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教えて!アドウェイズのこと オールドルーキーサウナ編

2022年、アドウェイズグループの会長、岡村陽久が子会社を設立し新規事業として始めた「オールドルーキーサウナ」。

なぜ、インターネット広告企業がサウナ事業を展開しているのか、昨今のサウナブームの中でどのような差別化を図っているのかなど、成り立ちや実態に疑問を抱かれる方は多いかもしれません。

今回はそんな疑問を、オールドルーキーサウナの店長を務める岡村にたずねていき、店舗のこだわりや事業を立ち上げた理由を聞いていきます。

教えてくれる人:オールドルーキーサウナ 店長 岡村 陽久

株式会社アドウェイズ取締役会長、オールドルーキーサウナ店長、オールドルーキーカフェ店長。 性格、柔軟 仕事人/趣味人 最終学歴、中学卒業
今回の聞き手:アド
アドウェイズの「事業」が気になる

DXを活用した、お客様にとっての理想のサウナ

岡村さんがサウナ事業を始めたのは、
アドウェイズの会長になってすぐのことだったんですよね
はい、リアルな場で新規事業を立ち上げるのは、
長年の夢だったんです

店長岡村:アドウェイズ設立から約20年、テクノロジーを用い、インターネット広告を大きく進化させてきました。ただその間、だんだんとネットだけでなくリアルな場も、DX化させていくことに興味が出てきたんです。

2022年、社長を交代し会長となり、アドウェイズの経営の第一線から距離を置いたタイミングで、そんな長年の夢だったリアルな場での新規事業をスタートさせました。サウナ事業を始めたのは、DX化との相性が良さそうだと思ったからです。

質の高いサウナを維持し続けるには、大きなコストがかかります。一般的にサウナ店の販管費は、家賃と光熱費、アメニティ、そして人件費が主となります。実はこの中で、人件費が一番かさむんですよ。ただ、それって、お客様の体験価値には関係がありませんよね。

銀座中央通り店

DX化を行い、人件費を抑えることができれば、利益を生み出せます。その浮いた分を家賃に充てれば、駅近のテナントや新しい建物を借りることができます。光熱費に充てれば、サウナの温度をアツアツに、水風呂はキンキンに冷やせる。アメニティもグレードをぐんと上げられる。言い換えればDX化により、お客様にとって快適なサウナ体験を提供することと、安定した運営の両立の、双方が実現できるということです。

サウナの持つ「特殊な効能」を世の中にもっと広めていきたいことも、事業を立ち上げた理由のひとつです。コロナ禍の際、メンタルを崩すアドウェイズ社員が増えていたのですが、そういった社員を自宅に呼び、一緒に筋トレをしてサウナに入る生活を3週間ほど続けたところ、みんなぐっすりと眠れるようになったんですよ。その時「サウナは人の心と体を健康にする」と思ったのと同時に、そんなサウナにたくさんの人が気持ちよく入れる理想の環境を作りたい、とも思ったんです。

「自信を持って、都内最強のサウナだと言えます」

「オールドルーキーサウナ」は、
岡村さんのお客様への想いが詰まった理想のサウナなんですね
はい。「アツアツ・キンキン・ガラガラ」をモットーにした、365日営業の、自信のサウナです

店長岡村:オールドルーキーサウナでは、顧客体験を最重要視するための最新の設備を取り入れています。私は自信を持って、都内最強、いや国内最強のサウナだと考えています。

モットーは「アツアツ・キンキン・ガラガラ」。具体的に言えば、サウナ室がとにかく暑くて、水風呂がキンキン。サウナは混んでいると、ととのいにくいため、常に店舗をガラガラにしたいなと思い、基本は会員制にしています。

六本木通り店

また、銀座中央通り店では、自動熱波機能によりアロマの香りをサウナ室いっぱいに広げたり、渋谷忠犬ハチ公口店では、おしゃべりしたら即退会の「絶対静寂サウナ室」と、おしゃべり専用「談話サウナ室」の2つのサウナ室を設置したりするなど、店舗によって異なるコンセプトで運営を行い、メインターゲットであるサウナ狂の皆さまが年中飽きない環境を整えています。

岡村さんは、店舗業務も行っているそうですね
掃除、点検、管理、お客様対応など、
基本的に店舗業務は店長の私が担当しています

店長岡村:アドウェイズグループには、合計1,000人ほどの社員がいるのですが、オールドルーキーサウナでは社員は取らず、基本は私ひとりで運営を行っています。サウナ室の管理は、遠隔での操作。店内の掃除もルンバと私、そして「おそうじ会員」のお客様に担当していただいています。

「おそうじ会員」とは、店舗清掃のお手伝いをしていただく代わりに、無料でサウナに入ることができる+賃金がもらえるアルバイト制度のことです。お客様が掃除を行うことで、他の利用者に対しての配慮や、公共の空間をキープする意識が高まり、自然に店舗全体の治安の維持にもつながっています。

こうしたシステムや環境でサウナ運営を行っている企業は、国内では私が知る限り、オールドルーキーサウナだけだと思います。

パウダールームには、店長岡村が自信を持って揃えたアメニティが常備(写真は銀座中央通り店)

「サウナに入ってそれでも悩んでたらそれが本当の悩みだ」

「サウナに入ってそれでも悩んでたらそれが本当の悩みだ」
このメッセージには、どんな意味が込められているのでしょうか
要は「悩み過ぎてサウナでも解消できないなら、もう本当にやばい」ということです

生きていれば誰しも、ストレスや悩み、葛藤、怒りなどの負の感情を抱きます。それらが蓄積され、寝れなくなったり、悪夢で目が覚めたりする。そのままの状態を続けると、どんどん気力やエネルギーがなくなってしまう。ただ、アツアツのサウナに入ると、そんな悩みや葛藤は、1mmも感じなくなるんです。

なぜなら、アツアツ過ぎて、ここで倒れたら死ぬ、と考えるほかないからです。キンキンな水風呂も、一瞬、命の危険を感じます。そんな極限の熱さと冷たさが悩むスキを与えてくれない。それを3回ほど繰り返せば、心身共に解放され、サウナに来る前に思っていた悩みや葛藤なんて、どこかに吹っ飛んで思い出せなくなるわけですよ。

そのまま家に帰れば、ぐっすり寝られることでしょう。そして、毎日サウナに通えば、自分の悩みはサウナに入ればなくなるくらいのものなんだ、と思えるようになるわけです。

だからこそ、サウナに入って、ストレスを感じさせてしまう店舗設計では、リラックスどころか逆効果になりかねません。顔認証入店も、店舗の最適な導線の確保も、1日3回の掃除も、お客様のストレスをさらに増やさないよう配慮した結果です。言い換えれば、オールドルーキーサウナに入っても解消できない悩みなら、もう本当にやばい状況だと思いますので、すぐに周りの人に相談をしてください。

岡村さん、ありがとうございました!
こちらこそ、ありがとうございます!

アドウェイズは、さまざまな事業を通じて価値を創造し、パーパスを実現してまいります


オールドルーキーサウナについて、アドウェイズグループの会長ならびにオールドルーキーサウナの店長、岡村陽久に解説をしてもらいました。

このnoteにより、少しでもオールドルーキーサウナ、アドウェイズグループの事業や価値観に興味を持っていただけたらなによりです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。