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Google広告「AI を活用したパフォーマンス広告」の認定試験100題全問解答+全問解説付き【2024年1月最新】

Google広告「AI を活用したパフォーマンス広告」の認定試験の過去問対策100題を全問解答+全問解説付き

全問2024年1月時点の最新の問題になります。
筆者が実際に3回以上受験して、問題を収集し、それをベースに問題集を作成、解答とその解説を全問付けております。
問題数は合計100題。
この100問の問題の解答を理解できれば、ほぼ間違いなく、合格すると思います。
ちなみに筆者は大手広告代理店出身で、運用型広告をバリバリ運用しておりました。

24/1/4      再度受験し、問題一部差し替えました。

ここから問題と解答/解説になります。

100題、全問解答+全問解説付きになります。

1.あるデジタル マーケティング担当者が、価値に基づく入札戦略をスマート自動入札戦略に組み込みました。
この場合、どの Google 広告ツールを検討すべきですか。2 つ選択してください。

①キーワード プランナー
②入札戦略レポート
③パフォーマンス プランナー
④広告の有効性の評価


正解:②③

解説:
②入札戦略レポートは、改善された入札戦略のパフォーマンスを評価して分析することができます。これにより、結果の改善が確認できます。

③パフォーマンス プランナーは、解析して最適化した入札戦略のパフォーマンスを予測し、予算計画を立てるのに役立ちます。

一方、①キーワード プランナーはキーワードの検索ボリュームや競合度を調査するツールで、入札戦略には直接関係ありません。また、④広告の有効性の評価は、広告のメッセージや計画の有効性を評価するもので、入札戦略に直接的な影響はありません。


2.実店舗への見込み顧客の来店数を増やそうとしているアイスクリーム ショップにとって、P-MAX キャンペーンはどのように役立ちますか。

①手動で作成されたアセットを使用することで、独自の価値提案を磨き上げるためにより多くの時間を費やせるようになる
②Google 広告の広告枠全体で新たな見込み顧客を見つける手段として AI を活用できる
③動画広告フォーマットを含むキャンペーンを使用してコンバージョン数を増やすことができる
④広告掲載先ウェブサイトを選択できるため、見込み顧客の来店数が増える


正解:②

解説:
Google広告のP-MAX キャンペーンは、人工知能(AI)を使ってGoogle広告の広告枠全体から新たな見込み顧客を見つけることができます。これは、広告を見た人が実際に店舗を訪れる可能性があるため、実店舗への見込み顧客の来店数を増やすのに役立ちます。なお、P-MAXとは、Google広告において、機械学習を活用して広告配信を最適化する機能です。


3.パフォーマンス評価のワークフローは、分析情報ページによってどのようにシンプルになるでしょうか。2 つ選択してください。

①競合相手の広告パフォーマンス データをマーケティング担当者が確認できる
②キャンペーンのパフォーマンスが変化した要因が、前週比と前月比で表示される
③キャンペーンのパフォーマンスが変動した要因の説明が表示される
④広告の有効性が低いキャンペーンや予算が限られているキャンペーンが自動的に一時停止になる


正解:②③

解説:
Googleの分析情報ページを使用すると、
②キャンペーンのパフォーマンスが変化した要因が、前週比と前月比で表示されます。これにより、パフォーマンスの推移とその背景を時間軸で比較観察することができ、効果測定や改善のアクションを立てる際の参考にすることができます。

また、
③キャンペーンのパフォーマンスが変動した要因の説明が表示されます。これは実際の結果に影響を与えた要素を具体的に理解し、それに対する適切な対策を立てることができるため、パフォーマンスの評価と改善に貢献します。

一方で、
①はGoogle Adの機能ではなく、競合他社のデータはプライバシーの観点から公開されません。
④もGoogle Adの自動化機能には含まれていません。広告の有効性が低いキャンペーンや予算が限られているキャンペーンの停止はマネージャーの判断とアクションによります。


