マイワイフが企画する名古屋周辺の旅「豊川稲荷」
こんにちはRYUです。神戸出身の妻が「行きたい」と言う場所に、地元出身である私(但し昨年、29年ぶりに東京から出戻り)が連れて行くこの企画、今回は三河エリアの初詣スポット「豊川稲荷」をご紹介します。
まずは「豊川」の位置はこちら。愛知県の東部にあり、新幹線停車駅である「豊橋」の隣で、名古屋からは名鉄やJR在来線で1時間程度で行けます。ちなみに「豊川」と「豊橋」は、地元の愛知県民でも混同しやすいです。
(出展:Googlemap)
「豊川稲荷」は日本の「三大稲荷」に数えられ、境内には大鳥居もあるんですが、正式名は「円福山 豊川閣 妙厳寺」というお寺です。かなりカオス・・なんですが、古来からの神仏習合と、明治時代の神仏分離令に翻弄された結果なんでしょうね。
・・というわけで名鉄の豊川稲荷駅に到着。駅前ロータリーから既に、キツネがお出迎えしてくれます。はたして今日、何匹のキツネを目にするでしょうか??
徒歩数分で、参道の入り口に到着します。この日は1月13日だったのですが、まだ多くの初詣客で賑わっていました。東京の柴又みたいな、観光地化された昭和の風情が漂っています。ちなみに参道の文字が右→左に流れていますが、道路標識を見ると分かる通り逆版画像ではありません。
さっそく食べ歩き。地元のブランド「ヤマサ」が提供している「ちくわチーズスティック」を試してみました。溶けるチーズとちくわを春巻きで巻いて、素揚げしてあります。美味しいですが、ビールが欲しいです。続いて・・・
いなり寿司の天ぷら(゜o゜;
という強列なメニュー。アメリカあたりではディープフライ巻き寿司なんてメニューもあるので、そこから着想を得たんじゃないかと思います。
いなり寿司にシソの葉を巻き、衣をつけて天ぷらにしてあります。しかしこれは・・・簡単に衣が剥がれてしまって寿司に油が浸透するので、もちょっと改良する必要がありそうです。
一番行列していた「いなほ」。いなり寿司の元祖!を謳うお店です。
うなぎの老舗も何店かあります。千葉の成田山の参道もこんな感じだったな・・と思い出しました。
商売繁盛を祈願する「熊手」がたくさん売られています。デカイのは持って帰れないので、小さめのを購入しました。そしてやっと、豊川稲荷に到着。
境内は屋台がいっぱいなんですが、既に食べ歩きしているので、とりあえずお参り優先しました。
本殿デカい!
この本殿は1908年に着工し、20年以上かけて1930年に完成した建物です。比較的新しいのですが、木造なので風格があって、もっと古く見えます。伊勢神宮や熱田神宮の神々しさとはまた別の重量感が良い感じです。そして、境内に奥にある「霊狐塚」に行ってみると・・・
1000体を超える!寄進された狐像がお出迎え。
これは壮観!一度にこんなに沢山の狐を見る機会は無いですね。インスタ映えするスポットじゃないでしょうか。但し、日が暮れるとかなり怖いと思います(笑)。
すっかり冷えたので、甘酒を飲んでお参り完了しました。お参りと食べ歩きを兼ねた大人の小旅行には良いスポットだと思います。ぜひお試しください。
ちなみに、お酒を飲むスポットは少ないので、その後「豊橋」に寄って飲んで帰りました。帰路初めて知ったんですが・・・
ブラックサンダーは豊橋生まれ!
だったんですね。知りませんでした・・。ではまた~ (RYU)