岐阜県 岩村町に行ってきました
こんにちはRYUです。先日、仕事で岐阜の道の駅を訪れた際、足を延ばして「岩村町」に行ってきました。ここは約800年前に成立した城下町で、明智光秀の出身地?という説もあるところです。明治から昭和にかけての街並みが残っており、土日祝は観光客で混雑します。そんな岩村に約30年ぶり?に行ってきたので、今日はこちらの報告をしてみたいと思います。
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岩村町は、中央道の恵那インターから車で30分程度の距離にあります。有名なローカル線「明智鉄道」があり、街並みだけでなく鉄道のコンテンツでも集客しています。
では、さっそく岩村城址の駐車場に車を置いて街道に出てみましょう。妻籠宿のような「江戸時代そのまま」ではないのですが、明治から昭和にかけての街並みが随所に残っています。
道筋はほぼ1本。1.3㎞のふくろう商店街の先には、明智鉄道の岩村駅があります。現在居住している住民は約700人だそうです。
チラシに商店街のマップがあったので、どんなお店があるか?はこちらを参考にしてください。お店が集まっている部分は「ふくろう商店街」という名前がついています。
ここで生活している方もいるので、家の窓にはアルミサッシが入っていたり、外壁がトタンになったりするんですが・・。これでも昭和40年代くらいの情景なので、さほどレトロ感は損ないません。
景観の上では標識が少々邪魔ですが・・・これは致し方ないですかね。
こんな感じでなだらかな坂になっているので、遠くまで商店街が見渡せます。ちょっと車が邪魔ですが。
SNS映えしそうな蔵があったり・・・
地元のお酒「女城主」を売る酒屋さんも。岩村の人気店です。
こちらも岩村有数の人気店、カステラの「松浦軒」です。ソフト過ぎない、クラシックなカステラの風味が楽しめます。高カロリーですが、つい買ってしまいました。
こちらは履物のお店(左)と鶏肉と天ぷらのお店(右)。看板は創業から替えていないようです。
路上に自動車がなければ、なかなかレトロな風景でしょ?楽しめますよ。
このあたりが商店街の真ん中で、さらに坂を下っていきます。
斜面に巧みに建てられたこちらの建物には、オシャレなカフェが営業中でした。自家焙煎の良い香りがしていました。
こちらは恵那市指定文化財「木村邸」。このあたりになると江戸時代の建築で、妻籠宿レベルのクオリティです。
廃業したタバコ屋のショーケースには、昭和の時代の看板が残っていました。右から左へのレターは戦前かも・・。「慰問にタバコ」の看板も、復刻ではない当時モノかもです。
車とエアコンの室外機がなければ、明治~大正の情景。観光客増加を狙うなら、このへんを対策できると良いですが・・・。
こちらは地元で知られた薬「百草丸」を売る薬局です。漢方の黄檗を主成分とする胃腸薬で、黒い小さな粒を1回に20粒ほど飲みます。私の実家には昭和の時代からありましたが、胃もたれなどには良く効きます。
こちらは珍しい石造りのお店「梅庄商店」。婦人服販売の店で、昭和初期の建築だそうです。
そして岩村には求人もあります💦。DIYレベルの技能があれば出来るかな?
「入居者募集」の家もあります。その気になれば、家と仕事は確保可能ということですね。
さて、それでは岩村を出て帰途につくんですが、その前に・・・ついでにローカル線「明智鉄道」の駅に寄ってみたいと思います。
やってきたのは「飯羽間駅」。単線なので、上り・下りともに同じホームを使用します。
駅舎には「遅れあり」「運休」を知らせる電光掲示板がありました。この状況なら、遅れても怒らないと思いますが・・・。
ちなみに、この駅のダイヤは上り線・下り線ともに1時間に1本。便利とは言えませんが、東北とか四国の第3セクター路線を考えたら?意外に本数があると言えるかもです。
そんなわけで、2時間くらいの滞在でしたが長閑(のどか)な岩村を楽しめました。次に来る時には、ぜひこちらの路線にも乗車してみたいと思います。
(RYU)