北海道へ同窓会旅行に行ってきました (DAY1)
こんにちはRYUです。唐突ですが皆さん、お友達と旅行する機会ってありますか?私は家庭を持ってからは全く機会がなかったのですが、子育ても終えた昨今、高校時代の友人に「節目だから」と同窓会旅行誘われたので行ってみることにしました。オジサン4人の旅がどんなことになったのか??💦 3回シリーズで報告してみたいと思います。
セントレアから北海道へ
さて、今回の目的地は北海道です。朝5時に出発して車で2名をピックアップし、セントレア(中部国際空港)からANA便で出発しました。東京在住で大学教授である友人は、羽田発→千歳空港合流となります。
調べてみたら、個人的に北海道に行くのは開館したばかりの「ウポポイ」を見に行った2020年以来!既に4年の月日が経過したとは・・・早いです。
▼4年前の北海道旅行はこちら
多少飛行機の到着が遅れたのですが、無事に4名が合流して千歳空港からレンタカーで移動。今回はスバルのレヴォーグという車種で、4人分のスーツケースを積むためワゴン車にしました。10月末だったのですが、タイヤは既にスタッドレス💦。10月から積雪の想定が必要とは!さすが北海道ですね。
千歳空港を出て最初の目的地はアイヌ文化の博物館「ウポポイ」民族共生象徴空間)だったのですが、この時点で既に11時だったので早めにランチすることに。白老町のこちらのお店「UEMURA」で、1食目から地元のブランド牛「白老牛」を頂くことにします。
迷った末に3800円のランチセットを選択。値段相応に美味しかったのですが、シニア世代にはちと脂多過ぎでした💦。最初から年齢を感じる旅のスタートとなりました。
もうひとつのミッション
さて、こちらが今回の「同窓会旅行」に参加した4名なんですが・・・。実は今回、ひとつ心配な点がありました。
友人の一人が、難病指定されている「筋ジストロフィ」を発症し、時おり歩行が困難になっていたんです。転倒したら大変なので、歩行する際は前後に1人ずつがフォローする体制。着替えや入浴、ホテルのビュッフェ朝食などにも介助が必要なので、とにかく旅程を無事に終えること!が裏のミッションでした。
まずはウポポイへ
さて、ランチ後に到着したのは前述のアイヌ文化博物館「ウポポイ」です。2020年のオープン時に来場して以来、2度目の来訪なんですが、今年は仕事でウポポイとご縁がありまして・・・
漫画・アニメの人気作「ゴールデンカムイ」と「ウポポイ」がコラボしたプロモーションの企画書制作をお手伝いしたんです。数社の広告代理店が争うコンペだったのですが、獲得できてよかった!です。現在ウポポイの年間来場者数は38万人程度で、目標である100万人には遠く及ばない状況らしいのですが・・・多少でも来場者UPに結びついてくれたらと思います。
このキャンペーンでは、アニメの版権を持つ広告代理店が、プロモーション専用に描き起こした画像を使用しています。ウポポイに行く方がいたら?こちらのキャンペーンも是非ご覧になってくださいね。
さて、前置きが長くなりましたがさっそく園内へ。ウポポイは実際にアイヌの集落があった「ポロト湖」を中心とするエリアを、そのままテーマパーク化した施設です。画像の右奥には、アイヌの伝統的な家屋を再現したエリアもあります。
展示の中心となるのは、エントランス付近にある「国立アイヌ民族博物館」。まずはこちらに入ってみましょう。
開館してまだ4年!の新しい博物館だけに、館内は広くてキレイです。中心にあるのはアイヌの伝統的な民族衣装。
特徴的な「アイヌ模様」は、魔除けの意味があったのだそうです。「イカツイ柄で威嚇する」という事なんでしょうかね。
こちらは、その衣類を作っていた織機。縦糸を上下させて横糸を差し込んでいく織機は基本的に、古今東西同じ形をしています。
その他、捕獲した熊を使った祭礼の道具とか・・・
当時の文書や地図が多数あります。アイヌの歴史をじっくり見るには?充実した内容の施設です。ただ・・・
展示室の一部がアイヌ文化に直接関係のない有料の展示室となり、展示スペースが減っていました。このスペースにはかつて、私にとって最大の魅力だった貝澤徹さんの彫刻「火の神」があったのですが、現在は観覧できません。魂が宿ったようなリアリティのこの作品は素晴らしいものだったので、常設して欲しいものです。
4年前と比較するとむしろ展示が減っていますし、楽器演奏や体験プログラムを見ようとすると待ち時間が長く、博物館以外はスムーズに楽しめない・・・という開館当初からの弱点も改善されないままでした。マーケティングの見地からすると、来場者を増やすには新規だけでなく「リピーターの獲得」が必須。これを実現するにはTDRやUSJのように?常に新しいコンテンツを加えていくことが必要だと思います。
最初の宿は登別温泉
さて、ウポポイの後は初日の宿である登別温泉の旅館にチェックイン。山間部ではライトダウンが必要な寒さだったのですが、明るいうちに登別の景勝地「地獄谷」に行ってみることにします。
さほど大きくない温泉街には、無料で乗れるこんな可愛いEVバスが運行していて、旅館から地獄台まで移動できます。便利です♪
そしてこちらが地獄台の景観!箱根の大涌谷のように、あちこちから噴煙があがり硫黄のにおいが立ち込めています。友人の一人が長時間歩行が難しい状況だったので奥までは行かなかったのですが、この景観は見て良かったです。
こちらの撮影ポイントで、私を除くオジサン3名の記念写真を撮影。高校の友人なので、16歳くらいからの付き合いですが・・・当たり前ですが老けましたね(笑)。仕方ないか。
地獄谷を見た後は、旅館の大浴場で入浴して早めの夕食。今回は部屋食となりました。歩行困難な友人が一緒なので、移動しないで済む食事はありがたいです。ただ・・・
これだけの皿数を各部屋に持ってきて、さらに下げる!のは大変な労力です💦。ご苦労いただいた仲居さんたちに感謝です。料理の方は、北海道らしい味覚を楽しめた石狩鍋とホタテ入りの釜めしを始め、どれも美味しかったです♪
夕食後はPCをHDMIでテレビに繋ぎ、吞みながらYoutubeのコンテンツを楽しみました。友人たちは普段、Youtubeをあまり見ないらしいのですが・・
「旅行系Youtuberの動画で旅を予習する!」メリットは理解してもらえたようで、もっぱら明日~明後日行く予定のエリアを予習しました。
そんなわけで、友人の介助を行いながらのオジサン旅行、無事に初日を終えることが出来て一安心でした。明日は小樽~余市へ移動して楽しみたいと思います。(RYU)