碧南市に行ってきました(前編:碧南海浜水族館)
こんにちはRYUです。先日、愛知県西尾市で開催された「抹茶博2024」に行き、記事にしたのですが・・・
西尾からの帰路「碧南市」を通過した際、古い町並みが残る一画があるのを知りました。調べてみたらなかなか魅力的!だったので、さっそく行ってみることに。2回連続で「碧南市の旅」を報告してみたいと思います。
名古屋市内から1時間程度の距離
まずは「碧南市」の位置はこちら。名鉄電車か車で、名古屋市内から1時間程度の距離です。旧三河藩の西側に位置する「西三河」と呼ばれる地域で、名古屋市が属していた尾張藩とは少し違った文化があります。
最初に水族館へ
碧南市に到着したのは休日の昼頃だったんですが、最初に「碧南海浜水族館」に行ってみることにしました。この水族館、公営ながら大規模な水槽を持つ立派な水族館です。入場料も大人500円とお安い! 現在、沖縄の「美ら海水族館」は2,180円、リニューアルした「神戸市立須磨海浜水族館」は2,900~3,700円と入場料が高騰する中、頑張っていると思います。
さて、水族館のエントランスを探してみたら・・・まさかの風景が。休園??(笑)。
幸い営業中で、外壁補修中とのことでした。作業足場を設置する前の博物館は、こんな感じ だったようです。
さっそく大人500円のチケットを夫婦で購入して入館。チケットのナマズのキャラクターが可愛いです。
館内は地元の家族連れで盛況でした。既に12月になっていたのでクリスマスツリーも!地元志向の施設だけに、館内には子供向けに配慮した展示や設備が多いです。
地方では珍しい大水槽
さてエントランスを抜けると、イチ推しである大水槽が登場します。横幅15m、水量は200トン!地方の水族館で、この規模の水槽はなかなか有りません。異なる生息地域の魚を一緒に入れちゃってますが、魚の種類も数も多いし、大型のマンタ(エイ)もいて見ごたえ十分です。最初から好印象♪
エイと一緒に群れで泳いでいるのは、こちらで20年にわたって飼育されているイセゴイ。
もちょっと大きめの画像がこちら。
「イセゴイ」ってそんなに大きな魚ではないんですが、20年にわたって飼育してきたそうです。凄い。
ちなみに大水槽の前には、まさかのコタツスペースが(笑)。寒い時期でも温まりながら観覧できます。面白いアイデアですね。
大水槽以外にも50以上の水槽があるんですが、こちらもなかなかナイスな展示です。
人気者のチンアナゴがいる!と思ったら・・・違いました💦。
縞々の柄をもつこちらの魚は、チンアナゴではなく「ニシキアナゴ」だそうです。ちなみに「チンアナゴ」の語源は、犬の狆(チン)に顔が似ている!という事なんだとか。知らなかった。
こちらの水槽には、ディズニーの「ニモ」で有名になったクマノミが多数。「カクレクマノミ」かな?と思ったら・・・また違いました💦。
クマノミにも沢山種類があって、こちらは「ハマクマノミ」らしいです。私は毎年沖縄でシュノーケリングしてますが、「クマノミの違い」って、気にしたことがなかったです。勉強になります。
推しの魚たち紹介
魚は沢山いるので、ここからは個人的な推しだけ紹介します。まずは風になびく、おじさんの薄毛のような造形がステキなイソギンチャク。
筒を見ると無条件に入りたくなってしまう、不思議な習性を持つアナゴ君の太巻き寿司。
そして水族館のアイドル「メガネモチノウオ」(通称:ナポレオンフィッシュ)。ユーモラスです。
こちらは沖縄でシュノーケリングする際、見る機会が多い「ツノダシ」。見た目は華奢ですが、意外に早く泳ぎます。
「鮎」はスーパーでは良く見るんですが、生きた鮎を大群で見る機会はなかなか無いので貴重です。イワシの大群と違って、必ず同じ方向に泳ぐわけではないようです。
そして、久々に実物を見た「オオサンショウウオ」。パッと見はグロテスクなんですが、手の指が人間の赤ちゃんのような形なので、なんだか擬人化して見えてしまいます。面白い生き物です。
工作も出来ます
さて、子供たちへの配慮が行き届いているこちらの水族館、買ってその場で工作できるスペースもありました。せっかくの機会なので、アニマルキャップ100円を購入。
1枚の用紙から、切り取って貼り合わせて造ります。周囲は小さな子供を持つ親御さんたち。種類によって難度が違うので、皆さん悪戦苦闘してました💦
まずは丁寧に切り取って・・・
曲げて、貼り合わせたらこんな形に。完成です。
奥さんが被ってみたら、こんな感じになりました。子供が喜ぶ、よいアイデアだと思います。全6種類のうち、一番人気はこちらのクマノミだそうです♪
というわけで碧南の旅の前半は、地方都市なのにレベル高い!水族館を十分楽しめました。後半は地域の特徴である古い街並みを見て、人気のカフェに行ってみたいと思います! (RYU)
▼後編はこちら