早めの夏休みに行ってきました（DAY５：那覇）
こんにちはRYUです。石垣島～竹富島を巡った早い夏休み、最終日はせっかくなので、那覇（沖縄本島）に立ち寄ることにしました。ちょっと観光して終わるつもりが意外な展開・・・になったので、今回はそんな５日目の様子を報告したいと思います。
４日目の午後に到着
「星のや竹富島」をチェックアウトして石垣空港から那覇空港に到着したのは旅行４日目の午後でした。今回はレンタカーを借りないつもりなので、数年ぶりに「ゆいレール」の駅に行ってみたら・・・。見慣れない「てだこ浦西」という駅が終点になっています。調べてみたら、既に4年近く前の2019年に延伸していたようです。これまで沖縄旅行は常に那覇スルーだったので、全く気づかず・・・ちと恥ずかしいです。
ホームで待っていたら、派手でかわいいポケモンのラッピングトレインがお出迎え。夏休み、沖縄に到着した子どもたちは喜ぶでしょうね♪
車内もポケモンで大変なことになってます。ちなみに皆さんはポケモンを何匹記憶してますか？私は最初（ゲームボーイ赤と緑）の151匹は記憶してるんですが・・・。その後に派生したポケモンは殆ど分からなくなりました。どれが推しか？と聞かれたら？私は「ゲンガー」です。
・・というわけで、まずはホテルにチェックインするため「美栄橋駅」に到着。ホテルの手前には、あの有名店があります。
まずは老舗の名店でランチ
その有名店とは・・・沖縄の老舗ステーキ店「ジャッキーステーキハウス」。米軍占領下に開業して今年で70周年！だそうです。既に10組くらいの待ち客がいたので、名前を書いてから至近距離にあるホテルにチェックイン。
チェックインしている間に順番が回ってきて、待たずに済むタイミングで入店できました。店内はこんな感じで、古き良きアメリカン・ダイナースタイル。地元のお客さんに愛されています。
メニューもご覧の通り、エモい品揃えです。ステーキだけでなく、タコスやタコライスといった米国派生メニュー、スキヤキ・ヤキソバといった和メニューもあります。「ランチ」の英語の綴りが違うような気がしますが、創業以来変わってないのでしょうか？？
ちなみに、このお店の「スキヤキ」はこちら。「人間は既成概念に囚われていてはいけない」ことを示唆するメニューです。
さて、私たちが注文したのは、お店一推しのテンダーロインステーキとオリオンビール。まずはセットのサラダとスープが先に来ました。このスープ、沖縄ではよく見るんですが・・・小麦粉を牛脂で炒めてポタージュにした感じの、ちょっと変わった風味のスープです。最初は違和感があるのですが、慣れると続けて飲みたくなります。
そしてテンダーロインステーキ（M）が到着。シンプルなUSビーフを塩だけで焼いたもので、ペッパーも掛かっていません。卓上の塩、醤油、No.1ソース、マスタードで食べます。画像の真ん中は、頼めばくれる生ニンニクです。
「輸入牛のステーキなんて硬いんでしょ？」と思うかも知れませんが・・・こちらのステーキは劇的に柔らかい！んです。「いきなりステーキ」のワイルドステーキみたいな筋もなく、ダメ出しする方はまず居ないでしょう。まだ経験していない方はぜひお試しください。
新築された「牧志公設市場」へ
さて遅いランチの後は、最近建て替えられたばかりの「牧志公設市場」へ。以前はカオスで楽しい市場でしたが、どう変わったんでしょうか？？
にぎやかなアーケード商店街を抜けて到着。正式名称「那覇市第一牧志公設市場」です。鮮魚をはじめ乾物や肉など、様々な食材が販売されていることは皆さんご存じかと思いますが、老朽化して耐震性も衛生環境にも心配・・・だったところ、2023年3月に新装建て替えオープンしました。
店内はスッキリと整理され、以前のカオス感がほとんど有りません。年間を通じて暑い沖縄ですから、衛生面と空調が改善されたことは大きなメリットだと思います。
売り場を見ると、特に鮮魚関連では以前通りの活気。既に午後で閉店間際のお店もありましたが、お客さんも沢山いました。
沖縄の市場といえば、主役は極彩色の魚たち。こんなディスプレイをしてもらえると食べたくなりますね♪ アオブダイやミーバイ、グルクンなど沖縄料理の定番の魚たちが共演してました。右上の皮を剥がれた魚はアバサー（ハリセンボン）です。食べたかったんですが・・・先ほどのステーキで満腹だったので、今日はパスします。
こちらは絶滅危惧されているヤシガニ君。沖縄県内なら今でも合法的に食べることができます。高価ですが、まとまった肉はハサミのあたりだけであとはミソだけ。コスパは悪いです。
