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様々なライフステージで奮闘する女性社員のはたらくリアル 広告事業本部 小山和純
様々なライフステージで活躍する女性社員にインタビューを行い、彼女たちのキャリアに対する考え方やプライベートとのバランスの取り方、仕事へのモチベーションを探っていく本連載。
「今のうちに幅広い経験を積み、状況に応じて柔軟な働き方を選べるように準備しておくことが重要だと考えています」
そう話すのは、アドウェイズ 広告事業本部 アカウントマネジメント第一Division所属の小山和純。2020年に中途採用で入社し、現在は広告事業本部にてリードマーケティングコンサルタントを務める彼女に、仕事やプライベート、キャリアへの向き合い方、これからの働き方を聞きました。
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私も、日曜の夜に「明日から仕事したくないな〜」と思うことだってよくあります(笑)
――これまで歩んできたキャリアや、現在の業務について教えて下さい
アドウェイズには2020年に中途入社し、今年で働き始めて6年目になります。入社のきっかけは、前職で感じていた「もやもや」をこの会社なら解決できそうだと思ったからでした。
当時私は、オフライン広告のセールスをしていたのですが、クライアントとの打ち合わせや要望を聞く度に、効果測定やターゲットの精度など、広告の成果に不透明さを感じることが多くなっていて。また、一人で多くの企業を担当するような、量重視の営業スタイルにも引っかかりを覚えていたんです。
そこで、デジタルを用いて課題解決に取り組みつつ、量より質を重視し、クライアント一社一社にしっかり向き合える企業を探していたところ、アドウェイズに出会いました。
面接時には、担当者と話が盛り上がり、「自分と相性が良さそうな人たちが働いている」と感じたことや、私がもともとゲームが好きだったため、興味のあるコンテンツを通じてデジタルマーケティングを学べることも、入社を希望した後押しとなりましたね。
なお、昨年の10月に人事異動があり、担当がゲーム領域から新規領域へ移りました。
今回の異動も当初の想定とは異なるキャリアチェンジだったため、引き受けるかどうか少し迷ったんです。とはいえ、こういう機会だからこそチャレンジしてみようと、一歩踏み出すことを決意しました。
――仕事のオンオフはどのように切り替えていますか
なるべく区切りを付けるため、例えば、食事の際は仕事をしないなど、些細な工夫をするようにしています。そんなの当たり前だと思われるかもしれませんが、こういうマイルールをいくつも敷くことで、心身のリフレッシュが図れ、結果的に業務効率が向上する気がするんです。
私も、日曜の夜に「明日から仕事したくないな〜」と思うことだってよくあります。とはいえ、給料をいただいている限り、責任を果たすのは当然だとも思っているので、今は前を向いて戦い続けています。その分、休日は朝早くから活動し、夜には飲み会に行くなど、自分でバランスを整えるようにしていて。今後も仕事とプライベートの両方で、自分なりの楽しみを見つけながら、日々を充実させていければ嬉しいですね。
営業職を続けることが、現実的ではなくなるかも
――将来的にはどのようなキャリアを描いていますか
短期的には、業界やマーケティングの知識をより身につけて、課題解決ができる人材に成長することを目標としています。その上で最近は、長く働き続けるためには、どのような仕事や環境が理想的なのかを考えるようになりました。
例えばこれから先、ライフステージが変化していくことで、現在の営業職を続けることが、現実的ではなくなるかもしれません。
現在、アドウェイズ社内においては、業務の性質上、結婚や出産後も営業職を続けている女性社員が少ないため、長期的に同じ職種で働き続ける自分の姿をイメージしにくいと感じることがあります。こうした状況を踏まえ、将来的に営業職で明確なキャリアイメージを持つことが難しい場合は、他の職種への転向も選択肢の一つとして考えているんです。そうした可能性を視野に入れながらも、最終的にはワーク・ライフ・バランスを大切にし、長く働き続ける道を模索していきたいと考えています。
もし、現時点での希望を挙げるとすれば……、結婚や出産を経験した女性社員とフラットに話せる場がもっと多ければ理想的ですね。
ライフステージに関する悩みを周囲に相談する際に、少なからずためらいを感じてしまうことがあるので。例えば、他部署も含めた交流の場があれば、より働きやすくなるかもしれません。
――ライフステージが変化することで、キャリアが狭まることへの不安はありませんか
特に大きな不安は感じていません。働き方の選択肢が限られることへの懸念は多少ありますが、それが「キャリアが狭まる」とは捉えていません。むしろ、今のうちに幅広い経験を積み、状況に応じて柔軟な働き方を選べるように準備しておくことが重要だと考えています。
そういえば、私はよく周りから「浮き沈みがなさそうだよね」と言われることがあるんです。でも、自分では特別意識しているわけではなく、常に一定のスタンスで仕事に向き合っているだけで。仕事に責任を持ち、やるべきことをやるのは当然だと考えているので、目の前の業務に全力で取り組む姿勢が、そう見えているのかもしれません。
よく、後輩社員には「会社が世界のすべてではない」とよく伝えています。忙しくなればなるほど、自ずと会社中心の世界にとらわれ、プライベートを疎かにしてしまったり、悩んでしまうこともあるかもしれません。しかし、極端なことを言えば、会社を辞めても人生は続きますよね。つまり言い換えると、自分の生活の中に会社や仕事があるべきだ、と思うんです。
ひとまずは、こうした姿勢を大切にしながら、一歩ずつ自分なりの働き方を模索していきたいと考えています。
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アドウェイズは「キャリアビジョンの実現」をサポートする会社です
今回は「わたしの働き方」と題し、仕事や家庭、キャリアへの向き合い方についての話を、セールスとして働く女性社員に伺いました。
アドウェイズでは、ライフイベントを経験する中でキャリアにギャップを感じたり、望まない職種変更や働き方の調整を迫られる状況を避けたいという思いから、女性社員が自分らしいキャリアを追求できる環境づくりを推進しています。
女性管理職の割合を、2025年までに25%まで高める方針を掲げ、2024年はじめには、新しく女性社員が社内昇格で役員に登用されるなど、社員全員が安心して成長できる環境を目指し、また女性という属性に限らず、「働きたい」という意思や「チャレンジをしたい」気持ちを持つ社員に、いきいきと働いてもらえるような環境作りを、社員の声も拾いながら、一緒に取り組んでいきたいと考えています。
今後も、megaphoneでは社員の働き方を、生の声を通して伝えていきます。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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