ネタ書きな自分

今年の頭くらいに本屋大賞を受賞した
「成瀬は天下を取りに行く」が
ブックオフで100円引きだかで
売られていたので
クーポンを併用して
200円引きくらいで購入して
現在読み進めている。

この物語では、主人公の島崎という女の子の
幼馴染である幼少期から
只者ではない雰囲気を放っていた
「成瀬」という女の子がやることなすことを
第三者目線から描いている物語で
流石本屋大賞に選ばれるだけあって
中々に読みやすく面白い。
で、実は買う前から知っていたのだが
この本では主人公の成瀬が途中
M-1に挑戦するのだ。
それがずっと気になってたのもあり
いざその話が出てきた時は興奮した。
劇中でも実際ネタを
書くところなどが描写されており
かなり四苦八苦した様子で描かれている。
一ネタを書くのにこれほど苦労するのなら
四年も書き続けている自分は
結構凄いんじゃないか?
と少し思うようになった。
あんなに何でもできて
人と一線を画すことしかできない成瀬ですら
苦労に苦労を重ねて
やっとこさネタを作ったのに
結局初戦敗退と来た。
まさか一小説で、しかも読者の分際で
勇気をもらうことになるとは思わなかった。
結局成瀬が到達することができなかった
初参加一回戦突破
来年、自分が成し遂げたいと強く思った。

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