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アドラブ・モータースポーツ部 8月活動報告

こんにちはRYUです。久しぶりに富士スピードウェイで、モータースポーツ部の走行会を行いました。この日の御殿場市の最高気温は38度。地表の温度は50度以上・・・という、人間にもクルマにも厳しいコンディションでした(汗)。

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さて、サーキットで乗るのは、画像真ん中のスターレット(EP82)という車です。現行車「トヨタ・ヤリス」の先代の「ヴィッツ」の、さらに先代にあたる20世紀の車両(笑)。最近の車より車重が軽く、構造もシンプル。メンテナンスが容易なので、レースの世界ではこのスターレットのような古いクルマが未だに現役で走っています。もちろん安全確保のために、整備は専門のファクトリーでしっかりやってもらっています。

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エンジンの本体はレギュレーションの都合上ノーマルなんですが、ROMチューンと排気系チューンでパワーアップ。ストレートでの最高速は180km程度です。大したパワーでは無いんですが、車体重量が700kg程度!と軽いので、コーナーでは大型車のインを射して抜くことも可能です。まあ、直線ですぐ抜きかえされますが(汗)。

走行前に、クルマの状態を確認します。タイヤ空気圧、オイル量その他・・。ホイールナットが緩んでいたりすることもあるので、ここはナメずに慎重に。

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仕事場はこんな感じ。転倒時の安全確保と車体の剛性強化のため、車内にはロールバーが入っています。太めのオジさんドライバーは出入りが大変(笑)。もちろんパワステ・エアコン・カーナビありません♪

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レーシングスーツを来てヘルメットを被ると、体感温度は50度以上。走れば多少風もあたりますが、気休め程度ですね・・・耐久レースの決勝では、この状態でひとり2時間くらい走行します。楽しいか苦しいか?と聞かれれば苦しいです。でもヤメられない(笑)。

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では出撃。動画をサムネールで貼れないので、走行画像を見てみたい方はこちらからご覧ください。富士スピードウエイ(FSW)の第一コーナーですが、最高速から一気に減速するポイントなので、ブレーキングやシフトダウンを失敗すると即コースアウトです(汗)。

https://vimeo.com/user97857800/review/448409539/16e72efed9

さて、クルマ好きな方のために追加情報を。今回からチームに新たなデバイス「デジスパイス」が導入されました。車載のセンサーでGPS情報、加減速情報、左右の重力情報を感知し、コース上でどんな運転をしていたか?が見えるスグレモノのアプリです。センサーの構造は、「任天堂SWICH」のコントローラーとほぼ同じのようです。

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上の線グラフの縦軸がスピードで、加速と減速のタイミングがわかります。左の円グラフは左右と加減速をプロット化したもの。右の図はコース上のどこを走ったか?のGPS情報です。とても便利ですが、運転がヘタな部分も明確にわかってしまいます。もちょっと上手くならねば・・。

結局、この日は1日で2リットル以上の水分を摂る状況でめちゃ消耗しましたが、暑いけど楽しいクラブ活動でした。この夏はコロナ禍で色々なイベントが中止になっていますが、安全確保した上で継続可能な趣味はぜひ続けましょう!ではまた~ (RYU)