来シーズンに向けての補強は必要か?
5月16日にドイツブンデスリーガが再開されましたね。いろんな意見はあるでしょうが、セリエも再開してユベントスの試合を観たいです。いつもはこの時期に補強の噂話でもちきりですね。今年は中断時期があるから流石に・・・と思いきやピアニッチやデシーリオのトレード案やポグバック等様々な話題が出ています。しかしユベントスは来シーズンに向けて補強は必要でしょうか?
見えない経常利益と予算案
必要か必要でないかでいえば必要ですよね。しかし前回のイグアインの記事でも少し触れましたが中断時にの収支が不透明であり、再開したとしても無観客試合が続き収益改善は見込めません。莫大な人件費を抱えるユベントスにとっては致命的な打撃となります。ガゼッタによると昨シーズンの人件費が3億100万€に対し今シーズンは半期で1億7300万€。最終的には前年対比で21%の増加見込みとのことです。幸い監督と選手たちが計9000万€ほどのの給料を返上することに合意したことで人件費が不透明な収支に対する致命的な被害とはなりませんが、収支やFFPを考えると来シーズンも現状維持で戦うことが望ましいと思います。財政で無理をしながら理想を求めた結果、ミランとインテルがどうなったかは皆さんもご存じだと思います。
とは言うもののユベントスの内部事情はわからないので個人的な憶測でしかありません。仮に想像通りに事が運び補強することが叶わなかったとしても、悲観せず昨シーズンのトッテナムをモデルに戦術理解度を高めて勝ち進める力があると信じています。今現在も様々な移籍の噂話がありますが、個人・クラブ間合意までしたと言われたアグエロやシャビアロンソはユベントスに在籍した経歴はありません。アルトゥールはバルサを愛しているという記事が出た翌日には離れる準備があるとメディアのおもちゃにされて思わず笑ってしまいました。例年通り移籍の噂話は鵜呑みにしない程度にわくわくしながら踊らされるのが楽しそうです。そんな中で契約まで実現したら最大限に歓迎し、この状況の中契約まで努めたフロントや代理人に例年以上の感謝をしたいと思います。