ゆうたくん
最後に会ったのは高校生の時だった気がする。
ゆうたくんは幼馴染で家は3軒隣ということもあり、物心ついた頃から小2か3で彼が転校するまでほとんど毎日遊んでいた。毎日毎日飽きもせず秘密基地を作った。彼には姉が2人いて、たまに一緒に遊んでくれていた。
今となってはそれが本当にそうだったかもうわからないし、これもカウントするには幼すぎるが初恋だったのかもしれない。まあ常に一緒にいるので、幼児の脳内では大人になってもずっと一緒にいるものだと思っていたんだろう。ゆうたくんとこのままずっと仲良しで友達で結婚するんだと。肯定もしなかったけれど決して恥ずかしがって突っぱねることもしなかったのでそれも居心地が良かったのかも。
彼が大分に引っ越して随分経ってから彼の姉の子供をばあちゃんに見せるとかで帰省してきたので会いに行った。何というかきれいにオタクになってた。最高だな幼馴染。この時にメールアドレスを交換してしばらくやりとしていたのだが、恋バナになって好きな女子とか気になってる子とかおらんのか〜?などと軽口叩いてたら、幼稚園生からこの今までずっと私が好きだったと告白され驚いた。それなんてラノベ?(当時付き合っていた人がいたので丁重にお断りした)
それからまた数年後、facebookで結婚した事を知った。何かもう超感慨深すぎた、、子供もゆうたくんみたいにチーター好きなんかな(足速いからかっこいいという理由)この先会うことがあればチーターのぬいぐるみと水前寺清子のレコードプレゼントしようかな。死ぬまでにもう1回くらいは会いたいなあ幼馴染。