【アドソル日進】2025年3月期第1四半期決算を発表しました

アドソル日進株式会社　IR担当

2024年8月7日 16:35

こんにちは。アドソル日進（東証プライム3837）IR担当です。
当社は2024年8月7日に、2025年3月期第1四半期決算を発表いたしました。

本記事では、決算概要をお伝えいたします。

1. 決算ハイライト

(1) 2025年3月期上期（4～9月）業績予想上方修正

・電力関連を中心に各セグメントで期初の想定以上に営業活動（新規案件獲得、体制拡大、単価改定やコンサルティングシフト）が進展
・戦略投資等による販管費の増加を、売上総利益率の良化により吸収

■　通期予想に対する見解
・生成AI、データセンター等における電力需要の増大などを背景に主要顧客（エネルギー関連等）において、ICT投資が拡大。好調な事業環境が継続する見通し
・下期の受注（上振れ）、及び戦略投資（追加投資を含む）を精査中
・通期業績予想の修正には、上期の上方修正分に相当する額のみを加算した状態

(2) 2025年3月期第1四半期業績ポイント（売上高）

全四半期を通じ、過去最高の売上高を更新！

■　主な増収の寄与状況
社会インフラ：エネルギー分野（電力・ガス領域）、公共分野
先進インダストリー：サービス分野（決済・カード領域）向けのDX案件

(3) 2025年3月期第1四半期業績ポイント（営業利益）

全四半期を通じ、過去最高を更新！

■　要因分析
戦略投資等による販管費の増加を、売上総利益率の良化が吸収
- 売上総利益率：29.0％（前年同期比＋1.2ポイント）の良化
　・契約条件の見直し
　・コンサルティングなど上流工程の対応拡大
　・品質強化施策
　・ベトナムでのオフショア開発等
- 販売管理費：計画通り
　・人材育成（新入社員、技術力強化（AI他）、コンサルティングなど）
　・九州支社　オフィス移転・リニューアル準備
　・ベトナムでのオフショア開発体制強化

(4) 2025年3月期第1四半期セグメント別業績（売上高）

2. ビジネストピックス

(1) 成長事業へのシフト：エネルギーマネジメントによる電力消費の最適化と脱炭素の実現

【エネルギーマネジメント】
・電力消費の見える化・分析等を通じて、電力消費の最適化に貢献するICTシステムで、コスト削減・レジリエンスの強化、サステナブル経営の実現に貢献
・AIの活用も含め、エネルギーのコントロール・分析ビジネスに取り組む

(2) ベースロードの強化：データ利活用やDXに貢献する新サービスの提供開始

・クラウドシステム対応、アジャイル開発の豊富な実績・ナレッジと、
ベトナム・ダナン開発センターを活用したグローバル開発をパッケージ提供。低コスト、効率化により、お客様の飛躍的な成長に貢献

(3) ビジネスモデルの転換：上流工程 (コンサルティング) へのシフト

・「社会インフラに特化したITコンサルティング企業」への転換
　　→「システム開発力」「技術力」「業務ノウハウ」を武器に、コンサルティングから、ICTシステムの開発、保守・運用までトータルに対応
・コンサルティング人材の育成開始（第1期生：全社選抜50名）

(4) グローバル開発の拡大：ベトナム・ダナン開発センタの取組み

・「アドソル日進ダナン開発センタ」を移転・リニューアル（2024年6月）
・アジャイル開発に強みを持つ関連会社の「Techzen（テックゼン）社」を中核に、オフショア開発サービスを提供
・ベトナム・ダナン大学と「ITトレーニングセンター」を共同運営（2024年4月～）

引き続き、2030年以降の持続的な成長に向けた施策を進めるとともに、株主の皆様への還元を強化してまいります。
今後とも、アドソル日進をよろしくお願いいたします。

【お問い合わせ先】
アドソル日進株式会社経営企画室広報・IR担当
TEL（代表）：03-5796-3131
email：ir@adniss.jp

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