偏差値40台でも私立中学を受験する意味
娘は中受偏差値40台の学校に通っていますが、受験時の偏差値よりは結構上で、入学当初から成績は苦戦。授業進度は普通に速く、中2以降はいわゆる赤点も多く、だいぶ自信を失ってもいたけど…個別塾でコツコツ頑張ってきた甲斐もあり、赤点科目の素点が軒並み倍増。そしたら自信もついてきたようで。
偏差値30台でも中学受験させた意味や、私立中に通って身につけてほしいモノは結局、自己効力感に尽きると思います。
私もやれば出来るんだ、と感じてくれるようになれば、それだけで中学受験の意味はある。
もし娘が持ち偏差値通りの中学に入って、成績が普通だったら自発的に個別に通おうとも努力しようとも思わなかったはず。
自分より出来る子が大勢いる学校を選ぶ意味はここにあるのです。深海魚になることを親は恐れてはいけない。むしろ我が子を環境が引き上げてくれると期待した方がいいと思います。
発展途上の娘ですが、どこまで伸びるのか、どういう将来を目指すのか、純粋に楽しみです。
心理学の勉強でたびたび出てくる研究結果なのですが
ーー所得、学歴よりも「自己決定」が幸福感に強い影響を与えている
我が子の幸せのための中学受験です。二月の勝者での作者の主張も実はこれだと思っています。