4.パフォーマンス プランナーを使用するおすすめの方法は、次のうちどれですか。

①パフォーマンス プランナーは、繁忙期以外など、主にデータの精度が最も高くなるタイミングで使用する。
②予算を決定できるように、事業年度の初めに年間予測を作成する
③パフォーマンス プランナーで月ごとのプランを作成し、定期的に最新の予測を確かめる
④業界の繁忙期は販売データが多くなる傾向があるため、年単位で予測を確認する


正解:③

解説:
Googleのパフォーマンス プランナーは、広告キャンペーンの予測を提示し、広告主は様々な予算と入札戦略のシナリオを試すことができます。月ごとのプランを作成し、定期的に最新の予測を確認することで、市場の変化にも即座に対応することが可能になります。予測はリアルタイムの市場の動向に基づくため、最新の情報をチェックすることは非常に重要です。


5.マーケティング担当者がクリエイティブ アセットのパフォーマンスを向上させるうえで、組み合わせとアセット レポートはどのように役立ちますか。2 つ選択してください。

①パフォーマンスの高いアセットを詳しく調べ、新しいクリエイティブ アセットを作成するときの参考にできる。
②パフォーマンスの低いアセットを置き換える機会を特定できる。
③アセットのリーチ改善につながる新しいキーワードを見つけて、キャンペーンに追加できる。
④オークションでのアセットの掲載を妨げている可能性のある予算の制約を特定できる。


正解:①②

解説:
組み合わせとアセットレポートを使用すると、マーケティング担当者はパフォーマンスの高いアセットを詳しく調べ、その情報を新しいクリエイティブアセットを作成する際の参考にすることができます(①)。また、パフォーマンスの低いアセットを特定し、それらを改善または置き換える機会を見つけることもできます(②)。これにより、全体的な広告パフォーマンスが向上します。

それに対し、アセットのリーチ改善につながる新しいキーワードを見つけ出す(③)という作業や、オークションでのアセット掲載を妨げている可能性のある予算の制約を特定(④)するためには、キーワードレポートや予算レポートなど他のレポートを使うことが適切です。これらはクリエイティブアセット自体のパフォーマンスとは直接関連しないため、この質問の正解には含まれません。


6.年間予算が固定されている状況で、その範囲内でキャンペーンのテストを実施し、新しい取り組みを評価したいとします。
これを行うために必要な予算の柔軟性を生み出すには、どうすればよいですか。

①テストを実施するための予算と市場の変化に対応するための予算を一定の割合で割り当てておく。
②四半期ごとの予算レビューを上司に提出して、次の四半期にテストを実施するための追加資金を要求する。
③業界レポートを調べて、次の年のクエリ需要とそれに対応するために必要な資金を正確に予測できるようにする。
④財務チームとの調整会議を毎月または毎週開いてアイデアを共有し、予算の柔軟性を高める。


正解:①

解説:
予算の一部を新規プロジェクトのテストに割り当てることで、既存の広告戦略と並行して新しい取り組みを評価できます。また、市場の変化に即応するための財政的な柔軟性も確保できます。 この手法は慎重なリスク管理を可能にします。他の選択肢は予算の調整に役立つ可能性もありますが、それらは特定の状況でのみ有効であるか、即時の柔軟性を提供しない可能性があります。


7.Google 広告で AI によって実施できるマーケティング行動はどれですか。3 つ選択してください。

①マーケティングのベスト プラクティスのチェックリストを確認する
②季節限定イベント期間中に入札単価を一定に維持する
③商品レベルでテストとローテーションを行う
④クリエイティブ レベルでテストとローテーションを行う


正解:②③④

解説:
AIを用いたGoogle広告は自動化されたツールであり、ユーザーの行動や既存のデータに基づいて広告の入札価格を最適化(②)や商品のテストとローテーション(③)、クリエイティブのテストとローテーション(④)を行います。一方で、マーケティングのベストプラクティスのチェックリスト(①)はAIが経験を学習するためのフレームワークではありますが、それ自体がアクションを実行するものではありません。


8.ある地域で事業を展開するデザート チェーンが、Google 広告で作成した広告キャンペーンのパフォーマンスを全アカウントで改善したいと考えています。
最適化スコアを使用してキャンペーンを改善できる方法は、次のうちどれですか。2 つ選択してください。

