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クラシックネガ風で、大阪「いしばし商店街」

どうも、安部スナヲです。

映画館にも飲み屋にも行けず、音楽(ライブ)も出来ないとなれば、もう私には写真を撮るしか、アクティビティを保つ術がないのであります。

この日(5月23日 日曜日)、そろそろ紫陽花がええ時季やなぁ…などと思いながら、比較的近場で雰囲気のある紫陽花が撮れそうな「久安寺」に出向こうと、カメラを持って出かけました。

「久安寺」は大阪府の池田市にあります。

電車でのアクセスは、阪急電車宝塚線の池田。そこからバスに乗るのですが、この日、私は何を思ったか、ひとつ手前の「石橋阪大前」で降りてしまいました。

しかもそのことにしばらく気がつかず、あらゆる角度に首を傾げながら、久安寺行きのバスが出ているバス停を半べそ状態で探していましたが、やがて自分のケアレスミスに自嘲。

むかしから、この沿線での「石橋」と「池田」を混同する習性がありました。

コンピュータで喩えるなら「バグった」というようなことでしょう。

ならばいっそと開き直って駅周辺の「いしばし商店街」をスナップしました。

この商店街は駅を起点にした三叉路、それぞれの通りが商店街になっていて、ちょっと面白いレイアウトです。


駅の西側、地元の台所的なアーケード街「赤い橋通り」「阪大下通り」

昔ながらのビンテージな貫禄お店も多いです。



この居酒屋さんの踏切警報機風の看板はつい撮りたくなります。



路地を辿るように歩いてみると、意外なところに繋がっていたりして、ただ歩くだけでも飽きませんが、やはり街撮りスナップにおける醍醐味は路地にありますね。



箕面線線路とそれを跨ぐ高架のクロス。
これらの光景もダイナミックで懐かしくて好きです。 


たまたま降車駅をまちがえた成り行きですが、自分の生活圏内ではない街の商店街には、街撮りのワクワク感が詰まってるなとあらためて感じました。


【撮影メモ】

カメラ:FUJIFILM X-T3
レンズ:X F35㎜F1.4R
X F18-55㎜F2.8-4RLMOIS

今回の設定は素朴な下町商店街の風情に合わせ、フィルムカメラが主流だった子供の頃、誰もが使っていた手頃なネガフィルムのイメージ。

FUJIFILM「Xシリーズ」の最新機種には、「クラシックネガ」というごく一般的なネガフィルム「スペリア」をモデルにしたフィルムシミュレーションモードがあります。

クラシックネガの解説👇
X-Pro3 Stories, #2 銀塩フィルムから学ぶ | | 富士フイルム Xシリーズ & GFX
 

残念ながら一世代前のX-T3にはそのモードは非搭載なので、「プロネガスタンダード」をベースに、「クラシックネガ風」にカスタム設定しました。

ポイントはホワイトバランスを6700Kと、やや暖色系に振ること、ハイライト、シャドウ、シャープネスをプラスにし、コントラストを高くすること、グレインエフェクトをオンにしてフィルムっぽい粒状感を出すことなどです。

この設定はFUJIFILM Xシリーズのフィルシュミレーションを応用したモード設定を紹介している海外サイト「FUJI X WEEKLY」と、higekoiさんという方のYouTubeチャンネル「45HOUSE /higekoi」を参考にしました。

ご興味ある方は是非、リンクからこれらのサイトを覗いてみてください。




いしばし商店街 - 阪急石橋駅と直結!古き良き昭和の香り漂ういしばし商店街

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