Android10にアップデートされたことによる北米版Pixel 3a系eSIM設定周りの改善 そしてDSDV化?
Android9時代においてはPixel 3aのeSIM設定が「どうやったらこんなに煩雑にできるの?」という具合にいかれていたのですが、今回のアップデートで大幅に改善されました。
設定→ネットワークとインターネットで遷移すると「モバイルネットワーク」の文字の隣に+が付いています。そこをタップします。
そうすると下に「SIMカードをお持ちでない場合」というこれはまだいまいちわかりにくい文言ですがこちらをタップするとeSIMを追加する操作へと進みます。
なお前の画面で「モバイルネットワーク」という文字をタップしますと……
このようにインストールされているeSIMのプロファイルおよび今装着されている物理SIMの一覧がでます。そのうちの一つのプロファイルの文字をタップしますと……
このような画面になり、プロファイルの名前を変更できるようになります。
実はこれまでPixel 3aにおいてはこのプロファイルの名前が変更できなかったのです。それでeSIMによくありがちな「昔の名前で出ています」状況で「あれ? 今のサービス名はどんなんだったかな?」という混乱にようやく終止符が打たれるようになりました。
ところでいろいろ触っていたらこんな文字が……
怖いもの見たさで「はい」をタップしてみる。そのあと再起動がかかります。
おぉ! アンテナピクトが2つ出ている。バツがついているのは現時点ではeSIMがどれも有効化されていないためと思われます。まだ実際に運用はできていませんが見た限りではPixel 3aはアップデートによって少なくともDSDSが使えるようになったように思えます。
Pixel 3aが搭載しているQualcomm Snapdragon 670は、そのスペックとしてそもそもDSDVが使えますが、それにしても最初シングルSIM扱いだったのが後日アップデートにより2枚のSIMが使えるようになるとはこれまで個人的には体験したことがありません。
あら、ネットワークとインターネットの設定内容もSIM2枚運用体制に変わっちゃった。
しかもSIM一覧で「有効」になっているのはさっきは一枚だけだったのに今度は2枚(物理SIM1とeSIM1)になっている。