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わかってる。

また映画を観てきた。本当は『ミンナノウタ』が見たかったのだが、どうも今は熊本しか上映していない、予定を組むのが遅かったようだ。🐻🎥

ということで渋谷から新宿に行き先を変更。ちょうどゴジラの何かをやっているのを横目にピカデリーと東宝を見比べた。👻
『アクス駅のお化け』が目に止まり、めちゃめちゃ見たかったのだが、字幕しかないということで断念。アクス駅のお化けはリングの人とかが作っててめっちゃよさそー!人間ドラマはあるかな?

最終的に『ホーンテッドマンション』を見ることになった…泣いた!ディズニーだしコミカル強めっぽいしなー・・子供向けだろ?
とか思ってたらガチでよかった!!

主人公の奥さんとか、子供の父親を最後まで出さないのが素晴らしかった。
喧嘩したのが最後の姿ってよくある内容だけど、個人的には『再会の街で』が脳裏によぎって感動が止まらんかった🌊

死別した時に、あんな終わり方じゃなくて、しっかり愛してると伝えたい…って皆んな思ってる。それに安易な再会を用意するのは、その悲しみに付け込む作中の悪役の様なもので。
そうじゃなくて、「そんなことよくわかってる」っていう強いメッセージで押し切った思想にキリストの本懐を感じた。

そんなに後悔しなくても、(あなたの大切な人は)そんなこと十分にわかってる。だから苦しむことはない、自分らしい人生を取り戻してということかな…?

これ、神に対するイメージに似ている。神様は優しくて助けてくれる?それとも厳しくて罰を与える?あなたにとってソレはどんな存在?

娘の病気が治るなら私の命はいりません!みたいな願いもそう。娘治ったら、母親の命を取りにくるのが神か?
神ですら我々は酷いものにしてしまう、そういう取引で呼へるものは悪魔なんだ。

あなたの大切な人は、死の直前の喧嘩を引きずって、あなたの愛を疑ったり恨んだりしている?

ちがうでしょ? あなたが愛したあの人は、そんな人じゃない。ちゃんとわかってる。
だから、あなたの大切な人を悪魔にしないで。

人は相手を愛せなくなった時に喪失感を感じる。愛せなかったことに罪悪感を覚えて、本当に酷い罰を自分に与えようとする。

クラスで飼ってるハムスターの世話をしていない子が、ハムスターの死んだ時に何故かいちばん泣いてたりするんだ…

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