マイワイフが企画する名古屋周辺の旅 「常滑 やきもの散歩道」
こんにちはRYUです。神戸出身のマイワイフが行きたい場所に名古屋出身の私が応えるこの企画、今回は焼き物の産地「常滑」を紹介します。以前、陶器で有名な「尾張瀬戸」を紹介しましたが、常滑と瀬戸は愛知県の陶器の2大産地。どちらも大人の街歩きにピッタリな街です。
さて、観光以前に・・・「常滑」って読めませんよね。「とこなめ」と発音します。場所は地図の赤線部。知多半島の中ほどにあり、中部国際空港(セントレア)の所在地でもあります。名古屋から名鉄電車か車で、30~40分くらいで到着します。
常滑は粘土質の土壌を利用して、古くから窯業が栄えた町です。実は地名の「とこなめ」も、とこ=床(土壌)、なめ=滑(滑らか)を意味し、地名自体が粘土質の土壌を表しているんだそうです。知りませんでした・・。
さて、常滑駅に到着したら、焼き物キャラクターが並ぶ道を通って「やきもの散歩道」に出ましょう。一つ一つが可愛いので、ここで既に足が止まります。
「子授け」祈願の焼きものはつボイノリオさんが好きそうなこんな造形だったり。
「美人祈願」の焼き物は確かに美人猫。いや、橋本環奈似?の美猫。
瀬戸だけでなく、常滑も招き猫の産地だったので猫のモチーフが多いです。そして、やっとやきもの散歩道の入り口に到着。
招き猫デカいですよ♪
インスタ映えするんですが、道路に掛かる橋から撮影するしかないのでちょっと大変です。ここから、やっと「やきもの散歩道」に入ります。
かつての主要産品だった「土管」を使った道があちこちに。
使われなくなった窯もあちこちに残っていて、明治~大正期にタイムスリップできます。
一見すると民家ばかりですが、道中にはカフェや陶器店が並んでいます。
こちらのお宅は廃屋・・みたいに見えますが、陶工の方が作業場として使っています。
こちらは壁に焼き物の瓶、床に土管の欠片を使った陶器の道です。
散歩道の途中には、入場料200円の「瀧田家住宅」があります。廻船問屋として栄えた豪商のお宅が内覧できます。
玄関の土間の前には、番頭さんが座っていたと思われるスペースが。
丘陵地の上なのでスペースは広くないですが、庭もキレイに維持されています。
そして、こちらが土管坂。
「やきもの散歩道」No.1の映えスポットです。陶器の瓶、土管を見事に配した小径が広がっています。
自然の地形を生かした登り窯が見学できたり・・・
焼き物のお店も多数揃っているので、退屈しません。
選び放題です。
パン屋もありました。ちょっと単価高めですが美味しかったよ。
こちらは寛永通宝ではなく、円形の陶器を使った道。土管のフタになる部分みたいです。
生活の中に、焼き物の遺構が残る街。夕空も似合います。
歴史・文化・景勝・食と、大人を喜ばせる条件が揃ったまち常滑。マイワイフも大喜びでした♪ 冬にならないうちに、ぜひお出かけください!
次回は常滑の第2回「INAXミュージアム」をUPします。(RYU)。
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