2021城陽定期演奏会
関西フィルハーモニー管弦楽団城陽定期演奏会
2021/8/22(日)14:00
文化パルク城陽 プラムホール
ショパン&チャイコフスキー
指揮:藤岡幸夫
ピアノ:角野隼斗
管弦楽:関西フィルハーモニー管弦楽団
13時。昨年から定番のコロナ対策の体温測定と消毒後ホール内へ。
プログラムは自分で取るシステム。うまく取れず、スタッフの方に話しかけていたら、ブラボーカード発見!どうぞ使って下さいとのこと!あったらいいのになぁと思っていたので、やったー!と座席へ。指揮者正面まん真ん中!嬉しい💕
13時40分。藤岡幸夫さんプレトーク
まずは1曲目のショパンピアノ協奏曲第1番について。
「角野隼斗くんにショパンは合ってる。角野くんのタッチの美しさ!リハやってて、角野くんの顔がショパンに見えてきた!
ショパンは和音が素晴らしい。角野くんはそれをみんな理解している。そこも聴いて欲しい。」
そしてチャイコフスキー交響曲第4番の解説を楽章ごとにしてくださいました。チャイコフスキーは長調が切ない、と言う言葉が印象的でした。
14時。オケが入り、コンマスが入りさぁ、みんなの期待が扉に。うーん、じらしますね〜
大きな拍手と共に角野隼斗さんと指揮者の藤岡さん登場。角野さん、細い!脚長い!角野さんはいつも通りのにこやかな表情で丁寧なお辞儀をし、コンマスの方と腕でタッチ。
藤岡さんが言われていた長い前奏(このメロディにそっくりの演歌がある、とのことでした)の後に角野さんのピアノの音が入る。
角野隼斗さんの実演をお聴きするのは実は初めて❗️いつもかてぃんラボや、配信コンサートでその美しい音色をお聴きして来ましたが、生は別物。その何万倍も素敵な音。藤岡さんもおっしゃっておられましたが、タッチが素晴らしい。ホールの響きも素晴らしい。
ピアノの音が響いた途端フワ〜っと優しさに包まれました!聴衆の皆さんもその美しい音をかたずを飲んで見守っている感じ。そしてオケの皆さんともほんとに一体感あふれる演奏でした。私の席からはペダルも見えたので、美しい音の秘密も垣間見えたような気がして嬉しかったです。あーもっと素敵な表現ができたら良いのだけど。演奏が終わると大きな拍手とブラボーカード、スタンディングオベーションされる方もたくさん‼️
藤岡さん「ここで角野くんが何も言わずに帰ったら怒るでしょ?」と角野さんのフリートークタイム‼️いきなりふられてドギマギする隼斗くん😊可愛い💖
来てくださった皆様への感謝を伝え、関西は久しぶりとも。
そしてアンコールは角野さんいわく、「ちょっとアレンジした小犬のワルツ」を弾いてくださいました。あーなんて素敵な和音なの!なんてジャジー❣️かてぃんの音だわ〜❣️となりました。小犬と来れば大猫も?と期待が膨らみましたが、藤岡さんさんの「時間がー」のゼスチャーでやむなく休憩に。お聴きしたかったなぁ。でも、チャイコフスキー長いからね!しょうがない。
休憩中はお隣の方と楽しいお喋り。結論、「角野隼斗は天才」勿論努力を惜しまない方であることも充分存じておりますよ。才能があって分析力があって、さらに物凄い努力家ときたらもう、鬼に金棒!
さて後半はチャイコフスキー。この曲、出だしは聞いたことあるけど、ちゃんと通して聞いたことなかったなぁと、昨日泥縄で2回ほど聴いてまいりました。
不安なファンファーレで始まり、憂鬱なテーマ、印象的なフルート、ファゴット、クラリネット、オーボエ、弦楽器群のピツィカート、色々な表情をみせてくれる曲を堪能しました。
そしてオケのアンコールはグリーグの「過ぎにし春」と言う曲。初めてでしたが、なんて美しい曲💖グリーグ良いですね〜。ピアノ協奏曲ぐらいしか知らないけど。
なお、このコンサートはテレビ放映がある予定だとか。楽しみですね。
関西フィル50周年のおめでたい演奏会、以上で幕となりました。ほんとに楽しかった😊
読んでくださって、ありがとうございました。