冬の思い出

数日前に寝違えたのが悪いのか、少し前にヘアサロンでやってもらったいつものマッサージの押しどころが悪かったのか。首から背中が痛く、だんなさんと日帰り温泉へ。

計画して行く旅ももちろん素敵だけど、2人という最小単位で身軽にヒュッと行く休日の旅がとても好きです。雪を眺めながらゆっくり露天風呂に浸かったおかげで冷え性のカラダが芯からぽかぽかになったのが心底ありがたい。

お風呂のあとは地元の食堂へ。味噌を使った肉料理が香ばしくてぺろり。柚子の効いたお浸しも美味しかったな。サウナ好きなだんなさんを待つあいだに飲んだディカフェのコーヒー。店員さんの「うちのディカフェは本当に美味しいんですよ」という言葉が魔法のように素敵でした。

車の中でする他愛ない話や、次のコンビニでトイレに寄るかという些細な相談、旅をしながら以前の旅の思い出話をして笑ったり。そういう一つひとつのことが、なんというか、すばらしくありがたいと思います。

ビッグニュースでも人生の節目でもない、おそらく私(たち)の頭の中だけに残り、思い出して話す以外に存在しないようなささやかな1日こそが、私にとっては尊く、それを記すためにブログを続けているような気がします。今までもこれからも、この気持ちは大切にしていこうと思います。