ハロー!!
生成AIの世界を冒険するスティーブです!!
今日も、みんなと一緒に、生成AIの世界を一緒に旅して、
あっと驚くような発見をいきたいと思います!!
※Googleスプレッドシートでもテンプレートを作りましたので、
リンク先にアクセスし、プロンプトのテンプレートをコピーし、
編集後、生成AIで実行していただければと思います。
1. 既存のテンプレートを確認する
指示文と文脈がそんなに複雑でない場合、ある程度思うままに書いてもいいのですが、複雑になったときに、工夫が必要になります。
私の考えでは、汎用的なプロンプトのテンプレートを作成することで、1000個の文例から探す必要がなくなり、より効率的に作業を進めることができると思います。
まず、今までどのようなテンプレートがあるか、生成AIに聞いてみたいと思います。
プロンプト
chatgptに問い合わせるためのプロンプトのテンプレートにはどんなものがあるか教えて
ChatGPT 回答
うーん、これは求めていたものとは少し違います。もっと汎用的なものを求めていたので、質問の仕方を変えてみます。
chatgptに問い合わせるためのプロンプトのテンプレートで、汎用性の高いものを教えて
ChatGPT 回答
うーん、これでもないようです。実は、みなさまも聞いたことがあるかもしれませんが、「深津式プロンプト」のようなものを探していました。
「深津式プロンプト」とは何か。ChatGPTに聞いてみたいと思います。
深津式プロンプトとは何ですか?
ChatGPT 回答
なんと!!ChatGPTが知らないみたいです😥
Geminiに訊いてみましょう。
深津式プロンプトとは何ですか?
Gemini 回答
私が求めていたのはこれです😀
ただ、使い方について知りたいので、使い方について聞いてみます。
深津式プロンプトの使い方を教えて
Gemini 回答
なるほど、こう使うのかと思いつつ、いやちょっと待って、ちょっと違うのではないかと思った。
(これは以前にgoogle検索で確認したことがあったから違うと思いました)
そこで、情報源が間違っているのかと思い、情報源を教えてと付け加えてみました。
深津式プロンプトの使い方を教えて
情報源のURLも教えて
Gemini 回答抜粋
回答はほぼ同じなので、情報源のところだけ抜粋します。
以下のURLの深津式プロンプトは以下のようになっていました。
https://www.ai-brainy.net/hukatsu_prompt/
うーん、これはどういうことか。「[無効な URL を削除しました]」にある、もう一つの情報源が間違っていたのか。
おそらく、そうではない。以下のGeminiの回答にあるように、Geminiが深津式プロンプトは3つの要素を持つものと解釈し、そのような要素を持つプロンプトの形式をGeminiが作ったということだ!!
つまり、URL内に書かれたものをそのまま出力するのではなく、Geminiが解釈を加えた上でアウトプットしている。結果、違ったものが出力されている。
これはある意味問題ですね😥
今回のものは深津式プロンプトの形式そのものが意味のあることで、同じような要素を持っているからそれでよいというものではない。
これはひとつ勉強になりましたね。
Geminiが学習したものを解釈してアウトプットする。言ってみれば要約と似た感じかもしれない。
本文に書いてあることを要約や言い換えをして、アプトプットすることがある。そのため、本文そのものがアウトプットされるとは限らない。
そうなると、google検索で情報源のWebページを見た方がよいということになるのではないか。ここで、一つ教訓が生まれましたね。
[教訓]
生成AIは情報源を学習、解釈した上で出力しているので、情報源のそのままの文言でない可能性がある。そのため、google検索で情報源のWebページを見た方がよい場合がある。
ここは生成AIの気を付けるべき点ですね。プログラミングとかする際には注意が必要な気がしました。
プログラミングはそのプログラムの書き方自体に意味があるのに、それを生成AIが解釈して同じような別のもので出力されたら困ると思いました。そのあたりもおいおいやっていきたいですね。
話を戻して、今回のテーマである生成AIのテンプレートを進めて行きたいと思います。
2. テンプレートを考えてみる
私の仮説を提示したいと思います。
深津式のものから条件と出力を入れつつ、目的、役割を追加しました。
以下に従い、回答してください
一つ一つ解説していきましょう。
以下に従い、回答してください
ここがいわゆる指示文になります。そして、指示文を毎回変えるのが大変なので、固定してみました。
また、細かいのですが、どうやら指示文は丁寧語の方が出力の長さや質が向上するという。
Chatgptのプロンプトで丁寧語の方が良い理由を教えて
Gemini 回答抜粋
一つ目の丁寧な言葉使いがChatGPTに真摯な態度でタスクに取り組むよう促す、という部分はよくわからないですね🧐
とはいえ、個人的には丁寧にすることで結果が変わるというのは反対です。
Linuxのコマンドとかは誰もが同じコマンドを打てば、同じ挙動をする。
同じことを聞こうとしても聞き方によって答えが変わるとなると、これをするときにはこう書けば良いというのが提示できない。
だから無限にプロンプトの例文が増え、しかも生成AIが学習するから将来的には答えも変わる可能性があるという。
そのため、できるだけ聞き方をテンプレート化することで答えのブレをなくしたいという思いがある。
ちなみに、英語だと「Please」や「Could you」などつけず、いきなり命令文として動詞(Write)から始まります。
そのあたりはどうなんでしょう。
プロンプト
Give examples of directives and context prompts.
