので、コンボの分と合わせて2回目のオーバードライブスラッシュが発動できるゲージが貯まれば勝ちはほぼ決まったようなものです。上の動画ではダメージキャップに引っかかっていますが、スタン1回から第3形態を倒しきれるだけの火力が出せているのが分かると思います。
注意点として、オーバードライブスラッシュを発動するのはケールがスタンから復帰したのを確認してからにしましょう。焦ってスタン中に発動してしまうと赤ゲージの状態でスペシャルを受けられてしまい、その後即座にスタンゲージが最大まで回復してしまいます。こうなるとスタンのさせ直しになるのでかなりのタイムロスです。
このループには十分なゲージが必要なので、第1、第2形態の間になるべくビートヒットを当ててゲージを増やしておきましょう。仲間の呼び出し時間強制短縮のチップを付けている場合、間違って発動させるとゲージが足りなくなるので注意しましょう。
🕒️計測終了のタイミング
第3形態を突破しリズムパリィアタックを決めればストーリークリアが確定します。speedrun.comのコミュニティが定めたこのRTAの計測終了タイミングはボス戦後の4連続リズムゲームの最後の入力を決めた瞬間です。
約3時間のリズムマスターRTAもこれで無事終了です。お疲れ様でした。
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