月刊プレイリストボーイ2022年11月号
【11月のプレイリスト】
01.The Lion/Gaiende/ユッスー・ンドゥール
02.Lighthouse/ダニエル・ラノワ
03.Turquoise Sea/リトル•クリーチャーズ
04.昇天/東京60WATS
05.Lobbo/Vieux Farka Touré &クルアンビン
06.Rebel Waltz/ザ•クラッシュ
07.続・無修正ロマンティック~泥仕合~
/カーネーション(feat.大森靖子)
08.Cry/ゴドレイ&クレーム
09.パレードを追いかけて/ザ・コレクターズ
10.Come Talk To Me(Live)
/ピーター・ガブリエル
【メモ】
アフリカのポピュラー音楽は存外モダンで多分にシティポップ的であったりするのだけれど、このような気が狂ったビートを喰らうと「アフリカ遺伝子スゲー」としか言いようがないのである。この曲はセネガルのナショナルサッカーチームのテーマ曲だった筈。なんか今盛り上がってますね、サッカー。
ダニエル・ラノワのピアノアルバムから。ヘビロテ。アンビエントに局所的なローファイをまぶしてくるとこがラノワっぽい。このモコモコくぐもった音色のピアノとか。
「STUDIO SESSION」というくらいだから、全曲スタジオでの一発録りと思われる。ミニマルなアコースティック編成で音数少ないがグルーヴィー。一聴シンプルだけど緻密な計算がないとこういう風にはならないんだろうな。こういうの、いちばん憧れる。憧れるのは自由やん。
初期の東京60WATS。迸っとんなぁー。
クルアンビンとマリのミュージシャンVieux Farka Touréのコラボアルバム。マリ共和国がフランスから独立した日から62年と1日目の2022年9月23日にリリースされた。揺蕩うエキゾチカ。ホンマのヘビロテはこれ。
サウンド的にも思想的にも前曲の流れからシックリ来た。ハプシコードと管楽器のアンサンブルが美しいワルツ。でもストラマーが歌うのは「オレたちはこの戦争に勝てないことを知っていた(we knew the war could not be won)」切ない。
カーネーションと大森靖子。ほぼ親子ほどの歳の差でも、このようにサブカル貧乏の青春を共有できるのが素晴らしい。
泣いてる人の顔がオーバーラップしていく、あのヘンテコなミュージックビデオは、ひとしきり泣いたらスッキリすることを表してるんだと思う。
ザ・コレクターズの新譜から。ロシア・ウクライナ戦争を歌った曲の後に来る、この前向きさ全開のキラーチューンは素直に感動した。本当は「君」という人称で広くあまねく誰でも励ますようなメッセージは苦手なのだけど。健気にいっぽん気にRockをやり続けて来た彼らの信念と歓喜を前にしては、何も言えません。
1994年。ピーター・ガブリエル「secret World tour」の日本公演を観に行った。一曲目の「come talk to me」でマヌ・カチェが放ったドラム乱れ打ちは、今でも時々、眩暈を伴ってフィードバックして来る。やっぱアフリカ遺伝子スゲー。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?