台風1号ヴォンフォン2020の進路予想図
2020年5月12日の夜に発生した令和二年の台風第1号「 ヴォンフォン 」の進路予想図を速報で、お伝えします。
アメリカ海軍JTWC合同台風センターの進路予想図
上記の台風1号の進路予想は米軍JTWCが公開しているヴォンフォンの経路図です。
180000Z --- 22.9N 125.7E最大持続風-050 KT、GUSTS 065 KT
参照元のリンクURL⇒ Joint Typhoon Warning Center
上記の意味は、5月18日の午前9時に北緯22.9°N、東経125.7°Eの位置に台風1号が移動しますよ、という意味のテキスト文です。
さっそく18日に米軍が予想している台風1号の存在場所をGoogleマップで表示させてみます。↓
「 180000Z 」のZは「 Zulu time 」の略で世界協定時=UTCなので、日本標準時の「 JST 」に+9時間を足して修正します。
つまり、2020年5月18日の午前9時に上のGoogleマップの位置に台風1号が来るというのが、米軍JTWCの予報です。
あくまでも進路予想図なので、今後は変わる可能性が大ですが、沖縄県糸満市の南端から、405.71km( 252.10 マイル )南西のフィリピン海の海上に位置しています。
台風の強さなどに関する、さらに詳しい情報は別ブログにて記載しています。↓
台風1号2020年の米軍JTWCとヨーロッパ予報の進路予想図
日本の気象庁の台風1号の予報は
気象庁公式HP「 台風経路図/台風第1号 ( ヴォンフォン )令和2年5月12日22時20分発表 」[ https://www.jma.go.jp/jp/typh/index.html ]を、「 note 」のブログ運営者が加工して作成。
気象庁の予報部は、2020年5月12日の午後10時20分に「 台風第一号の発生 」を発表しましたね。
進路予想図をみても、フィリピンに上陸後、縦断して北上後に方向を北東に変えて、日本列島に向かっています。
さらに、15日の午後3時の予報では、中心付近の最大風速が毎秒40m/s( 75ktノット )と、「 強い階級の台風 」に成長します。
ですが、日本の沖縄県に向かう頃には既に減衰しているので、日本列島への上陸の可能性は限りなく低いと思われます。
ヨーロッパECMWFの台風1号の進路予想図
画像引用URL⇒ Mean sea level pressure and wind speed at 850hPa
上の画像がヨーロッパ中期予報センターが公表している5月15日の午前9時( JST換算 )時点の予報図です。
米軍JTWCや気象庁の予報と違って台風1号の姿が見えませんね。
この様に、気象機関によって予報にバラツキはありますね。
ECMWF以外の7つの気象予測データの台風1号は
上記画像の引用元URL⇒ Integrated Multi-Agency Tropical Cyclone Forecast
7つの気象機関名は、以下の通りです。↓
・HONG KONG■HKO/香港天文台
・USA■JTWC/アメリカ( 米 )海軍の合同台風警報センター
・JAPAN■JMA/日本の気象庁
・BEIJING■NMC/中国の国立気象センター( 中國中央氣象台 )
・TAIWAN■CWB/台湾の中央気象局( 台灣中央氣象局 )
・KOREA■KMA/韓国の気象庁
・PHILI.■PAGASA/フィリピン大気、地球物理学および天文サービス管理局
当然ながら多少のバラツキは出ますが今回の台風1号の進路予想図は、ほぼ7つとも一致していますね。
5月18日の午前9時には沖縄県の南東の位置に移動しています。
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