サイレン
日本にいる時、真夜中に窓を開けて寝ていると救急車やパトカーのサイレン音で目が覚めることがありました。近くでサイレンが止まると、自分の今いる場所の近くで何かあったんだなと思うことも。
こちらでは、真夜中にそのようなことは起こりません。なぜなら、遅い時間にサイレンは回っても音は鳴らないからです。ちなみに、これは私見ですが、日本に比べてサイレンの光は強い気がします。これは窓があれば眩しいと思うことはあるかもしれませんが、音より周囲に迷惑になることは少ないと思います。
一度、家の近くで火災がありましたが、サイレンで目が覚めることはありませんでした。その時、気づいたんです。真夜中にサイレン音を鳴らす必要はないと。混雑時に道が塞がらないように、サイレンを鳴らすのは理解できますが、空いている場所でのサイレンは意味がない。周りの人に配慮し、合理的な考え方だなと思いました!
また、ドイツでは高速道路に救急車やパトカーのみが通れるレーンがあったり、二車線でもドライバーは即座に左右に分かれて、真ん中をあけるルールがあります。そして、車が混雑していて救急隊が通れないことはないそうです。日本も避けるルールはもちろんありますが、広い道が多いドイツではもっとスムーズに道を譲ることができますよね。