トリミングサロン選びの解説まとめ
こんにちは!あどらぶるどっぐです!
今回は前回までにお話してきた「トリミングサロン選びの解説」をまとめ、
具体的な例をいくつかお話していきたいと思います!
前回までに
トリミングサロン選びに大切なことの
1つ目として
「利用者つまり飼い主さんが自分の求めることを明確にすること」を
2つ目として
「トリミングサロンの特徴を見極める」を
3つ目として
「わんちゃん自身の個性や特性」を
テーマに解説してきました!
この3つをしっかりと意識して、ご家庭それぞれによって違う「抑えるポイント」を理解すると、自分に合ったトリミングサロンを選びやすくなり、トリミングサロンへの不満やトリミングサロン選びの失敗を少なくすることができ、満足度が上がるトリミングサロンを選びやすくなると思います
今回は3つのテーマでお話したことを、実際にこんなタイプだとこうなるよね、という例をいくつか紹介していきたいと思います!
もちろんここでご紹介する例と完全に一致することはないと思いますので、なんとなく「こういうことか!」「うちならこうなるのか!」などのヒントに繋がればと思います!
今回の記事をご覧いただいた後は、
具体的な例を参考に、自分の場合はどうなのか、を考えやすくなると思います!
今回の記事は
1.トリミングサロン選びのポイントをざっくり振り返り
2.ポイントを踏まえた具体的な例
3.今回のまとめ
の順でお話していきます
では早速やっていきましょう
1.トリミングサロン選びのポイントをざっくり振り返り
前回までのトリミングサロン選びのポイントでお話したことをまとめると
①.自分がトリミングサロンやトリミングに求めることを明確にすること
②.トリミングサロンの特徴・タイプを見分けること
③.わんちゃん自身の個性や特性を考えること
の3点になります
簡単にそれぞれのポイントを振り返ると
①.自分がトリミングサロンやトリミングに求めることを明確にすること
トリミングサロンに求めることは人により違います
仲の良い犬友さんが、とても良いと言っているトリミングサロンでも、求めることが違えば「良いトリミングサロン」と感じないこともあります
価値観というのも人それぞれ、十人十色ですので「自分の求めること」をしっかりと自分自身で把握しておくことが大切になるわけですね
②.トリミングサロンの特徴・タイプを見分けること
世の中の商品やサービスなど、ビジネスには「ターゲット」や「ペルソナ」というものがありますよね
例えば、人間の美容室がわかりやすいのではないかと思います
カラーリングが売り、パーマが売り、メンズカットが売り、高級感のある特別な空間や対応が売り、安さが売り、駅チカなどの立地が売り、営業時間が夜遅くまでなのが売り、など様々ありますよね
トリミングサロンにも同じようなことが言えます
デザインカットが売り、カラーリングが売り、動物福祉に配慮するのが売り、安さが売り、予約の取りやすさが売り、貸切制が売り、様子の報告をしっかりすることが売り、などいろいろなトリミングサロンがあります
「このトリミングサロンはどんなタイプなんだろう?」と見極めることもトリミングサロン選びのポイントのひとつと言えますよね
③.わんちゃん自身の個性や特性を考えること
人間の美容室の場合、利用者=サービスを受けるのは自分自身ですよね
自分が好きなこと苦手なこと、例えば、男性または女性美容師が苦手、シャンプー台の形状により苦手なものがある、香料が強いシャンプーが好きまたは苦手、フランクな接客が好きまたは苦手、利用者が少ないサロンが好きまたは苦手、など人によって気になる部分があると思います
わかりやすく言えば「好み」ということになります
美容室として、悪いわけではないけど自分は苦手な方向性や雰囲気のところへわざわざ行きたいとは思いませんよね?
自分のことだとわかりやすいですが、わんちゃんにも同じように得意、苦手、好き嫌いがあります
うちの子は何が好き、または嫌いなのかを考えてあげることも、トリミングサロンの合う合わないを知るには大切なことになります
ということで、ざっくりですがトリミングサロン選びのポイントで過去に解説した内容を振り返ってみました!
もしまだ見てないよー、もっと詳しく知りたいよー、という方はぜひ過去記事もご覧いただければと思います!
