「企業の中の人」1年生がnoteイベントに参加してみた―― #ニュースを読んで書く
こんにちは!
ADプランニングの水野です。
1ヶ月くらい前になりますが、4/14に開催されましたnoteイベント
「キャリアアップにつながる情報発信術ーーニュースを読んで、書くーー」
に参加しました。
今日はその感想を書こうと思います。
先だって申し上げておきたいこと
私はこのセミナーが、「書く」ことに対する基本的な姿勢を顧みるきっかけになりましたので、それを話題の中心にして本記事を書いています。
そのため、セミナーの本旨とは少し違った角度の話になるかもしれません。
予めご了承下さい。
参加前~「中の人」1年生の心情~
今年から会社のブログを発足し、私も何本か記事を書いてはみたものの、
思っていたより難しくて爆発しそうな今日この頃です。
トピックのチョイスが難しい
語彙や表現、テンションが難しい
自分の意見を発信することの不安
などなど。
「これが正解なのか?」という疑問が常にあるので、このあたりが解消できればと思い参加しました。
世間の「中の人」ってすごいなぁと改めて感じます。
私も頑張ってSH○RPさんや東急○ンズさんみたいになりたい。
参加後~錆びついたアンテナ~
さてそんな夢だけはでっかい1年生水野、セミナーに参加したわけですが、
書く上で意識すると良いことや習慣化の方法など、多くのヒントを得ることができ、有意義な時間を過ごすことができました!
詳細は是非動画をご覧いただくとして、
私がお話を聞く中で常に感じたこと、
それは自らの「アンテナ」に対する"試されてる感"です。
記事のネタ探しについて、こんなお話がありました。
「日頃の会話などから生まれる関心事を、ネタ帳のような形でまとめている。そこから情報を取捨選択して、記事にする」
ふむふむ、うんうんと思うんですよ。
しかし、自分に落とし込んで考えてみると気付くわけです。
「当方、日頃の会話からそんなに関心事生まれなくない?」
要するに、書く以前に
日々の仕事や生活から関心事をキャッチするアンテナ感度が弱すぎるなと。どうりでネタ選びに困るわけです。
いまこの記事を読んで下さっている多くのnote諸先輩方はきっと、
当たり前すぎてドン引きされていることでしょう。
何せ筆者本人も引いております。
すみませんが、もう少しお付き合い下さい。
初心者なりに考えた「アンテナ磨き」術
1年生水野がたどり着いた結論は、
「世間と自分の共通トピックを探してみる」です。
下の図の、この重なっている部分。
ココをスムーズに見つけることが、すなわちアンテナ磨きだと思うのです。
共通部分を知るには、それを構成している2つの集合の要素を知る必要があるので、まずはこれらの要素を探ってみます。
A:世間のトピック=つまりニュース
B:自分の関心事
世間を知ること
要するにインプット。ここでは新聞や書籍、ネットでニュースなんかを読むことで、これをしなければ始まらないですよね。
セミナー内では習慣化するコツも紹介されていましたので、詳しくは動画をどうぞ。
しかし昨今、無限の情報が眼前に転がっているので、
手当たり次第にインプットすることはできないですよね。
仮にできたとしても、結局選択肢が増えるばかりでネタ選びが難しくなるだけという…
そこで、もうひとつの集合の要素を考えてみるのです。
自分を知ること
当たり前ですが、日々の仕事などから自分の関心事をキャッチするには、
そもそも自分が何に興味を持っているかを把握する必要がありますよね。
「自分の興味」考えていくと沼にはまりそうなので、
自分のプロフィールを書き出して、考えてみます。
30代。社会に出てまあまあ経った。
広告デザイン会社勤務。
営業事務をしている。
テレワークが主体。
ここから少しだけ掘り下げてみます。
部下や後輩も増えて、20代社員と考え方の違いを感じることが増えた。
いろいろな広告媒体に詳しくなった
当然デザインやコピーには強い関心がある。
仕事でExcelを頻繁に使う。社内のExcelモラルを上げていきたい。
テレワークのメリットやデメリットが分かってきた。
そうすると、
ミレニアル世代とZ世代の違い
部下や後輩の良い指導方法
効果的な広告デザイン、コピーライティングの生み出し方
Excel活用術
テレワークのデメリット解消法
まだざっくりしていますが、
「自分の関心事」をある程度分かりやすくトピック化できたと思います。
これらの情報が手元にあることで、インプットの方向性が定まるので、無闇に情報を拾い続けなくても良さそうです。
興味関心が明らかになることで、日頃の会話をキャッチするアンテナ感度も高まると思います。
そしてニュースの内容を自分ごとに置き換えやすいので、独自性の高いアウトプットにも繋がるのではないでしょうか。
因みにセミナーの中では、オリンピックの選手選考を例に
「一見自分に関係がなさそうなトピックでも、深掘りして自分ごとに置き換える」という高等テクニックが紹介されていました。
さっきの図でいうと「共通部分を世間のトピック側に拡張する」イメージでしょうか。
一見簡単に見えて、訓練が必要だと思います。これができると強そうですよね。
「書く」こと
私はこの記事を書いていて、読書感想文の宿題を思い出しました。
物語に自分を投影させればそれなりに感想文としてまとまるのですが、
うまく投影できず、ただのダイジェストになることがしばしばあったのです。
今思うとあの夏休みの宿題は、
物語というトピックから自分に通じる部分をピックアップし、自分ごととしてアウトプットする作業だったのかなぁと思います。
つまり「書く」こととは、
自分の外にあるトピックを通じて自己分析をすること
ではないかと思うのです。
書きたいトピックへの理解を深めると同時に、自分ごとに置き換えることで自己理解も深めていく、そういう営みなのだと思います。
長々と綴った割に、結局当たり前のことしか言っていない気がしますが、
私がセミナーの中でいちばん勇気づけられた
「臆せずアウトプットする」
というお言葉を胸に、自分の思ったことを書いてみました。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
1年生頑張ります!