皆さんこんにちは。adonisと申します。
前回初めて記事を書いてから、変わらずHEROを使っています。ちなみにTOP画像は今欲しいプレイマットです。10万円近くするので画像を眺めて欲望を満たしています。
おかげさまで日々HEROユーザーの知り合いが増えており、嬉しい限りです。環境的に制限改訂直後の現在が勝てるチャンスであると考え、この度個人戦CSに出ました。すると目論見通り結果を残すことができました。また、同月に出た公認大会でも2回連続で優勝できました。(偉そうでごめんなさい)
そこで、自己満足のためにも今回記事を書くことにしました。私より幾分もHEROのプレイング知識がある方もいらっしゃる中で改めて記事を書くのは正直恐れ多いです。また相変わらず構築がテンプレと異なっておりますが、新規の登場で盛り上がっているHEROユーザー皆様のモチベーションアップにでも役立てると嬉しいです。(今回は前回記事の構築を基盤として、HEROに対してある程度理解がある前提で書いていますので、「最近話題になっているしHERO知らないけれど作ろうかな」という方には難しい内容かもしれないです(><))
1. 4~6月の環境と構築
①環境
分布は様々で群雄割拠している環境でしたが、関東のCSでは以下テーマの使用者が多い印象でした。HEROを使用する上での各テーマに対する個人的なイメージと併せて記載します。
エンディミオン
メイン戦で先攻を取られた場合、こちらが禁じられた一滴を引いていなければ負けに等しい。2本目以降は先攻では最低限ダークロウ、可能なら加えてアブソルート+ワンダードライバー+サンライザーを狙う。(中途半端な盤面では創聖魔導王で逆転されてしまう)原始生命態ニビルが効かないことも厄介。
幻影騎士団
相手の先攻で6素材ロンゴミアントを成立された場合、メイン戦では逆転困難。先攻ではダークロウを全力で狙う。後攻の場合は誘発で妨害してワンキルしか勝ち目がない。
サンダードラゴン
超雷龍よりも雷神龍の破壊効果が厄介。(インクリースの②効果やサンライザーの攻撃力上昇効果、ヴェルテアナコンダの起動効果をそもそも活用できない。)ダークロウは意味が無いのでトリニティでワンキルを狙う。
十二獣
メイン戦で知らずにこちらが先攻を取ってしまうと圧倒的に不利。ダークロウは意味が無いので基本的に後攻でワンキルを狙う。
セフィラ
個人的にHEROの圧倒的不利対面。妨害がカウンター罠のため、クイックエフェクトでのサクリファイスエスケープができない。またエンディミオンと違い手札誘発も複数入っているため、こちらの先攻ダークロウまでの動きも妨害されてしまう。ドロール&ロックバードで動きを止めた後ワンキルするしか目立つ対策が無い。
閃刀姫
先攻の場合は基本ダークロウを狙うが、意外とウィドウアンカーや無限泡影で無力化されてしまうことが多いため、後攻で魔法罠を除去した後にワンキルを狙う方が戦いやすい。(相手が後攻想定で投入した魔鍾洞や各種除去カードを無力化できる点も良い)
鉄獣戦線
純構築であれば有利。しかし十二獣が混ざっていることで本来こちらが有利な先攻を選択できないため、後攻ワンキルを狙う。ダークロウは無理に出さない。
電脳塊
幻影騎士団同様、相手の先攻でVFD朱雀を成立された場合、メイン戦では逆転困難。先攻ではダークロウを全力で狙う。後攻の場合は誘発で妨害してワンキルしか勝ち目がない。
ドラゴンメイド
先攻の場合はダークロウ成立を狙う。後攻の場合はシュトラールとお片付けの妨害を越えてワンキルを狙う。長引くほど不利になるため実は脅威。
②構築
2. 7月制限改訂後の環境予想と構築
①環境予想
制限改訂で十二獣ドランシアが禁止になり、真竜皇VFDは相変わらず制限のままという驚愕の改訂でしたが、HEROにとっては追い風となる内容でした。理由は以下の通りです。
①ダークロウを1枚で解決してくる十二獣が環境から消えた
→鉄獣戦線が含まれるデッキ相手に後攻を選択する必要がなくなるため、純粋な有利対面になる。
→十二獣に代わるミッドレンジとしてプランキッズやドラゴンメイドの増加が見込まれるが、どちらもある程度ダークロウが有効。
②VFDを使用する電脳塊が環境に残り続ける
→他にもLL等の風属性テーマのシェアが一定数いるため、シムルグ結界像型のデッキは流行しない。
→電脳塊や純鉄獣戦線のシェアが一定数見込まれるため、メタとしてメインデッキにロンギヌスを採用するユーザーの増加が想定される。(ここが何故追い風か疑問を持たれる方もいると思うので後で解説します)
そこで今回は以下の構築を使用しました。
②構築
採用理由~メインデッキ~
採用理由~エクストラデッキ~
採用理由~サイドデッキ~
採用しなかったカードと今後の可能性
3.総括
※前回同様に構築とは関係ないお話です。不要な方はスルーしていただいて問題ありません!
2日間のCSで1点学んだことがありました。「本当にすごいプレーヤーは礼儀正しい」ということです。今回の対戦相手で魔術師とサンダードラゴンを使用されていたのは非常に有名な方でした。(CS優勝や選考会出場を複数回されているすごい方です)申し訳ないことに、私は対戦中相手の手札誘発に対して「え~強すぎ~!」「まじできついなどうしよう。。。」というような発言をしてしまいました。けっこううるさかったと思います笑。それでもお二人は嫌な顔一つせず、礼儀正しい態度で接してくださいました。本当に強い方は実力だけではなく精神も成熟されているのだなと痛感しました。
反面、会場に響き渡るくらいの音量で「は?トップGきも!」という罵声が飛んだり、「プレミしたわ~○○したら俺勝ってたのに!!」と延々力説されている方もいました。相手からしたら反応に困り、周りから見たら滑稽ですよね。。。
長くなりましたが「"相手からどんなに強力なプレイが出たとしても極力冷静な立ち振る舞いをしよう"と考えるきっかけになった。」というお話でした。ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました。
正直リアルで鳥が大好きな私は少しふわんだりぃずに浮気しそうだったのですが、今回の新規登場によって今後もHERO一択で使用することを決めました。新規を絡めた展開方法は既に複数の方が動画投稿されているのでここでは割愛させて頂きますが、今後のHEROを一言で言うと「やりすぎなくらい強い」です!
それでは既存HEROユーザーの皆様、これからもお互い優勝を目指して頑張りましょう!