ポイントは
①.自分がトリミングサロンやトリミングに求めることを明確にすること
②.トリミングサロンの特徴・タイプを見分けること
③.わんちゃん自身の個性や特性を考えること
の3つでした!
2.ポイントを踏まえた具体的な例
ここでは1章で改めてお伝えしたトリミングサロン選びのポイントごとに、具体的な例をご紹介します
代表的なパターンを5つ用意しましたが、ここでご紹介する例と完全に同じ!ということはないと思いますので、あくまで参考に、自分ならどうだろう、と考えていただければと思います!
パターン1
①.自分がトリミングサロンやトリミングに求めることを明確にすることの具体的な例は
お手入れ頻度:週に1回
お手入れ内容:ブラッシング、歯磨き
予算:月1万円以下厳守
頻度:毎月
移動手段:徒歩20分以内、車なし
状態報告:積極的に希望
動物福祉:なるべく求める
カット:こだわりなし
②.トリミングサロンの特徴・タイプを見分けることの具体的な例は
立地:家の近く
価格:低価格帯~中価格帯
報告:積極的
動物福祉:中くらい~積極的
③.わんちゃん自身の個性や特性を考えることの具体的な例は
性格:明るい
人:どんな人でも好き
場所:どこでも気にしない
苦手なこと:シャンプー、足先
年齢:3歳
配慮:程々にしたい
以上のことを現実的にまとめると
優先順位が高いものは
・家から徒歩20分以内
・予算は月1万円
優先順位が中くらいのものは
・動物福祉にある程度積極的
・状態報告も積極的
これら4つに当てはまるサロンを探すことになります
移動手段や価格も条件に入れつつ、うちの子にはなるべくやさしく、異常も早めに知りたい、というこの条件を希望する方が一番多いのかなぁ、と思います
もしカットのこだわりが「ややある」までであれば、優先順位の中くらいのものに足すといいかもしれません
現実的にはこの4つでもぴったりと合うサロンを見つけるには難易度が高いと思うので、よりこの条件に近いものを選ぶことになると思います
別のパターンも見てみましょう
パターン2
①.自分がトリミングサロンやトリミングに求めることを明確にすることの具体的な例は
お手入れ頻度:しない
お手入れ内容:なし
予算:月7千円以下厳守
頻度:毎月
移動手段:送迎希望
状態報告:積極的に希望
動物福祉:求めない
カット:こだわりなし
②.トリミングサロンの特徴・タイプを見分けることの具体的な例は
立地:送迎あり、送迎範囲内
価格:低価格帯
報告:積極的
動物福祉:なし
③.わんちゃん自身の個性や特性を考えることの具体的な例は
性格:臆病
人:あまり人が好きじゃない
場所:家以外は好きじゃない
苦手なこと:トリミング全般
年齢:4歳
配慮:求めていない
以上のことを現実的にまとめると
優先順位が高いものは
・送迎あり、送迎範囲内
・予算は月7千円
の2つだけを意識するといいですね
ただし、動物福祉面では積極的なサロンの場合、自宅での日々の練習などを呼びかけることがあるため、避けたほうがいいですね
パターン3
①.自分がトリミングサロンやトリミングに求めることを明確にすることの具体的な例は
お手入れ頻度:毎日
お手入れ内容:ブラッシング、歯磨き、足裏カット、爪切り、シャンプー
予算:月7千500円以下、2ヶ月で1万5千円以下
頻度:2ヶ月に1回
移動手段:車で20分以内
状態報告:積極的に希望
動物福祉:求める
カット:こだわりなし
②.トリミングサロンの特徴・タイプを見分けることの具体的な例は
立地:車で20分範囲内
価格:中価格帯~高価格帯
報告:積極的
動物福祉:中くらい~積極的
③.わんちゃん自身の個性や特性を考えることの具体的な例は
性格:明るい、マイペース
人:数回会えば慣れる
場所:数回行けば慣れる
苦手なこと:特になし
年齢:3歳
配慮:積極的にしてほしい
優先順位が高いものは
・動物福祉に積極的
・状態の報告に積極的
優先順位が中くらいのものは
・車で20分以内
・1回1万5千円以下
トリミング頻度は2ヶ月に1回ですが、ホームケアを毎日するタイプですね