①ビジネスに合わせてカスタマイズされた最適化案を受け入れてすぐに適用することで、時間を節約する
②キャンペーンをどの程度改善できるのか、どのように改善するのかを特定する
③MCC アカウント レベルではなく、個人アカウント レベルでスコアを測定する
④自社の目標と関連性のある最適化案の審査と却下を行うことで、キャンペーンの最適化にかかる時間を節約する


正解:①②

解説:
①ビジネスに合わせてカスタマイズされた最適化案を受け入れてすぐに適用することで、時間を節約する
→ビジネスに合わせてカスタマイズされた提案を受け入れて、その場で適用することによって、パフォーマンスを最適化するための手間と時間を節約できます。

②キャンペーンをどの程度改善できるのか、どのように改善するのかを特定する
→最適化スコアを使用することで、キャンペーンをどれだけ改善できるか、また、そうするための具体的な手段は何かを特定できます。これにより、改善の方向性を明確に把握し、具体的な改善策を決定するのに役立ちます。

一方で、
③MCC アカウント レベルではなく、個人アカウント レベルでスコアを測定する
→個人アカウントレベルでは最適化スコアが利用できますが、全アカウントで改善するという目的には必ずしも適していません。全体のパフォーマンスを改善するには、全アカウントを一元管理できるMCC アカウント レベルでの評価と改善が必要です。

④自社の目標と関連性のある最適化案の審査と却下を行うことで、キャンペーンの最適化にかかる時間を節約する
→最適化提案はGoogleが自動生成するものであり、全てが必ずしも自社の目標に適しているわけではありません。そのため、不適切な提案を却下することも大切です。しかし却下自体がキャンペーンの最適化にかかる時間を節約するわけではないため、この選択肢は適切ではありません。


9.オンラインで運営しているあるシューズ ショップが、スニーカー カテゴリの販売を促進するために P-MAX キャンペーンを作成しようとしています。
このような業者が P-MAX を使い始めるときのベスト プラクティスはどれでしょうか。

①スマート自動入札戦略を使用して、複数のチャネルにわたる入札単価の設定を AI に任せる。
②重複を避けるために、Google Merchant Center アカウントと Google 広告アカウントを分ける。
③オーディエンス データの共有を制限して、AI が人間によるインプットなしで動作できるようにする。
④スニーカー カテゴリの商品や特典に合わせてカスタマイズされた効果的なクリエイティブを作成する。


正解:①

解説:
P-MAXキャンペーンにおけるベストプラクティスは「スマート自動入札戦略を使用して、複数のチャネルにわたる入札単価の設定を AI に任せる」(①)です。

これは、個々の広告に最適な入札額をAIが決定することで、広告のパフォーマンスを最大限に引き出すことが可能となります。広告主はキーワードの選択や入札価格を手動で調整する必要がなく、時短にもつながります。また、この自動入札戦略を利用することで、広告主は自社製品の全てのオンライン存在を最適化し、ユーザーに展開するタイミングや場所を最適化することができます。これにより更なる効果を期待できます。オンラインショップの運営者にとって、この自動入札はパフォーマンス最大化に貢献する重要な戦略となります。


10.部分一致キーワードを利用することで、どのような価値が得られますか。

①高いパフォーマンスを保証するには、完全一致キーワードやフレーズ一致キーワードと一緒に部分一致キーワードを含める必要がある。
②部分一致キーワードを使用すると、特定の広告の一致対象となる検索キーワードをマーケティング担当者が細かく制御でき、対象となるユーザー数も制限できる。
③部分一致キーワードを使用すると、新しいキーワードを追加することなく、宣伝する商品やサービスを探しているユーザーへのリーチを最大化できる。
④部分一致キーワードによって、キーワードのコアコンセプトが検索キーワードに含まれた状態を維持しながら、完全一致キーワードと同等のユーザー数にリーチできる。


正解:③

解説:
部分一致キーワードを利用することで、「一部の語順や合成語、類義語、過去形、複数形など」が含まれる検索クエリにも広告が表示されるため、より広範囲のユーザーにリーチすることが可能になります。これにより、新たなキーワードを追加することなく、検索ユーザーの様々なニーズに対応可能となり、広告のリーチを最大化することができます。

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