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「峠の釜めし」「ひっぱりだこ飯」を購入しました

こんにちはRYUです。唐突ですが、皆さん「駅弁」って好きですか? 私自身は飛行機や車での旅が多くなったせいか、ここ10年で食べる機会が激減しました。新幹線の駅などでチェックすると、最近は単価1,500円以上!になっていることも敬遠する理由の一つです。
そんな私が、実家近くのスーパーで「駅弁フェア」を開催しているのを発見!超有名な駅弁が大幅割引で販売されていたので、つい購入してしまいました。久しぶりに食べてみたら美味しかった!ので、今日はこちらの報告をしてみたいと思います。

横川駅「峠の釜めし」

さて、今回購入したのは鉄道マニアでなくとも知名度が高い「元祖峠の釜めし」(信越本線横山駅:定価1,380円)と、「秋のひっぱりタコ飯」(神戸線西明石駅:定価1,400円)の2つです。このお弁当、どちらも容器から既に特徴があります。

では「元祖・峠の釜めし」から見てみましょう。こちら⤵のサムネールにもある通り、この釜めしは「益子焼の容器」がオリジナル。1958年の発売以来、絶大な人気を誇っています。この容器で実際に炊飯することも出来るらしいですが、最近は軽量化のため容器が薄くなっており、「加熱調理はおススメしない」方向に変わったようです。ちなみに現在、弁当+容器の重量は堂々の725g!です。

重さで敬遠される事を防ぐため、最近は軽いパルプモールド容器の釜めしも販売されており、私が購入したのもこのタイプでした。蓋を開けると中蓋があり・・・

「香の物」のパックが上に乗っかっています。芸が細かい♪

中蓋を開けると、名物の釜めし登場!具は鶏もも肉、シイタケ、ゴボウ、うずら玉子、タケノコ・・・に加え、変化球となる栗と杏子!も入ってました。化学調味料っぽくない、しっかりしたダシで炊かれたご飯が旨い!肉が少ないのが難点ですが、味は上々です。付け合せの香の物(茄子、ゴボウ、キュウリ、梅)も、化学調味料無しと思われる真面目な風味で美味しいです。ご馳走さまでした。

西明石駅「ひっぱりだこ飯」

さて、お次は奥さんが購入した西明石駅「ひっぱりだこ」飯」です。神戸出身の奥さんにとっては、子供の頃から慣れ親しんだ超有名駅弁。関西圏以外ではなかなか手に入らないので、見ると買いたくなるそうです。

開けてみると・・・柔らかく煮たタコと、タコの旨味が十分に回ったご飯が旨いです♪ アナゴと、季節の野菜(今回はニンジン、カボチャ、椎茸、栗など)も沢山入っていて、なかなか豪華な駅弁です。

そして・・・こちらも味以外の特徴は容器。「たこ壺」を模した容器が楽しいです。重いですけどね・・・。

ちなみに、「ひっぱりだこ飯」も容器にバリエーションがあります。こちらは「500系ひっぱりだこ飯」。鉄道マニアが喜びそうです。

その他、「ハローキティ版ひっぱりだこ飯」とか・・・


「自衛隊版ひっぱりだこ飯」なんてのもあります。こちらはアナゴを、兵庫産の「くぎ煮」に変更しているそうです。

トドメのこちらは「金色のひっぱりだこ飯」。累計1000万個販売を記念して作られたそうです。


まだまだバリエーションは多い!ので、興味がある方はこちらをどうぞ。WEB販売も対応しているみたいですよ。

いかがでしたか?今回は超有名な駅弁2種を購入して食べてみましたが、さすが長年支持されている商品です。以前と比べたら随分単価は上がっているんですが、隅々までクオリティが維持されていて、がっかりさせる事がありません。価格を維持するために質を落とすより、むしろ良心的だと思いました。ぜひ皆さんも、「久しぶりの駅弁」を体験してみてください!(RYU)

【追記】
私個人の、一番の思い出の駅弁!がこちら。東京=名古屋を頻繁に往復した学生時代によく食べました。昭和39年発売のロングセラーで、30年前は600円でした。これも久しぶりに買ってみようかな・・・。