MOTHERクリア

今日は、前々から
Nintendo Switch onlineで進めていた
1989年にファミリーコンピューター用の
ソフトとして発売された
RPGの「MOTHER」を遂にクリアした。
こんなに長いようで短いという言葉が
似合う物語は初めて。
一応シリーズ全編をクリアしたことになるが
なんだかんだで1が突出して独特の魅力で
包み込んできた。
最近、たまに見かける
現代の技術を用いて制作されているが
あえてドット風にしているゲームを
プレイしているような感覚になった。
良く言われている設定が新しい、
糸井重里さんのワードセンスが
素晴らしいなどはもちろんの事。
ドットであまり色も付けられていないためか
自分の想像力が働きに働き
この景色、このBGMは主人公たちには
こう見えたり、
聞こえたりしてるのかもしれないと
物語には関係ないところでも楽しめた。
特に自分がすごいと思ったのは
あのアメリカ感。
アメリカで発売されたゲームを
和訳してプレイしているような感覚になるのだ。
それらも合間ってか
本当にめーちゃくちゃ楽しめた。
ラストバトルではラスボスのギーグを
何とか倒したが
他の仲間は全員死んでしまっていた。
25.6で挑んだらそらそうなるか。
エンディングまで泣くんじゃない、
というキャッチコピーの通り
泣くつもりはなかったが
エンドロールで流れている
エイトメロディーズを聞いていくうちに
ちょっと目頭が熱くなってしまった。
最後は、救った町を訪問する
所謂エンディング後の世界の旅はなく
非常にドライに終わってしまった。
この感じもMOTHER3とは
また違う種類の切なさがあって良かった。
そうだよね、お別れは真っ白でなきゃ
後で引きずっちゃうもん。
何回でも言うが本当によくできたRPGだった。
糸井さん自身4は作らないと言っているが
自分も大賛成だ。
MOTHERは3で完璧に終わっているもの。

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