しっかりとホームケアをしていれば、2ヶ月に1回プロの目をいれるくらいでも問題ないことが多いです
2ヶ月に1回の頻度であれば、1回のトリミング予算は多めに設定することもできますね
ただし、しっかりとホームケアをするのは意外に難しく、道具の扱いなどの技術をしっかりと学びつつ、わんちゃんの苦手なことも慣らしていく必要があります
パターン4
①.自分がトリミングサロンやトリミングに求めることを明確にすることの具体的な例は
お手入れ頻度:毎日
お手入れ内容:歯磨き
予算:気にしない
頻度:2週間に1回
移動手段:車で30分以内
状態報告:積極的に希望
動物福祉:求める
カット:流行りのカット
②.トリミングサロンの特徴・タイプを見分けることの具体的な例は
立地:車で30分範囲内
価格:制限なし
報告:積極的
動物福祉:中くらい~積極的
カット:流行りのカットが得意
③.わんちゃん自身の個性や特性を考えることの具体的な例は
性格:明るい、マイペース
人:基本的に好き
場所:数回行けば慣れる
苦手なこと:特になし
年齢:2歳
配慮:ほどほどにしてほしい
優先順位が高いものは
・動物福祉に積極的
・状態の報告に積極的
優先順位が中くらいのものは
・車で30分以内
・流行りのカットが得意
・定期利用向けサロン
ホームケアは歯磨きのみの代わりにトリミングサロンの利用頻度が高く、2週間に1回利用するタイプですね
様々な理由でホームケアがあまりできない方もいますよね
その場合、料金を気にせず、利用頻度を高めてあげることで、カットスタイルに制限をかけない方法も一つです
パターン5
①.自分がトリミングサロンやトリミングに求めることを明確にすることの具体的な例は
お手入れ頻度:毎日
お手入れ内容:ブラッシング、歯磨き、足裏カット、爪切り、部分的なシャンプー
予算:気にしない
頻度:3週間に1回
移動手段:徒歩で20分以内、または車で10分以内
状態報告:積極的に希望
動物福祉:求める
カット:ケアしやすく
②.トリミングサロンの特徴・タイプを見分けることの具体的な例は
立地:車で10分範囲内
価格:制限なし
報告:積極的
動物福祉:中くらい~積極的
カット:ケアしやすいカット
その他:高齢でもOK
③.わんちゃん自身の個性や特性を考えることの具体的な例は
性格:明るい、マイペース
人:基本的に好き
場所:どこでも大丈夫
苦手なこと:特になし
年齢:14歳
配慮:積極的にしてほしい
優先順位が高いものは
・高齢でもOK
・状態の報告に積極的
・車で10分以内
優先順位が中くらいのものは
・動物福祉に積極的
・高齢犬のホームケアをしやすく、アドバイス
14歳という高齢の子のパターンです
ホームケアはできるものの、高齢だと利用できないサロンや、ずっと来てくれている子のみ受け入れているサロンもあるので、サロンを探すのが難しいかもしれません
もしくはトリミングを受け付けている動物病院でのトリミングを選択肢として考えたりするのも良いかもしれませんよね
3.今回のまとめ
いかがでしたでしょうか
今回は今までの動画でお話したことの具体的な例をまとめてみました。
条件を出したときに、優先順位をわけることで、より選びやすくなると思いますし、3つの視点でどういったことを求めているのかを考えると、トリミングサロン選びを失敗しにくくなると思います
一歩引いて、冷静に見つめ直してみたり、環境の変化がありトリミングサロンを変えなければならないときなど、是非活用してみてくださいね
また、今行っているトリミングサロンが微妙だな、合わないかもな、と感じたら早めに考え直すことをおすすめします
基本的には良し悪しではなく、合う合わないのことが多く、合わないのは誰が悪い、という話ではありません
合わないのに無理に通い続けるのは、誰も得しないので、トリミングサロンを変えてみることも選択肢の一つとして頭に入れておいてくださいね
ということで、長くなりましたが、トリミングサロンの選び方のポイント解説シリーズはこれにて終了です
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