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音楽と文章

村上春樹さんと小澤征爾さん

 『小澤征爾さんと、音楽について話をする』という本の中の「インターリュード2」の所で、音楽的耳がないと文章は上手く書けない、と村上春樹さんが書いていた。

小澤征爾さんと、音楽について話をする (新潮文庫) https://amzn.asia/d/bPPfJYK

 自分は文章の書き方を音楽から学んだ、とも書いていた。その中でも大事なのはリズムである と。村上春樹さんは文章のリズムを作っておいて、そこにコードを載っけて、そこからインプロヴィゼーションを始める。自由に即興していく。音楽を作るのと同じ要領で文章を書く。

 確かに読みやすい文章にはリズムがあるような気がすると思った。夏目漱石なんかどうかな、という小澤征爾さんの問いに対して、村上春樹さんは、夏目漱石の文章はとても音楽的だと思う。すらすら読める と。

 文章が音楽的であるかどうかは考えたことがなかったけれど、読みやすい文章にはリズムがあるというのは、なんとなく納得した。面白いなぁと思った。

 まだ手をつけていなかった村上春樹さんの小説も、読んでみようかな。

 この後、スコア(総譜)についての話続くのだけど、スコアももっと読めたら、音楽の聴き方が変わって楽しくなるだろうなぁと思った。

スコアを読みながら音楽を聴いて、文章力をアップさせたい!

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