おばさんという自覚はいつから生まれるのだろうか。
先日めでたく40歳になった私。
世の中的には、きっととっくにおばさんの部類だ。
だがしかし、自覚がないという困ったちゃん←こら。
年は重ねていくが、気持ちは20代とそんなに変わっていないんじゃないか。
(体力は雲泥の差を感じるが)
もちろん、顔のたるみ、シワ、白髪…早くもホットフラッシュ的な滝汗など、老化という現象は存分に感じているここ数年。
いつも爆笑しながら拝聴している大好きな「オーバー ザ サン」を聴きながらふと思った。
おばさんって、何歳からおばさんなんだね?
23歳くらいだったかな、当時働いていた先で、70代くらいのおばあちゃんが孫に、
「ほら、あのおばちゃんのところへ持って行きなさい」と言われた時は、さすがに、え?アタス?って、ショックだった。
いや、別に、抗うわけでもないが、あえておばさんになりたいわけでもない。
子供の頃、友達の親を、○○のおばちゃん!と呼んでいたけど、きっと友達の親も当時30代後半から40代前半くらいだったであろう、そう、今の私世代。
子供がいれば、その友達におばさんって呼ばれて慣れていくのだろうか。
姉に子供がいれば、必然的に叔母になるわけで、おばちゃんと呼ばれていくのかもしれないが、我が姉妹はその可能性がない。
従姉妹の子も、従兄弟が私を「ゆうちゃん」と呼ぶから、その子も「ゆうちゃん」と読んでくれる。
友達の子も、別に私をおばちゃんとは言わない。
幸か不幸か、身の回りで「おばさん」と言われることに慣れていないのだ。
だから、おばさんである自覚がないのかもしれない。
いや、おばさんの自覚が必要なのかどうかもわからんが笑
自分が子供の頃の感覚でいるからか、おばさんって、もっとおばさんだったよね?(こらこら!)
今の同世代の友達を見ていると、それなりの子供がいても、時代なのか、見た目が若いからなのか、ずっと同じ友達感覚だからなのか、あの頃思っていた「おばさん」感はまるでない。
その子供達から見たら、おばさん!って感覚なのだろうけど。
この先、私をおばさんと呼ぶ子、おばあさん!と呼ぶ子には、今の環境的には会うことはない。
もちろん、私が駅で倒れて、若い子が助けてくれたら、「おばさん大丈夫?」って声をかけられるのだろうが。
なんだろ、おばさんって言葉って、自分を老け込ます気がするのは私だけだろうか?
各自のイメージでしかないけど、私的には、おばさんより、おばちゃんのがいい。
(え?変わらないって?笑)
外側から見たらおばさんであることは百も承知だが、自分がそう呼ばれも思いもしなければ、私はいつまでも私でしかない。
結構ラッキーな環境なのかもしれない。
私の夫も同じく40歳になるところだが、これがまたポジティブな人で。
「俺らは若く見えてるはずだよ!俺、童顔だし」とか言っちゃって。
普通に、誰が見ても、年相応なんだけども。この年で童顔もクソもなかろう。
でも、本人がそう思えていることが何より若さの秘訣なんだろう。
私は、前からなぜか40代が楽しみだった。なんだか1番楽しくなるような気がした。
周りに楽しそうな40代50代がいるからかもしれない。
歳を重ねていくことに、おばさんになることに抗う気持ちもなければ、むしろ楽しみな方だ。
年齢でどうこう諦めを感じることもない。楽しみが増えるくらいだ。
そうは言っても、おばさんと呼ばれることには少し抵抗があるのかもしれないことに気づいてしまった。
「おばさん」というワードに自分がどんな観念、思い込みがあるかによって、その響きの捉え方が違うのかもしれない。
どこかネガティブ寄りの、自虐寄りのエネルギーを私がそこに乗せてしまっているのかもしれないと気づいた。
おばさんだからこそ、強く自由で在れることもあるし、ポジティブな面もたくさんあるのだが、世の中的に「おばさん」の響きはどこかネガティブなエネルギーが乗りがちな気がする。
おじさん、おばさん、おじいさん、おばあさん。ただのなんとなくの区分けに過ぎず、誰もが通る道、いく道なのに。
なぜ「お姉さん」の方がいい風潮なのか。考えてみれば不思議なもんだ。
「ちょっとそこのお姉さん」「ちょっとそこのおばさん」
「ちょっとそこの奥さん」「ちょっとそこのあなた」
誰が呼ぶにしても、なんとなくなんか、なんかだなぁ。
じゃあ何がいいんだいって話でもあるが。
結局全ては、言葉のイメージや、その言葉にどんな想いを乗せて発するか。
はたまた、受け手が勝手に持っている言葉への観念でも変わるわけだ。
だからこそ、自分が作る世界は、自分の観念を美しく投影させて生きていくことでしか
心地よさは生まれないんだなぁ。
私はまだ40歳。私の親たちもまだ70歳前後。
60代70代、みんな人生楽しそうで、年はとったが気持ちが若い若い。
私より遥かに体力気力に溢れている。
おばあちゃん世代だが、孫がいないから、おばあちゃんと呼ばれることもないから、私と同じく自覚もない笑
自分をどう捉えるかは、どこまでも自分次第。
周りがなんて言おうと、周りがどう感じようと、年齢に振り回される必要はないのだ。
私は、活き活きとしたかっこいいおばちゃんになりたいな。
私の憧れのおばちゃんは魔女宅のおソノさん。昔から、あんな感じが好きなんだ。
あんな風に、ガハハと笑って、気を遣わせない懐の深いおばちゃんで在りたい。
…え、今調べたら、おソノさん、26歳だってさ。
まさかのはるか年下ー!!それはなんだかショックですー笑
というか、26歳をおばちゃんって言ってごめんなさい。
…あ、年齢でおばさんか否かをやっぱり決めちゃう癖があるんだな。
気づいてよかった、うんうん。
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