せんべろエリアもスルー
牧志市場の周辺には無数の飲み屋があり、多くが「せんべろセット」（千円でベロベロに酔えるセット）を用意しています。「せんべろストリート」と言っても過言じゃない、活気ある界隈です。
私も呑みたかったんですが、先ほどの遅いランチ（ステーキ）でお腹は一杯。しかも多くの店が屋外／半屋外で、余りにも暑かったので今回はスルーしました。結局、冷房が効いた店で夕食してこの日はホテルに帰りました。
最終日、まずは朝食
さて、翌朝困ったのは最終日をどう過ごすか？でした。牧志の市場は昨日見たし、国際通りも久しぶりに通ったし・・・DFSに行きたいとは思わないし、お気に入りだった首里城は焼失。那覇周辺だと、何度も観光したくなるスポットがあまり無いんですよね・・・。とりあえず有名店で朝食しながら考えることにします。ホテルの近くにあった有名食堂「三笠」に行ってみました。
開店早々に行こうと思い、9時の開店時間ピッタリに到着したのですが・・・ドアが開いたのは9時5分でした。沖縄に来たなと実感します（汗）。店内は古き良き食堂です。
食券は、メニューの番号を見てから同じ番号のボタンを探す２段階認証システム。観光客には「？？？」なので、システムを理解するまでしばらく戸惑います。
悩んだ末に沖縄名物の「ちゃんぽん」を注文し、１０分ほど後に到着。一般的に「ちゃんぽん」は長崎発祥の麺類ですが、沖縄では「ご飯」です。
卵の下は、甘辛く炒めたひき肉と玉ねぎ。カツ丼の簡略版といった感じでしょうか？野菜の量も多いし、全体的なボリュームもあって美味しいです。これだけ食べておけば、猛暑の中のお出かけも大丈夫です。
レンタカーを借りて豊崎海浜公園へ
そして朝食後に向かうと決めた、今日の目的地は・・・那覇の南、豊見城市にある人工ビーチ「豊崎海浜公園」です。最近、ネーミング・ライツで「オリオンECO美らSUNビーチ」というややこしい名称になったようですが、わかりにくいのでヤメてください（汗）。
昨夜から色々考えたのですが・・・私と奥さんにとって「沖縄＝海」。石垣島～竹富島ではほとんど泳げなかったので、最後くらいビーチで泳いでおこう！というわけで、この結果になりました。
そんなわけで豊崎海浜公園に到着！既に昼過ぎでしたが、地元の方がBBQを楽しんでいました。現地では「ビーチパーリー」って呼ぶらしいですね。
そしてやっと！泳げるビーチに到着。豊崎海浜公園は人工ビーチなので透明度はイマイチなんですが、もはやそんな事は問題じゃありません。幸い天気もよかったので、2時間ほど海水に浸かって満足しました。
その後は、濡れた水着と４日分の洗濯を済ませるため、豊崎市内のコインランドリーへ。待ち時間を利用して、隣にあった沖縄そばの店になんとなく入ってみることにしました。
ランチ大当たり
事前知識もなく、さほど期待していなかったんですが・・・。こちらの「王家」さん、特筆すべき名店でした。手前が「てびちそば大」、奥が「ラフテーそば小」なんですが・・・
まずは小麦が香る、ガッチリと腰のある麺が旨い！ 出汁も昆布と豚骨出汁の混合で、上品だけど旨味が濃くて後を引きます。同じ出汁で煮込まれた「てびち」（豚骨）がまた格別で、おそらく過去イチでした。
「沖縄そばって、大して美味しくないよね」と思っていた方には、ぜひ試してみてもらいたいお店です。きっと沖縄そばの印象が変わると思います。
その後は、豊崎海浜公園の隣にできたショッピングセンター「イーアス」へ。先に出来たアウトレット「あしびなー」より、地元のお客さんが多く入っていました。この店内で見つけたのが・・・・
エンダーで〆
現地で「エンダー」と呼ばれるファーストフード店「A&W」です。考える間もなく入店しましたが、考えてみたら沖縄そばを食べたばかりだったので、さすがにコンボメニューを食べる余力は残っていません。奥さんはルートビア・フロート、私はルートビア＋チーズバーガーに留めました。
ルートビアの味って好き嫌いが大きいと思いますが、沖縄滞在中、一度もエンダーに行かない・・・というのは個人的に許容できません（私見）。これで満足！しました。
そんなわけで５日間におよぶ石垣島～竹富島～沖縄本島の旅程を終え、那覇空港に向かいました。今回の旅は奥さん希望の「川平湾」「星のや竹富島」に行けたし、私にとって必須の「海＆エンダー」も押さえたし、天候にも恵まれたのでラッキーでした。全国的に梅雨明けで猛暑！ですが、皆さんもよい夏休みをお過ごしください。 （RYU）