オススメラジオ番組

今年ももうすぐで終わるので
歳末総決算も兼ねて面白かったラジオ番組を
備忘録も兼ねて書き連ねていこうと思う。
順不同。

1.カベポスターのヤングタウン

今年...というか昨年の暮れあたりから
始まったこの番組
M-1でもお馴染みのカベポスターさんが
パーソナリティで
毎週月曜日の夜22時から1時間半の
生放送番組だ。
コーナーも面白く
リスナーさんのメールも
研ぎ澄まされたものばかりで
聴いてて自然に笑いが溢れてしまうこの番組。
何と浜田さんが大回ししているのだ。
いつも漫才でも良い意味で存在感がなく
カツ丼に乗ってる草みたいな
そういうちょっと良い感じの
存在感の浜田さんが
めちゃくちゃ大回ししている。
かなり失礼な表現にはなるが
典型的な「じゃない方がラジオで大活躍する」
を初めて目の当たりにした。
このラジオを聴かなかったら
この人がこんなに可愛らしくて愛らしくて
面白い人とは思いもしなかった。
そんなカベポスターさんの
内面を知ることができて
より一層好きになれたこのラジオ。
前身番組の「夕凪カベポスター」も含めて
最新回までYouTubeで公開されているので
是非とも聞いてみては?

2.ななまがりのヤンジュダムンnext

こちらも昨年の暮れあたりから始まった番組。
キングオブコント、
ザ・セカンド、R-1グランプリの
トリプルファイナリストを成し遂げた
森下さんと
声でか男初瀬さんによるコンビ
「ななまがり」による
架空のヤングタウンnextというコンセプトで
毎週日曜日の九時半から30分間
放送されている。
日常に潜む変な話を募集する
「オッドトゥデイ」のコーナーや
ヘリコプターと同じデシベルを誇る初瀬さんに
何でもないことを言ってもらう
「大声」のコーナーをメインに
ななまがりさんにしか出せない
奇天烈な雰囲気で毎週お送りしている。
ちょいちょい
視聴者参加型のコーナーもあったりで
人生で初めて電話出演した番組となった。
メールが採用されると
「ヤンジュくじ」という
細長い紙切れが送られてくる。
これがガチで商品が当たるくじで
昨年はパーカーが当たってた人がいた。
あまりにも汚すぎる時があるラジオだが
日常の悩みなど簡単に吹き飛ぶので
何かに疲れてる人は
是非とも聴いてみてほしい。

3.ドーナツ・ピーナツのヤングタウンnext

こちらは野球がシーズンオフの間だけ
よしもとの若手芸人がその時間を埋めるために
担うことになっている番組。
毎年毎年よしもとの若手芸人さんが
選ばれており
過去には滝音さんやマユリカさんなども
担当されていた伝統的な枠。
今期は火曜日から木曜日まで
芸人さんが担当しており
それぞれ
火曜日、ドーナツ・ピーナツ
水曜日、豪快キャプテン
木曜日、ツートライブ
となっている。
この中でドーナツ・ピーナツさんが
頭一つ抜けて面白く
正直、本家ヤングタウンを担当しても
聞き劣りしないんじゃないかと思う。
足りないのは格だけである。
北九州の高校の同級生でコンビを組んでおり
いつも小競り合いをしている。
普通なら少し辟易しそうなものだが
この2人に関しては
毎週小競り合いを待ち望んでしまう。
何というか話を聞けば聞くほど
両者共に情けない話が溢れ出て
ネズミ同士の喧嘩を見ているような気分になる。
良い意味で。
同級生コンビなので
学生時代の話も充実しているため
2人の同級生Aになった気分になるのも
何だか楽しい。
恐らく3月くらいまでは
オンエアされるラジオだと思うので
今期が終了する前に是非!

4.えびしゃのオールナイトニッポンPodcast

こちらは昨年の「under25」という大会を
制覇したえびしゃさんが
その特典ですることになったラジオ。
ラジオ史上初めてのことをたくさんしよう!
がモットーで
毎週ラジオ職人の方から
革新的な案をもらいそれを実行していた。
正直革新的でしかないものばかりだったが
そんなことはどうでも良い。
このラジオの真骨頂は
トリオの喧嘩。
三者三様のキモさを持った三人が
三人の非をバンバン叩いては
返り討ちに合っている。
基本的には
童顔でか男の「サエキ」さんと
メガネデカ坊主の「中村」さんが
喧嘩しているのだが
スネ夫ポジションの「大根」という男が
めちゃくちゃ良いアクセントになっている。
基本的にこいつは優勢な方の味方になるのだが
ちょいちょい乗る船をミスって
一緒に沈没している。
正に能とかの笑い。
全25回ポッドキャストで配信したのち
オールナイトニッポン0の特番を担当する
という流れだったので
聴いてるだけで
ワクワクハラハラしたのも良い思い出だった。
こちらはもう配信終了しているが
Spotifyなどでは半永久的に
残されているので是非。

