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北海道大回り乗車の旅 その1(ルート選定編)

7月8日(金)〜10日(日)の3日間、北海道へ行ってきました。
最初の想定と全然違う旅程になってるし、とにかく予定がぎゅうぎゅう詰めやし、いい年していい加減もっとゆったりした旅しろよ…と帰りの飛行機(もちろんLCC)で自分の行動に呆れ返りましたが、とにかく今回もいっぱいインプットできたので結果オーライ!

始まりは推し活だった

夏休みまでまだ1ヶ月も先なのに何でこのタイミングで北海道?って感じですが、最初のきっかけは、大好きなコンビの単独ライブのチケットが取れちゃったこと。既に名古屋公演は参戦済みやったし迷ったけど、ピーチで航空券が思いの外安く取れてしまい(往路7:00発→復路22:30着で往復19,000円!)、東京行くより安い値段で行けるんなら札幌公演も行ったれ!となったのでした。

あれ、アノ夢が叶うんちゃう?

ライブ以外の時間北海道で何しよう?富良野のラベンダー畑と小樽と札幌は2年前行ったし、、、と調べ始めた時、思い出したのです。

稚内に行きたい!!!!!

鉄道系YouTuberスーツさんの動画「【2時台で明るい】夏至の日に最東端の日の出と最西端の日の入りを見てきた」を見て以来、ずっと真夏の北海道(の端っこ)に行ってみたいと憧れていたのです。
しかも今回ピーチでチケットを取ったので、特急含む普通車自由席に4日間乗り放題の「peachきた北海道フリーパス」が使える!これはもう行くしかない!となったわけです。


「乗れるときに乗っとけ」が重要

JR北海道と言うととにかく過疎化が進んでいて、毎年これでもか!というほど駅も本数も路線もなくなっていくエリア。稚内へつながる宗谷本線も、いずれ廃線になる可能性が浮上しています。北海道に関しては「乗りたい鉄道は多少(お金と時間を)無理してでも乗っとくべき」が鉄則。そうなると、いつか確実になくなる路線はどこ?という目線で旅程を組むことになります。

で、ロックオンしたのが函館本線(長万部〜小樽)。
この区間は北海道新幹線が新函館北斗から札幌までの延伸ルートになっていて(ほとんど地下をぶち抜くらしい)、新幹線開業と同時に在来線は廃止、バス転換することが決まっています。少し先ではありますが、いずれなくなってしまう路線。これは乗っておかねば!

もう1ヶ所どうしても行きたい場所「ウポポイ」

1年前の鉄印旅で函館を訪れた際立ち寄った「函館市北方民族資料館」でアイヌの展示を見て以来、文化や言葉についてもっと知りたいなと思っていたので、今回「ウポポイ(民族共生象徴空間)」の敷地内にある「国立アイヌ民族博物館」にどーしても行きたかったのです。ということで、ここも行き先に追加!


時刻表とにらめっこ

行きたいところはピックアップできたものの、問題は【移動】。なんたって「北海道はでっかいどう!」です。しかもでっかいクセに札幌〜旭川以外のエリアはク○みたいな限られた本数しかありません。北海道の北の端っこと、南の太平洋沿いと、西のくびれあたりの縦断。こんなんいっぺんに行けるんか!?

【行きたいエリア】
札幌・・・ライブ会場(メイン目的)+サッポロクラシックの生ビール
稚内・・・ノシャップ岬+日本最北端のサウナ
白老・・・ウポポイ ※太平洋沿い
長万部・・・函館本線
その他、自分の体力や食料確保など、配慮すべき要素が満載・・・。それはもう穴が空くほど時刻表を調べた結果。

ミラクルきたー!

見よこの完璧なスケジュール!!!!

稚内でのバス移動の時間も含めて、完璧なスケジュールが組めたではありませんか!スゴイ私!
まぁ欠点と言えば、稚内の滞在時間が13時間しか取れないこと(←日の出が3:30amらしいから早起きすれば活動はできると判断)、ウポポイに3時間弱しかいれないこと、ちょっとでも特急が遅れるとかなりリスキーということ、でしょうか。。

やばっ、ルート選定だけで長文すぎる・・・
続きは次回!

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