Saturday
お給料日前にやいちさんへ行くのは危険です。
でもどうしても、長谷川奈津さんの器を初日に見たかった。ので、あれやこれやの用事の合間に、ちょっとだけ、と自分に言い訳しながら?やいちさんへ。
9月も後半にかかるというのに長く厳しい残暑。蒸し蒸しと湿度の高い昼下がりにも、やいちさんの佇まいは涼しげです。ご主人の愛車ビアンキも、店先のいつもの場所にちょこんとスタンバイ。
お目当ての白い蓋付きの器を拝ませていただき、そそくさと次の用事へ。ほんの短い時間でも、お店のご主人や息子さんが今日も温かく迎えてくださり、和みました。
こういう一瞬の煌(きら)めきが、人の心を、引いては人生を、結局は豊かにしているような気がします。ささやかながらとても佳い日でした。