5.マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0

言わずと知れた
深夜ラジオの代表格。
M-1チャンプになってから始まったようで
かれこれ4年も続いている人気番組。
毎週木曜日の夜3時から1時間半
生放送でお送りされている。
4年も続いているのに
マンネリのマの字も感じず
毎週毎週面白い。
本当に語ることがないほどに面白い。
リスナーも精鋭ばかりで
メールが面白いのも抜け目がない。
ただスペシャルウィークだけ
漫才と同じく
ラジオかラジオじゃないか論争が巻き起こる。
リボルバーヘッドを受け入れられるか
受け入れられないかで
面白さの度合いが大きく揺らぐ。
向こう10年くらい続くんじゃないかろうか。
ずっと変わらないので
心の拠り所にもなるのが良いところ。
是非とも聴いて欲しい。

6.オールナイトニッポンPodcast
銀シャリのおとぎばなし

こちらは、2016年にM-1を制覇した
銀シャリさんによる
オールナイトニッポンのPodcast番組。
毎週水曜日、18時辺りから配信されており
毎週殆ど30分で配信されている。
鰻さんの変人っぷりと
橋本さんの例え、話術
はっきり言ってかなり地味な番組だが
現存するラジオ番組でかなり上位に食い込む
面白さだと思う。
ただ、いまいち伸びきらないのは
30分に妙なこだわりを
見せている鰻さんの責任だと思う。
聴いていくうちに
「お時間でーす」
が呪言のように頭にこだましてくる。
まさかの
コーナーなし30分トークのみ
という超ストロングスタイルのこの番組
何か作業しながら聴いてみては?

7.オールナイトニッポンPodcast
アンガールズのジャンピン

こちらも銀シャリさんと同じ帯で配信されている
オールナイトニッポンのPodcast番組。
毎週木曜日の18時過ぎに配信されており
いつもの奇妙な芸をしている2人とは裏腹に
めちゃくちゃべしゃりで魅せている。
リスナーにも寄り添う番組で
聴いててほんわかする。
ほんわかするがジャンピンの由来が
「ジャンボタニシの卵がピンク色
 という話を合コンでしたら引かれた」
というものだったり
常設されてる大喜利のコーナーで
下ネタの枠が設けられてたり
ちょいちょいキモさが見え隠れする。
それがまた良い。
コーナーもたくさんあり
大喜利はもちろんのこと
自分の負のエピソードを清算できるコーナーや
ふつおたもガンガン読まれるので
メール送り入門編に
ぴったりなラジオかもしれない。
学生時代イケてなかったやつら!
ここには居場所があるぞ!

8.オールナイトニッポンPodcast
トム・ブラウンのニッポン放送圧縮計画

こちらも先ほどと同じ系列。
言わずと知れた長髪ツッコミの布川さんと
坊主ペンギン服のみちおさんのコンビ
トム・ブラウンさんのラジオ。
いつものイメージで
「この2人喋れるの...?」
となった人もたくさんいると思うが
安心して欲しい。
こちらも喧嘩ラジオだ。
先輩後輩コンビということもあり
絶対みちおさんには負けたくない布川さんが
みちおさんの揚げ足をとって
ダメダメ言ってるのは面白い。
トム・ブラウンのヤバい方はみちお
と見せかけて布川
というのが風説だが
このラジオを聴くと
ヤバいのはみちおさん
きめぇのが布川さんとなること間違いなし。
あんなに髪が長い人は
ロジックで攻めないでほしい。
コーナーもかなり充実しており
ツカミを送れる
「トム・ブレイン」はかなり魅力的なコーナー。
タイトルから伝わる通りの
1時間の不思議空間
是非ともご賞味あれ〜。

9.ぎょうぶのラジオ参観

こちらはABCラジオPodcastにて
毎週木曜日18時から配信されている番組。
元々、
ぎょうぶ、空前メテオ、三遊間
の3組のユニットライブ
漫才参観から派生した番組で
一度3組で競い合い一番聴衆率が高かった
ぎょうぶさんが担当することになった。
昨年のM-1グランプリの敗者復活戦で
鼻くそのネタをしてすぐに
敗退したぎょうぶさん。
鼻くそのネタを地上波の名刺代わりにしよう!
と何の疑いもなく決断できたことが納得できる
くだらないラジオで
実はツッコミの澤畑さんの方が
ヤバかったりする。
リスナーさんも少数精鋭で
オールナイトニッポンでも活躍してる
職人さんもメールを送っていたり
規模に反して
かなり濃密で面白い30分が堪能できる。
結構汚かったりするのが玉に瑕だが
個人的に今一番面白い番組なので
是非とも聴いてみてほしい。

