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集客だけじゃないLINE公式アカウントの活用

私は地方で広告代理店に勤務している「あどーかる」です。

とある仕事を行う際に「LINE公式アカウント」を活用したお話です。

普段は広告代理店に勤務しているということもあって、集客目的でLINE公式アカウントを提案することが多いのですが、集客目的ではなく、連絡目的、関係者へのお知らせなどに利用しました。

大学生とのコミュニケーション

あるガイドブックを制作するにあたり、大学生にライターとして取材・原稿作成をお願いする仕事を行っています。

大学生ライターは全員で21名と多い・・・

一人一人とメールでやり取りするには、少々面倒だなというのが本音でした。

そこで、間違いなく利用しているだろうLineを使うことで、大学生たちとのやり取りを円滑にしたい。結果、Line公式アカウントを活用しようという考えになりました。

リッチメニューを有効活用

ライターを担う大学生が21名になるため、一人一人からの質問はなるべく回避したいという課題がありました。

そのためにどうしたかというと、想定される質問に対しての回答をリッチメニューを用いて解決することにしました。

リッチメニューとは・・・
LINE公式アカウントの機能の一つである「リッチメニュー」は、トーク画面の下部(キーボードエリア)に表示されるタイル状のメニューです。分割された画像ごとに表示内容を設定することで、Webページへの遷移や予約などのコンバージョン、クーポン画面などに誘導することができます。
出典:LINE fot Business

実際に作ったリッチメニューがこちら

リッチメニュー_image01

※一か所は都合により処理をしています。

大学生たちが取材する企業はどこなのか?また、取材先の担当者は誰なのか?といった情報をあらかじめリッチメニューに配置しました。

これらは全てリンクが設定されており、筆者のGoogleドライブに保存しているPDFデータを共有することで、中身を確認できるようにしました。

リッチメニュー_image02

タグでグループ分け

リッチメニューでは、疑問点を解決できるような利用方法でしたが、Line公式アカウントでのチャットも一工夫しました。

A企業へ取材する方には「A企業」
B企業へ取材する方には「B企業」

上記のようなタグを各自に設定することで、タグを利用してメッセージ配信を行いました。

例えばですが、A企業へ訪問する日が決定した場合には、前日に以下のようなメッセージを設定します。

「明日○時から、A企業の取材です。現地には、10分前に到着するようにお願いします」

Line公式アカウントにはメッセージの配信予約が可能です。これを利用して設定しておくだけで、わざわざ前日にチャットでの確認を行う必要がなくなります。

前日でなくても、当日の朝に配信することも可能となりますし、確認した場合は返信をしてもらうようにすれば、双方向でのコミュニケーションにもなります。

LINE公式アカウントを利用した感触

大学生とのコミュニケーションを円滑に行うために、利用を始めたLINE公式アカウントでした。普段から利用しているコミュニケーションツールのため、ストレスも少なく利用できている印象です。

また、メールの場合には過去のメールを探すことは時間もかかりますし、ファイルを送付したメールも埋もれてしまいがちです。しかし、リッチメニューのリンクからファイルを確認してもらう方法は、非常に手軽だと感じました。これは、今後活用できる場面がほかにもあるかと思います。

集客だけじゃない

元々、集客ツールとして活用されていたLINE公式アカウントですが、コロナ禍の中で、さらに注目されたのは事実だと思います。

しかし、集客ツール以外でも、部活やサークルや趣味といったコミュニティでも利用できるかと思います。

さいごに

主にリッチメニューを活用したLINE公式アカウントの紹介でした。リッチメニューの利用は、多種多様となっており、利用するユーザーのシーンをイメージして制作することが重要になります。

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