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2021年10月の記事一覧
飯田有抄のショパコン日記56〜オペラ座での入賞者ガラコンサート
55の日記に書きましたとおり、にわかに固めた「黒くしときゃ大丈夫」コーデでお出かけしたポーランド国立オペラ劇場(ワルシャワ大劇場)と入賞者ガラコンサートの1日目。それはそれは華やかなことでございました。
表彰式やコンサートの模様はYouTubeの配信からも、その雰囲気が伝わったことと思いますが、ここでは会場の内部を少しお写真でも。外はこの通り、宮殿のような劇場入口がライトアップされてドーン!
第3位ガルシア・ガルシアさんインタビュー&写真特集~2021ショパンコンクール
今回のショパンコンクールの大きな話題となった、スペインのマルティン・ガルシア・ガルシアさん。終始、音楽する喜びをいっぱいに表しながら、前向きでオープンなショパン像を提示し、見事に第3位に入賞されました。
記者取材会でのインタビューが入ってきましたので、お届けします。
1次予選からの写真を改めて整理すると、楽屋での演奏前のガルシアさんは、驚くほどシリアスな表情ばかりを浮かべていることが見えてきま
入賞者ガラ第三夜、感動的に終演~2021ショパンコンクール
現地時間の10月23日(土)夜、ショパンコンクールの長い日程を締めくくる入賞者ガラコンサート第三夜が行われ、10月2日のオープニングコンサートから始まった約3週間の祭典は無事に幕を閉じました。
◆入賞者ガラコンサート第三夜の配信アーカイブ
第6位のJ J Jun Li Buiさん、第5位のLeonora Armelliniさん、第2位のAlexander Gadjievさんが、第二夜までとは異
この先瓦解し絶望の淵に立ったとしても心が騒ついて狂いそうな瞬間が来たとしても、この人のショパンがあれば私は正気でいられるだろう。
そう思えるピアニストと出会った。
今年のショパン国際コンクール2021、結果から言えば4位だった、ポーランドのピアニスト、Jakub Kuszlikさん。
彼のピアノが予選の段階から心に残り、密かに期待していたファイナル。曲は、ピアノ協奏曲第1番。
私はその演奏を聴いて、リアタイ深夜、全てに感謝したい気になった。
オタクあるあるの現象だが、本当に感極まると語彙力は欠乏する。
数日経って、その
結果発表の公式写真が到着しました~2021ショパンコンクール
ワルシャワ時間の深夜に発表された第18回ショパン国際ピアノコンクールの最終結果。あらためて、結果はこちらです。
第2位に入賞した反田恭平さんの記者会見の一部の動画も公開いたしました。
コンクールの名シーンを瑞々しく切り取ってきた公式カメラマンによる結果発表の写真が届きましたので、興奮の現地の様子をお届けします。
写真:©Wojciech Grzedzinski (NIFC)
入賞者ガラコンサート第一夜 プログラム~2021ショパンコンクール
昨日、見事に入賞を果たした8名の入賞者たちが、10月21日(木)夜、ワルシャワ時間19時(日本時間10/22(金)深夜2時)開演の入賞者ガラコンサート第一夜に出演します。
入賞者のお披露目の演奏会は、今日から3日にわたって行われますが、初日の今日だけが、ポーランド国立歌劇場大ホールに場所を移して行われます。ポーランド大統領が出席して表彰が行われ、祝祭的な雰囲気のなかで、入賞者が紹介されます。
「ショパン国際ピアノコンクール」〜見せるクラシックに魅せられて〜
世界で最も権威あるコンクールのひとつである”ショパン国際ピアノコンクール”が開催されている。この伝統的なコンクールには2005年からいち早くネットライブ配信を行うという実に革新的な一面もある。
今年は通常5年に1回の開催がパンデミックにより1年延期になった上に、角野隼斗、反田恭平、牛田智大と言った、クラシックに造詣が深くない層にも知名度があるピアニストの出場もあり、日本でも連日大いに盛り上が