10.金属バットの社会の窓

こちらも先ほどのラジオ参観と同じく
ABCラジオにて
毎週月曜日深夜1時から放送されている番組。
言わずと知れたサブカル漫才王
金属バットさんがパーソナリティで
本当にずっとむちゃくちゃしている。
かなり治安の悪い大阪ラジオだが
それを受け入れられたら
もうずっと笑いっぱなし。
リスナーさんも枠にハマらない
ふざけ方で
本当に面白いだけの1時間が堪能できる。
ただただ笑いたい時におすすめ。

11.カラタチの最果てのセンセイ

こちらはTBSラジオPodcastにて
毎週木曜日、19時から配信されている番組。
アイドルオタクの前田さんと
エロゲオタクの大山さんによる
喧嘩ラジオ。
基本的にどちらかがどちらかを小馬鹿にして
リスナーからも小馬鹿にされたりしているので
学校で陰キャ同士が
喧嘩し出した時の空気感を味わえる
飛んだアングララジオ。
色んなところで名前を聴く
やり手職人さんから
マジでここでしか聴かない
専属リスナーさんが共存しており
かなり闇鍋な仕様になっている。
内容はかなり濃口で
体調が良い時にしか聴けないが
毎週コンスタントに面白く
気付いたら内輪に取り込まれている。
ラジオ界の二郎系
チャレンジするなら今です。

12.マイナビlaughter Night
金魚番長のデメキング

こちらはTBSラジオにて
毎週金曜日夜0時から1時間放送されている
地上波の番組。
前半30分は
若手芸人によるオンエアネタバトルが放送され
青田買いし放題コーナー。
毎週の一位から
月間チャンピオンが決められる。
時々思わぬ実力者も登場して
声だけなのに笑ってしまう。
後半30分は
月間チャンピオン大会での覇者が担当する
ラジオ番組が放送されて
今期は金魚番長さんが担当されている。
「金魚番長のデメキング」という番組なのだが
これが恐ろしいほど話題になってなく
絶望的に面白い。
正直もっと話題になっても良いと思う。
来年からかが屋さんが担当することが決まり
もう少しでお別れとなってしまうが
どこかで続かないかなと薄ら思っている。
箕輪さんも古市さんもむちゃくちゃ面白い。
これで5.6年目なのだから大したものだ。
敗者復活戦も頑張って欲しい。
まだ世に出てない強ネタ
秘密裏に聞いてみては?

13.もう中学生のおラジオ中

こちらはSBCラジオにて
毎週土曜日、21時半から放送されている番組。
再ブレイクを果たした小道具王
もう中学生さんが
地元の信州にてやられているラジオで
同郷出身の
スカチャン、ヤジマリー。さんと
ダンビラムーチョ、原田フニャオさんが
隔週でアシスタントとして出演している。
この2人がそれぞれ
めちゃくちゃ良い味が出ている。
ヤジマリー。さんはあのもう中さんから
ツッコまれるほどの抜けっぷりを発揮して
フニャオさんはあの優しい口調で
もう中さんのむちゃくちゃなボケを
良い感じにいなしている。
この2要素だけで
他のラジオにないもので
今聴いているラジオで一番楽しい番組だ。
信州発世界へ!を目指しているこの番組。
是非とも一緒に広めて欲しい。


14.ザ・ギース尾関高文とOCHARNORMA広本瑠璃の年の差ラジオ

こちらはRCCラジオにて
毎週土曜日夜8時から放送されている番組。
おじさん芸人であるザ・ギース尾関高文さんと
駆け出しアイドルである
OCHANORMA広本瑠璃さんがやられている
化学反応ラジオ。
唯一自分が聴いている中で
芸人さん以外がパーソナリティのラジオで
めちゃくちゃ面白いし
かなーり可愛いラジオ。
クズというイメージが付きつつある
尾関さんと言えど
根はかなり優しく温かい人なので
アイドルの人との掛け合いがかなり
良い相乗効果になっている。
叔父と姪のじゃれ合いのような
ほんわかラジオ
是非とも聴いてみてほしい。

以上が今年聴いていた
オススメのラジオ番組!
また来年、楽しませてもらいたい番組ばかりだ。

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