昨日、仕事を辞めたいと伝えました
3/15(水)に、直属の上司(係長レイヤー)にやめたいという意向を伝えることができました。
明日、部長レイヤーの上司にお話ししよう、早めのほうが良いよ、
って、直属の上司が場を設けてくれそうなので、ひとまず。
1年前くらいからずーーーっと温めてきたこの気持ちを、
1年温めたのにも関わらず全然まとまりのない言葉で伝えて、
きっともっと言いたいことはあったしもっと上手に伝えたかったけど、
一旦やっといえた達成感と、
こんな自分がちゃんと言い出せたんだ、という非現実感でいっぱいで
ふわふわして倒れそう
もともと1時間で予定を押さえていたけど
なぜか30分にされて(普段の上司との週1の面談は30分)、
でも話し始めたら2時間経ってました。
上司は、めちゃくちゃショックを受けていたと思うし、
それでも空気が重たくならないように適度に自分語りも織り交ぜて話を聞いてくれました。
「あの、深刻な話なんですけど、
やめようと、思ってるんですよね…」
と、顔も見れずに言い出して、
「いつからそう思ってたの?」とニュートラルな温度感で返してくれて、
そこからどういうところから今の会社を辞めたいと思っているのか、稚拙な表現だったとは思いますが親切なフォローに後押ししてもらいつつお話ししました。
いつかの記事で、私がこの会社を辞めたい理由を整理していましたが、
やはり人と会話した方が思考が整理されたので改めてかくと、
私がこの会社、というよりもマーケティング業界の仕事をしたくないと思ったのは以下の2点に集約されました。
成果物に自信が持てないこと
私の大事にしている「ホスピタリティ」が、この業界ではどの企業の利益にも・誰の評価にも直接繋がらず、影響範囲が狭く自己満足のレベルであるが故、仕事を楽しめないこと
私が広告代理店の世界を選んだのは、
社内外問わず、関わる人が幅広いからこそさまざまな視点を知れるのではという人間の思考に対する知的欲求
虚勢ではなく確かな提供をするためのデータが蓄積されていること
という2つの理由がありました。
ただ、ひとつ目の知的探究心だけでは仕事はできないし、
データがあったとしても、”データ解析”レベルのデータとは違って”解釈”が求められており、提案に際しての自信につながるものではありませんでした。
広告代理店は、企業のマーケティング活動を支援するための”代理店”なので
本来はその企業のお客様にまで思いを馳せて活動していくべきエージェントですが、
関わる人が複雑に絡みついていて、交渉の世界もあるし、
皆が皆同じ方向を向いて仕事に取り組んでいるわけではないという難しさから、誰を相手にしているのかわからなくなり、時には社内の人間も相手にしながら仕事をしていくと、
誰目線で何を語れば良いのかの棲み分けが不透明かつ複雑で、
私の脳では処理できませんでした。
それに、広告業界は(それ以外の業界もですが)
日々変わりゆく世界です。どんな外部環境の変化も言い訳にはできません。
そんな中、
いいものを模索し続ける、
完璧には一生なれないというプレッシャーや不安を、
私は楽しむことができませんでした。ここは適性がなかったと自分で思っています。
考えすぎ、はよく言われる言葉なのですが、
処理できない物事のシミュレーションを夢の中でもしてしまうので
いつも寝てる間に給料が発生しないのがもどかしかったです。
そんなことはさておき、
直属の上司に言っていただいた言葉を
忘れないうちにメモしておきます。
会社員は週5日間、1日あたり8時間という
生きている中で本当に長い働かなければならない時間があるからこそ
その時間ではできる限り好きなことをしていくべき。あどれなりん(筆者)が通った道はいつも整備されているし、あどれなりんが通ったのだとすぐわかる
こだわりや美学を、どんなに辛い状況でも必ず発揮してやり切ってくれた
それでも、この会社で何を学んで、どんなミスマッチを次にどのように繋げていくのかを知りたい
きっとあどれなりんは辞めたらもう広告業界には帰ってこないと思うから、この会社にいた時をいい思い出にしてほしい
この後の人生を考えたときに新しいことをやりたい!となっているのなら応援したいけど、この会社でそれができるならいてほしい
きっと、(あどれなりんが)部長レイヤーにとって思い入れの深い人材だからこそ、早めに話そう
よく、「またあどれなりんが営業叱ってるのか〜!」と笑いながら見守ってたよ
本当に好きな上司だし、
部署の人の中で嫌な人は全然いない(まあいるにはいるけどw)。
人間関係が本当に大事なのはその通りなのですが、
人間関係だけで繋ぎ止めている会社は脆いです。
明日、泣かずに部長へ話ができる自信がないです。
おやすみなさい。
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