ChatGPT 回答より抜粋
話を戻して、次の解説に移ります。
#目的
これはChatGPTに何のために実施するのかということを教えます。大抵、指示文にこれを入れるのですが、指示文は上記で書いたように固定なので、ここで目的を記載します。
#役割
ChatGPTに対しては「役割」や「立場」を明確にした方がよいというのがあるので、ここでそれを記載します。
#条件
指示文に対する条件、例えば、30文字などを記載します。
結局のところ、プロンプトで同じことを聞いたら、同じようなことが返ってくるようにするには、条件を多くすることで回答が絞られてくると思います。とは言え、プロンプト集反対派としては、できるだけシンプルにしたいと思います。
#出力
出力結果に対する内容、例えば、箇条書きで、表形式でなどを記載します。
3. プロンプトのテンプレートを使ってみる
では実際にテンプレートを使ってみましょう!!
以下に従い、回答してください
chatgptを活用して業務を効率化する
会社の業務効率化の担当
不動産会社
最も効率化される業務TOP5
箇条書きで
ChatGPT 回答
Gemini 回答
copilot 回答
うーん、どの回答も素晴らしい😀
なんか、コンサルタントとかに相談したら出てきそうな回答ですね。
これを1分とかそれくらいで出してきますからね。
見事ですね。
やはり、こういう回答を見ると、ChatGPTは使うべきだと思いますね。
今まではその業界の知識があり、それに基づいた回答ができていたと思うのですが、ChatGPTはその知識を持った状態で回答するので、専門的なことでも答えてしまうところが、驚くべき点ですね。
以下に従い、回答してください
chatgptを活用してミスをなくす
会社の経理担当
最も効果的な方法TOP5
上司に提案する形式で
Gemini 回答
部下がこんな提案書持ってきたらどうだろうか。
いやー、よく調べたね。私もChatGPTはどんなものか知らないが、
こんなことができるのか。費用対効果も書いてあり、導入の検討余地が
ありそうだな。今度の会議で提案してみよう、となるかもしれない🌝
それくらい、見栄えが良い😀
まあなので、みなさまもこのテンプレートを使って、いろいろと聞いてみてください。
改めて、テンプレートは以下です。
以下に従い、回答してください
Googleスプレッドシートでもテンプレートを作りましたので、こちらもアクセスし、プロンプトを実行する際にこちらからコピーし、編集後、生成AIで実行していただければと思います。
最後はスティーブからのメッセージをChatGPTに作ってもらいました。
英語になったので、出力で「日本語で」としています。
(なしでやってみて日本語なら記述する必要はありません)
以下に従い、回答してください
#目的
旅の終わりのみんなへのメッセージを書いてください
#役割
生成AIの世界をナビゲートするナビゲーターのスティーブ
#条件
5行程度
それぞれの文章の後は1行空行をいれて
最後に以下を必ず入れる
アディオス
by スティーブ
#出力
日本語で
私たちの生成AIの冒険が今日で一区切りです。
この旅を通じて、皆さんが新たな発見やインスピレーションを得られたことを願っています。
何事も終わりは新しい始まりの前触れ。次の冒険に向けての準備を始めましょう。
これからも探究心を忘れずに、新たな知識を追求し続けてください。
アディオス
by スティーブ