Advanced Squad Leader (ASL) 勝利への道:戦術探究 実戦編 BLOCK BUSTING IN BOKRUISK 攻守変えて2戦目 @ミドルアース大阪
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★今年は、これで休日を使い切ってしまい(現状、年休2日なので)、また余暇もなくなって、対面プレイもnoteの更新も今年はこれが最後です。来年の抱負は「月休2日制」♪
シナリオの概要(再掲)
1944年6月29日、ベラルーシ バブルイスク
中央軍集団が崩壊しつつあるなか、ヒトラーに「要塞」とされた地域の多くは、ソ連軍の電撃侵攻によって切り離され、包囲されました。バブルイスクは、まさにそのような要塞都市でした。そこでは、いたるところにトーチカや古い戦車の砲塔が据え付けられ、街を東側からカバーするように、塹壕などの土塁が張り巡らされていました。しかし、ソ連軍の攻撃は、ドイツ軍が対処しがたい北と南の側面から行われました。静的な外陣を突破した後、ソ連軍の攻勢は血みどろの市街戦と化したのです。
プレイエリアは以下のとおり。右が南。
ソ連軍の勝利条件は、ゲーム終了時に地図盤1番のヘクス列Oの南にある5つの複数ヘクス石造建物のうち4棟を支配することです。
防御側のドイツ軍の初期戦力は以下のとおり。ELRは3です。
ヘクス列I及び南に配置
ヘクス列I及び北に配置
地図盤1番に配置
攻撃側のソ連軍の初期戦力は以下のとおり。ELRは4です。地図盤3番に配置。
攻撃側のソ連軍は第2ターンに増援があります。右盤端より進入します。
SSRは以下のとおり。
1. ECは乾燥、風は無し。
2. 車両は林や建物のヘクスに初期配置不可。
3. 6-2-8と3-3-8は突撃工兵。
4. ソ連軍はエリート部隊。
ゲームの長さは8ターンです。
今回は当方が、攻撃側のソ連軍を担当します。
初期配置の考察からプレイの終了までの流れ
自分がドイツ軍担当のときは、いかにソ連軍の増援が最前線に到着するのを邪魔するかに腐心しました。
それが功を奏して、勝利に貢献しました。
攻守変わった今、逆にソ連軍の増援の最前線到着がいかにスムーズにできるかがが、カギとなります。
それを考え、2~3ターン目に、歩兵砲と自走砲が進撃路に煙幕を張れる位置取りをしました(SU-85を建物内に置いてしまったのはSSR見落としですが)。
対戦が始まって、鉄条網が最前線の道路を通せんぼしているのを認めます。自分も先の対戦では、同じ場所に置いたので、このシナリオでは定跡なのでしょう。
さて、煙幕は、敵のスタックが積み重なっている建物の上階に打ち込みました。
1個分隊が、臨機射撃で爆薬もろともKIAで消えてしまいますが、ほかは無理なくちょこっとの進撃ができました。また、 路上に用心なく置かれたIII号突撃砲G型は、ISU-152から正面撃破されました。
続いて、第2ターンが始まって思ったのは、ドイツ軍はこちらの増援の早期到着を、何としても阻止しようとは考えていないらしいことです。76mm対戦車砲が現れて、SU-85を撃ち取りましたが、その脅威はすぐに煙幕で無効化されたので、増援の戦車とトラックは安心して前線に向かっていきます。
第3ターンには、KV-1S戦車は鉄条網を乗り越え、続くトラックの先頭はボグ。後続のトラックは、すぐ後ろで乗車兵を降ろします。
こちらの思惑どおり、早期に初期配置部隊と増援部隊が合流できたことで、突進力がつき、敵を圧倒し始めました。中盤で前面の2つの建物からドイツ軍の部隊を蹴散らします。
後半戦に入っても、その勢いはとどまることを知らず、50mm対戦車砲が登場しても大勢に影響はなく、終盤でドイツ軍はほぼ撃滅。衆寡敵せずで、ドイツ軍は白旗を掲げました。
対戦が終わって実感したのは、増援が前線に到着するまで、長い距離を進ませるシナリオは、防御側がその増援をできるだけ遅延させることが、勝敗を決める大きな要素になるということです。今回の対戦で、そのことが証明できたかと思います。
では、また来年。「年休2日」→「月休2日制」という大望を達成次第、更新を復活します。