キリンビール専門店でブラウマイスターを飲む。 1000BeerChallenge(9/1000)
■専門店ならではの注ぎ方
キリンシティ。キリン直営のビアホール。つまりキリンのビールを知り尽くしているお店。
いい状態のビールをいい状態で飲ませてくれるんであろうことは期待できます。
さらに、注ぎ方にこだわりが。
「3回注ぎなのでお時間いただきます」と言われます。
1.グラスに勢いよく注いで回転させて1度泡をいっぱいにする。
2.しばらく待って泡が収まったら、追加で注ぐ。
3.さらに待ってもう一度泡が収まったら、また追加で注ぐ。
で、3回。
すると、炭酸や苦味が程よく抜けて、飲みやすくて香りが心地よく仕上がるんだとか。
■キリンシティ
キリンシティと銀座ライオンってイメージ的にごっちゃになって、一瞬どっちがどっちか考えます。
どちらも明治から昭和前半くらいの昔ながらの雰囲気を受け継いでいる、伝統的なビアホールって感じ。キリンシティはキリン、銀座ライオンはサッポロ。
キリンシティの方がビールの単価は安いので、ちょっと一休みにも気軽に入れる気はします。カウンター席があって1人でも楽だし。禁煙のお店も多いし。
■[beer009]ブラウマイスター
そしてキリンシティと言えばブラウマイスターです。
ときどき期間限定などで缶でも売られることがありますが、ブラウマイスターは基本的に飲食店でしか飲めないものという位置付けです。しかし、通常の生ビールなどよりワンランク上の価格帯の位置付けでもあり、サントリーの営業力にも負けがちで、どうせプレミアムビールならエビス置こうかというイメージにも負けがちで、取り扱っている飲食店もあまり多くはないイメージ。
そんなこんなで、キリンシティに行ったときくらいブラウマイスター飲んどこうか、となるんです。
まあ、ブラウマイスターの説明もね、キリンのビール職人が原料と製法にこだわって美味しく作った、みたいなわりと漠然としたもので、いまいちブランディングも上手くいってないのかなあ、なんて思ったりもするんですが。
■ビール情報
名称:キリンブラウマイスター
メーカー:キリン
産地:日本
タイプ:ピルスナー
アルコール度数:5.5%
価格:600円くらい
飲んだ場所:キリンシティ渋谷店
■味わいメモ
外観:やや濃い金色。
アロマ:華やかなフローラル感。麦っぽい香り。
味わい:華やかで甘い。口当たりは柔らかく、後からコクと苦味。
ボディ:フルボディ
おそらく注ぎ方のせいもあるんでしょうけれど、軽めです。もしかしたらミディアムボディと言っていいのかもしれない、でも注ぎ方のせいで柔らかくなるよって言われてるし、多分フルボディでいいはず、なんて考えるくらいの印象。
するする飲めるし華やかな香りも楽しい。後からじわじわっと苦味が出てくるのも楽しい。
でも家でもこの注ぎ方をしようと思うかっていうと、そうでもない。
不思議なところです。
好き度:★★★
ビール代になります。