47都道府県全部行ってみよう計画(2周目)熊本県 DAY1
こんにちはRYUです。昨年秋に47都道府県制覇を終えた後、再訪した地域を紹介しているこちらの企画、今回は熊本県です。
過去、熊本への来訪は25年前の出張だけ・・・だったのですが、今回「フジドリームエアライン」のシニア割引で名古屋=熊本が往復25,000円!だったので行ってみることにしました。出発は愛知県の小牧空港(県営名古屋空港)から。空港も飛行機も小さくてかわいいです。
約1時間半のフライトで13時ごろ到着!時期的に日没が早くなったので、早々に阿蘇山に向かいます。レンタカーで約40分ひた走り、有名なビューポイント「草千里パーキング」に到着しました。
広っ!(驚)
火山灰の影響で樹木が育たないからか?カルデラの内側に広大な空間が広がっています。国内でも火山の景観はいくつか有りますが、富士山にも桜島にも雲仙にも、こんな空間はありません。しばし見とれました。ちなみに足元に放牧された馬の糞が落ちているので、常に下を見ながら歩く必要があります(汗)。
10月20日に阿蘇山が久しぶりに噴煙を上げたので、この日は噴火警戒レベル2(半径1km以内立入禁止)でした。強烈な硫黄臭の中、中岳の火口に最も近寄れたのはこちらの画像。
硫黄臭いし危険でもあるので、観光客はほとんど居ませんでした。殺伐とした情景と湧き上がる噴煙を見ていると、阿蘇山が生きている!ことをリアルに感じます。ちなみに10月20日の噴火の様子はこちら。こんな局面になったら?生命が脅かされることを思い知らされます。
帰り道では、夕日に照らされた阿蘇山の情景も楽しめました。遠景で見てもワイルドで力強いです。
どこかで見た光景だと思ったら・・・
これでした(笑)。色彩も画角も近いと思います。 ※梅原龍三郎作 噴煙
さて、阿蘇山には中岳以外にも多くのビューポイントがあります。こちらは僅か80mの山「米塚」。小さいですが、れっきとした火山です。噴火したこともあるそうですからナメちゃいけません。うちの奥さんが「阿蘇チャーハン」と命名しました。
画面左下にも外輪山の一部が見えていますが、見渡すほどに、カルデラの内側が広大なのがわかります。これだけの面積が噴火で吹っ飛ぶなんて??過去の噴火がどれだけ大きかったか?思い知らされます。気候変動にも影響したでしょうね。
その後は、1時間ほどかけて宿泊先の熊本市内へ。体と心が一刻も早くビールを求めていたので、早々にこちらの人気店に入りました。
早めの時間だったのですが、既に満席。お客さんに席を譲ってもらいました。すいません、地元の皆様に感謝です(汗)。
こちらのお店は、今は珍しくなった「キャッシュオン・デリバリー」のシステム。卓上のお椀に現金を入れておくと、注文のたびに現金が減っていきます。田町駅前の立ち飲み屋以来です。(笑)。では、熊本ならではのメニューから食べてみることにします。
まずは馬刺し!ということで「フエタゴ刺」から。馬肉のアバラの部分、牛だったら「カルビ」の呼ばれる部位ですね。脂が多く柔らかい!臭みは全く無いですし、旨味も十分。文句なく旨いです。
こちらは「ヒモ刺」。脂もついてますが、フエタゴと比較すると赤身部分に弾力があり、噛むほどに旨味が広がります。ちなみに熊本では常に生姜で馬刺を食べるようで、ニンニクは出てきません。
左はネギの酢味噌和え「一文字ぐるぐる」。箸休めに良いサッパリ味です。右は「キビナゴの酢の物」。キビナゴが普通に出てくるのを見ると、「九州に来たな」と実感します。
こちらはご存知「カラシ蓮根」。さほど辛くないタイプでした。これがあると、芋焼酎が止まらなくなります(汗)。
馬肉についてくるのが生姜ばかりだったので、ニンニクの爆弾揚げを頼んでみました。右は明太子の天ぷらなんですが・・こちらは見たまんまの味でした(汗)。
せっかくなので〆も馬寿司で。酢飯と合わせても臭みがなく、脂も程よくて旨かったです。しかし、熊本の飲み屋では、ほぼ例外なく「馬刺」が出てくるので驚きました。こんなに流通量が多いなんて、どこで養馬?しているんでしょうね?
結局、ビール1杯、焼酎2杯(山盛りロック)飲みました(汗)。そこそこ酔っ払ったので、初日はここで終了です。
いかがでしたか?予想を超える雄大な阿蘇山の風景と、熊本の馬刺し文化に大満足したDAY1でした。明日は、熊本城を見てから長崎に向かいます!
(RYU)