伝わるデザインを作るには?アドウェイズで活躍中のデザイナーに聞いてみた
こんにちは。ADWAYS(アドウェイズ)の CREATIVE BLOG です。
今回はADWAYSに新卒として入社し、広告デザイナー兼ディレクターとして勤めているスギモトさんをご紹介します。
普段の働き方や、業務を通して身についたスキルについてなど、
web広告のデザイナーやディレクターにご興味を持たれている方の参考になれば幸いです。
━━ 現在はどのようなお仕事をされていますか?
リードデザイナー兼ディレクターとして、webで配信される静止画広告や、ランディングページのデザインを行っています。
ジャンルはエンタメ・ファッションなど幅広いです。
最近では、コンペ*に参加し、クリエイティブのラフ制作〜本制作までを担当することも増えてきました。
またADWAYSには組織改善を目的としたプロジェクトがいくつか存在しており、それらのリーダーとしての業務を行うことも多いです。
組織改善プロジェクトの具体的な内容としては、下記のものがあります。
・入社2年目以降の中堅デザイナーに向けて、デザインフィードバックを行う
・広告の効果を検証し、得られた結果のナレッジを蓄積・活用する
・制作チームのメンバーそれぞれが業務の目的を意識し、効果的な広告を制作できるようになるためのサポートを行う
業務の割合は下記のイメージです。
━━ ADWAYSに入社された理由と、現在の業務を担当されるようになるまでの経緯を教えてください。
大学時代からwebサイトのコーディングやデザインに興味があり、web系の会社を探していました。その時に合同説明会で偶然ADWAYSの前を通りかかり、ノリで会社説明会を受けたのがきっかけです。
華やかなLPのデザインを紹介しているADWAYSに興味が湧き、選考に進みました。選考中に提出した課題に対して丁寧なフィードバックをいただけたり、人との繋がりを大事にする風潮が良いなと思い、新卒のデザイナーとして入社を決めました。
入社3年目近くで、チームのデザイン力の向上を目的としたプロジェクトに加入し、メンバーへ向けてデザインの講義やフィードバックを始めました。
そこからチーム全体のことを考えるようになり、リードデザイナーに昇格したという流れです。
現在は、ディレクターとしての業務を担当する機会も多くなりました。
また、表面的なデザインだけでなく、クリエイティブの訴求から考えられるデザイナーになるため、コンペ参加やラフ制作の勉強も行っています。
━━ 1日のスケジュールや働き方を教えてください。
10時くらいに始業します。
制作がある日の場合、朝にディレクターと制作内容のすり合わせを行い、18〜19時くらいに納品し、制作が終わり次第、組織改善プロジェクトの業務を行うことが多いです。
また現在、フルリモートでの勤務(2024年8月時点)で、リモートになってから4〜5年ほど経ちました。
コミュニケーションは全てオンラインでやりとりしています。
出社することも可能ですが、私は地方在住のため、今後出社が必須となることがない限り、リモート勤務が続く予定です。
━━ 業務を通して、どのようなスキルが身につきましたか?
デザイナー業務では、幅広い制作物やジャンルを担当することで、どのようなジャンルにも対応できるようになりました。
時には、あまり詳しくないジャンルの制作を担当することも多いです。
しかし当日納品が基本なので、制作をこなすうちに、すばやくリサーチを行い方向性を決め、デザインに反映させるスキルが身につきます!
また、デザイナーはディレクターから指示を受けて制作することが多いですが、ユーザーの視点に立った時に「違う伝え方の方が、より伝わりやすいのではないか」と感じた場合、自らディレクターに提案をすることもあります。
一方、ディレクターから作成したラフ*についてアイデアがほしいと相談されることもあるため、指示通りに作るだけではなく、ディレクターと一緒に“伝わるクリエイティブ“を作る意識も身についてきたと感じます。
制作に対して疑問を持った際、自分から相談や提案がしやすい雰囲気はADWAYSの強みだと思います。
一方、組織改善プロジェクトの業務では、リーダーをすることでコミュニケーションスキルが向上したと感じます。
例えばミーティングの進行や人前での発表、メンバーとの議論・まとめ、といったことに対する苦手意識がなくなりました。
私はもともと人前に出て喋ったり、リーダーとして他者を引っ張っていくことが苦手なタイプでしたが、毎回ドキドキしつつも数をこなすことで慣れていきました。
私のように人前が苦手な方は自らリーダーをしてみると良いかもしれません。(笑)
さらにディレクター業務では、他者へのデザインのフィードバックを通して言語化能力がついたなと感じます。
上がってきたデザインに対し、どこをどうすればさらに良くなるかを判断するデザイン能力と、言語化し相手に伝える能力が身につきました。
フィードバックの知識は業務でも役立っています!
━━ デザイナーとして重要なスキルは何だと思いますか?
客観視できることと、自分で考えてより良いものを出すスキルだと思います。
伝えたいことに対し、表現がマッチしていないクリエイティブを作ってしまうと、広告効果の改善やインストール数増加といった、本来クリエイティブを通じて達成したかったことが達成できなくなってしまうので、そうなっていないかを客観的に判断できる力が必要です。
制作中に迷ったときは、メンバーに相談することもあります。
また、ADWAYSのデザイナーはビジュアルの制作だけでなく、現在ディレクターが行っているラフ制作(ターゲット考察・キャッチコピー考案や入れる要素の検討など)を行う機会が増えています。
指示された通りに作るだけでなく、ユーザーの気持ちになって制作物を見て、本当にこれで伝わるのかを自ら考え、根拠をもとに提案できるデザイナーは強いと思います。
またデザイナーに限らず、リモートワークの場合は、極力やりとりをコンパクトにしたり、伝えたいことを分かりやすくするなどの相手を思いやる気持ちも大事です!!
━━ ADWAYSへの入社や転職を考えている方へ向けて、メッセージをお願いします。
ADWAYSのデザイン領域では、職種関係なくやりたいことを伝えれば挑戦できる環境が整っています。
挑戦できるといっても丸投げではなく、手厚いサポートがあります。
例えば動画のスキルを習得したいメンバーがいたら研修を担当してくれる方がいたり、静止画のレイアウト力を高めたい方がいたらそれが得意なメンバーに研修を依頼するといった助け合いが自然に行えている点も強みです。
他にも、デザイナーがディレクター業務も体験したいと言えば、ディレクターが出ている広告立案の戦略ミーティングに参加できたりします。
やりたいことを伝えることで常に変化していきたい方・向上心のある方に向いている環境だと思います!
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