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台湾5日間を6,800円で過ごす!クレジットカードを日本に忘れ学んだこと
まず、事の顛末を簡単に説明すると、クレジットカードをコンビニのコピー機に置き忘れたまま成田空港に到着したという大アクシデントがありました。
コンビニから海外へ郵送することはできないと言われたので、知人にコンビニへわざわざカードを引き取りに行ってもらった上、日本から台湾に郵送してもらいました。
この時点で、人は1人で生きていけないということを強く感じました。
私は、親から「1人で生きていけそうだよね」と言われることが多かったり、だいたいのことは平均位にはできたりと、人を頼るよりも自分でやったほうが早いと思うことが多くありました。
心理学のことを勉強していても、人に合わせてコミュニケーションを取ることと自分の取りやすいコミュニケーションとどちらを優先すればいいのかと考えることがありました。
それを心理学の先生に質問したら、「1人で生きていけるなら人に合わせなくていいと思う」と言われたことがとても印象的でした。
心の何処かでは1人でいい、1人でいたほうが楽、1人で生きていける、こうどこかで思っている自分がいたんだと思います。
そのあとにクレジットカード置き去り事件。
誰かを頼らないといけない場面に直面。
人と深く関わることが苦手だし怖い私は、誰に頼っていいのか正直全然思いつきませんでした。
悩みながらラインを見返して知人にお願いすることができ、「あぁ、やっぱり1人で生きていけないんだな」と身に沁みました。
あとは無事に受け取れるのを祈るしかないのでどう台湾で過ごすか。
あまり現金も持っていっていないので5,000円を台湾ドルに両替、あとはクレジットカードで事前決済していた交通系ICカードにチャージされている1,800円合わせて約6,800円でクレジットカードが受取れるまでの5日間を過ごすことになりました。
今振り返ってみると、食べたいものは食べたし行きたいところには行ったしめちゃくちゃ満足しています。
そして、お金のありがたみがとてもよくわかりました。
100円を躊躇する中学生に金銭感覚が戻りました(笑)
でも、お金が理由で諦めたことはほとんどありません。
全く無いといえば嘘になりますが、本当に必要かそうでないかがよりシビアになったというだけです。
ネットでレストランのおすすめを見た、ちょっと高い…それでも行きたいと思ったら行く、お金ないしまあいいかと思っていかないならそれまでだったということ。
だから、本当にこれ食べてみたい!って心から思ったときだけお金を使おうと決めました。
私は「まあいっか」でなんとなくお金を使うことも多かったので、なんとなくでお金を使わないようになったのはすごくよかったことでした。
九份にも行きましたが、食べたい!と心惹かれるものがなかったので何も食べませんでした(笑)
ちゃんと何にいくら使ったのかを記録するようにして、細かく使った金額をまとめるようになりました。
あとから計算して「私こんなに使ってなかったの!?」とびっくりするくらいには、お金を使ってない感覚がありませんでした。
ローカルフードもたくさん食べたし、行きたかった九份にも行けたし、街歩きも楽しかった。
※台北→台中→台南へのバス移動は、手持ちのお金では足りずネットで事前決済しました。
交通費足りない、次の街に移動できない!と焦ったのもいい思い出(笑)
成田空港でクレジットカードがないと気付いたときは『海外行けないのかな…』と弱気にもなりましたが、結果良ければ全て良し!!
台南の宿泊先でクレジットカードも無事に受け取ることもできて、自分のお金に対する意識を変えるいいきっかけになりました。