本選最終日1:00から小林愛実さん出演、そしてクライマックスへ~2021ショパンコンクール
いよいよ本選最終日。日本の小林愛実さんが、日付変わって深夜1時から3日目のトップバッターとして出演します。3次予選の最終グループがそのまま3人とも本選へ進んだ地元のクシュリクと、イ・ヒョク、ブルース・リウというのも見逃せません。
そして、日本時間の10/21(木)早朝、第18回ショパン国際ピアノコンクールの入賞者が決まります。
◆配信アドレス
◆本選3日目 10/20(水) ※日本時間(深夜
飯田有抄のショパコン日記42〜審査員ヤノシュ・オレイニチャクさんインタビュー
ポーランドが誇るピアニストであり、コンクールの審査員であるヤノシュ・オレイニチャクさん。日本でのリサイタルでは各地で熱狂的な感動を巻き起こしておられます。私も2018年11月の日本ツアーでは2公演を拝聴し、号泣ものの感動をいただきました。
さて、そんなオレイニチャクさん、連日の審査でお疲れの中、快くピティナの取材に応えてくださいました。
(このインタビューが行われたのは、ファイナルラウンド開始
飯田有抄のショパコン日記43~反田恭平さんのファイナルを心酔エール耳で聴く!
ただいまポーランド時間の22:18。本選初日の超満員のホールからようやく出て、ホテルに戻りました。まだ、興奮が冷めません・・・。
あまりにも美しい4名のファイナルステージ。正直、こんなにファイナルがすでに祝祭的で、全員がキラキラと輝きを放つステージだとは、想像できていませんでした。3次予選までとは打って変わって、登場する奏者は皆どこか晴れやかな表情で、オーケストラとの舞台を心から楽しみにしてきた
ショパンコンクールファイナリスト紹介~2021ショパンコンクール
10月18日から20日まで、オーケストラとの協奏曲で行われるショパンコンクール本選。本選に進出した12名の選択協奏曲とこれまでの演奏を振り返ります。
◆第18回ショパン国際ピアノコンクール ファイナリスト(アルファベット順)
Leonora Armellini(イタリア)
J J Jun Li Bui(カナダ)
Alexander Gadjiev(イタリア/スロヴェニア)
Martin Gar
飯田有抄のショパコン日記35〜お土産にはショパコン・グッズ♪
演奏レポの公式写真をちょっと待っているので、ここで閑話休題。お土産に最適なショパコン・グッズのご紹介です。
物欲に任せて買いまくってしまった・・・のではありません! レポのため仕事のためです(ホントかよ)。可愛いです。今年のショパコンのデザイングッズたち♪
黒いTシャツとトートとマグカップ、普通にステキですよ、このデザイン。コンクールの記念じゃなくても、すごくいい。
実はこのデザイン、ピティ
飯田有抄のショパコン日記38〜小林愛実さんを入魂エール耳で聴く!
日本のコンテスタントの最後を飾る小林愛実さんの3次予選の演奏が終わりました。
あんなに長い長い長い長い拍手を客席から贈られたのは、今のところ彼女だけ・・・
あの拍手の意味を、どうとらえるか。私にとっては必要な時間でした。というのも、あまりにも心を揺さぶられる演奏だったので、とてもすぐには切り替えられない。次の奏者を迎えられない。そんな心境だったのです。もちろん賞賛の意味で多くの方が喝采を送って
飯田有抄のショパコン日記33〜古海行子さんを入魂エール耳で聴く!
たったいま、古海行子さんの3次予選の演奏が終わったばかりです。ちょっと・・・感動がすごすぎて・・・
でもこの日記レポートでは、とにかく現地で受けている衝撃(もちろんいいもの)を、すぐにお伝えすることにしているから、書き進めてみます。
よく、「ゾーンに入る」っていうじゃないですか。スポーツ選手などが、最高のパフォーマンスを出す瞬間の状態。とても冷静に、でも究極に冴えた感覚に入るときのこと。
古海