Adobe ソフトで以前バージョンを使用する方法~緊急時対応に備えよう~
みなさん、お疲れ様です!
Photoshop クリエイターのもりっちです。
今回は、Adobe ソフトのバージョンを前のものに下げて使用する方法についてご紹介したいと思います。
これを聞いて、ソフトってなんでも最新のバージョンにバージョンアップしておいた方がいいのでは?って考える方もいらっしゃると思います。
基本的にはそのとおりです!最新バージョンを使ってください!
しかしながら、時にはバージョンを下げて使用する必要が出てくる場合があります。
まずは、私が過去にどんなときにバージョンを下げて Adobe ソフトを使用していたかをご紹介します!
1.バージョンを下げる必要があった事例…
私は Adobe ソフトを使い始めて4年が経ちましたが、この4年の中で何度か Adobe ソフトのバージョンを下げて使う場面がありました。
その具体的な事例としては、以下のとおりです。
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・Photoshop でテキストを入力するとき、新しく入力するときどうしても8pxと文字が極小になってしまう。
・Photoshop でファイルとして保存、書き出しをする際にファイル名として日本文字が使えずエラーが発生する。
・Photoshop で画像の読み込みが正常に行えず、エラーが出力されてしまう。
・Premiere Pro で動画ファイルを読み込んだ時に、正常に読み込まれず「プログラムモニター」が真っ暗になってしまう。
・Premiere Pro で書き出しをする際に、ファイル名として日本文字の使用ができず、半角英数字でしか書き出しができない。
・Premiere Pro で書き出しが一瞬で終わってしまい、書き出し後のファイルを確認したところ、動画の長さが1秒しかないバグ。
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上記記載のように、各 Adobe ソフトがアップデートされた際の最新バージョンが意外と変な不具合が起こることが多く、毎回いろんな報告が Adobe のもとに上がっております。
Adobe 社はとても優秀なため、そのような報告の上がったバグに関してはすぐに対応として最新の更新バージョンがリリースされます。
しかしながら、そのリリースにもさすがに数日~数週間かかることがあるため、クリエイターとしては一時的な回避策として以前のバージョンに下げてAdobe ソフトを使用する必要が出てきます。
普段仕事で Adobe ソフトを使用している方、フリーランスとして個人で仕事を取っており納期などがある場合。
このような方々は、特に Adobe ソフトが急に使用できなくなると困ると思うので、これから以下にご紹介する一時的な回避策である「Adobe ソフトのバージョンを下げて使用する」を覚えておいてください!
この回避策によって、昨日と同様に Adobe ソフトを使用することができます。
2.実際にバージョンを下げるには?
ここからは、実際に Adobe ソフトのバージョンを下げて使用する方法についてご紹介します。
まずは「Adobe Creative Cloud」を開きます。
そして「アプリ」タブをクリックします。
「すべてのアプリ」からバージョンを下げて使いたい該当アプリの「・・・」をクリックします。
色々なメニューが表示されるため、その中から「他のバージョン」を選択します。
すると、現在インストール可能なバージョンの一覧が表示されるため、選択してインストールをします。
※ 基本的には、1つ前のバージョンをインストールすれば問題なし
3.バージョン下げて使う際の注意点
バージョンを下げて Adobe ソフトを使用する理由としては、主に以下2つが上げられます。
・Adobe ソフトのバージョンアップによって不具合やバグがあった場合
・クライアントが使用しているバージョンが以前のバージョン
Adobe のソフトを使用する上で、意識すべき大切なことは、ファイルを共有する場合や同じ作業をする場合には、同一のバージョンを使用することが大切になってきます。
バージョンが異なる場合、お互いに編集を加えたファイルの内容が正常に確認できない場合やそもそもファイルが開けない等の不具合が生じることが考えられます。
そのため、クライアントが存在している場合、使用されている Adobe ソフトのバージョンをお伺いし、そのバージョンに合わせて作業を進めることで予期せぬエラーが出力される可能性を下げることができます。
新バージョンがリリースされると、基本的には新機能の追加などがあります。
旧バージョンではもちろん、その新機能は含まれていないため、このような点でエラーが出力されることも考えられます。
みなさんも、自分だけで作品が完結しない。などがあれば使用する Adobe ソフトのバージョンは意識するようにしてみてください。
まとめ…
今回は、緊急時に以前のバージョンに下げる方法についてご紹介してきました。
正直、頻繁にバージョンを下げる場面に遭遇することはあまりないかもしれませんが、一時的な不具合等でバージョンを下げる必要が出てきた際には今回ご紹介した一時的な回避策をお試しください!
こんな感じで、普段 Photoshop に関する基本知識やテクニックについてご紹介しているため、ぜひ他の記事もご覧ください。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう~
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