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鳴門の渦潮と徳島ラーメンを体験してきました

こんにちはRYUです。皆さん、鳴門海峡の渦潮(うずしお)を見たことが有りますか?私はこれまで何度か鳴門海峡大橋を車で通過していたんですが、観光船に乗ってゆっくり見る機会はありませんでした。今回、うちの奥さんが神戸に帰省した際に「渦潮を見に行こう」と言うので、言われるままに行ってみることに。実際に見てみると期待以上だった!ので、今日はこちらの報告をしてみたいと思います。

神戸から約1時間

まずは今回のルートはこちら。車で三宮から淡路島を縦断し、四国に入ってすぐの「鳴門北IC」で高速道路を降りると、観光船の乗り場が数カ所あります。船の大きさも値段も違う!のですが、今回は小型船で料金安めの「うずしお汽船」さんを利用しました。ほぼGoogleMapの指定通り、約100kmで1時間程度の距離でした。

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予定通り、約1時間で観光船案内所に到着。この日の運行予定が発表されていたんですが・・・。

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なんと潮の干満などによって、渦の大きさが変わるのだそうです。幸い私達は「大渦」が始まる11時に乗船できました。

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いよいよ乗船

30分に1回、ハイペースで出港します。午後のほうが大潮の時間帯が長いせいか?お客さんは午後に集中するようで、午前中は比較的空いていました。

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出港したら、5分もかからないうちに海峡に到着します。さあ、どれくらいの渦なのか??期待が高まります。

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ちょうど鳴門海峡大橋の真下から東側が渦潮ポイント。ご覧のように、波が消えたと思ったら・・・。

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急に色々な方向から荒波が立ち、船が激しく揺れます。以前、長崎の「軍艦島」に行った際も派手に揺れたのですが・・・その次くらいのレベルかな?こんな荒い波の上を航行していて大丈夫なのかと思ってしまいます。

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激しい波がぶつかった際、時折あちこちに「渦潮」が!!やっと見ることができました。常に同じ場所に洗濯機のような渦が出来続けるわけではないのですね。これはこれで迫力があります。

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ちなみにサムネールを埋込みできなかったので、動画を見てみたい方は以下URLからご覧ください。

⇉渦潮動画  https://vimeo.com/761759945

出港から帰港まで30分かからず、実にスピーディな観光。ひとり1600円で思いのほか楽しめました。近くには有名観光地「大塚国際美術館」があるのですが、今回はもっと先に行くことにします。

足を伸ばして徳島市へ

観光船に乗った「うずしお汽船」は鳴門市に所在するのですが、調べてみると・・・ここから県庁所在地の「徳島市」までは30分程度であることがが判明し、初めてなので行ってみることにしました。ただ、少し心に引っかかることが。

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実は避けていた徳島県

実は私、これまで「徳島県」を避けていたんです。その原因がこちら。

行政や警察が主導して県外ナンバーの車を締め出そうとした県なので、印象が良いわけもなく・・・。徳島市はそんな徳島県の県庁所在地なので、昨年四国を一周した際にも旅程に入れませんでした。

▼愛媛・香川・高知の旅行記はこちら

そんな先入観を押しのけてまで、なぜ行くのか??その動機がこちらです。

徳島ラーメン初体験

数ある地域ラーメンの中でも県外の出店が少なく、地元に行かないとなかなか体験できない「徳島ラーメン」を食べてみたかったんです。訪問したのは徳島ラーメンの元祖、王王軒(ワンワン軒)さん。ワンワンだからキャラクターが犬!という昭和なセンスもナイスです。

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徳島ラーメンの特徴は、豚骨+鶏ガラの濃厚スープ。チャーシューのかわりに甘辛く煮た豚バラが入っており、生卵が必須。とりあえず「支那そば肉玉子入り大」と、これまた必須だと聞く「めし小」も頼んでみました。券売機はこんな感じです。

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5~6分で着丼。他であまり例がないビジュアルですね。肉と玉子のW主張が「スキヤキ」を思わせます。さっそく食べてみると・・・

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旨っ!!

これは美味いです。濃厚ですが見た目ほど塩辛くなく、豚骨の強烈な匂いや雑味もなし。味醂?と思われる甘みも感じます。甘辛の肉と玉子の組み合わせがスキヤキ風なので、ご飯が欲しくなる味かもですね。美味しく完食させてもらいました。

道の駅「いたの」

その後は奥さんが大好きな「道の駅」に立ち寄りました。駐車場は地元ナンバー中心でしたが、店内は大盛況。

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この時期は梨やシャインマスカットなどの果物、名産の半田の素麺などが並びます。道の駅に来ると「この地域にしかなさそうなもの」を探してしまうのですが・・・ありました♪

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「かます」と「ひめち」の握り寿司。これはあまり見たことがないですね。ちなみに「ひめち」はご当地での名前で、全国的には「ヒメジ」で知られています。スズキ目の魚です。

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 徳島駅から阿波おどり会館~眉山へ

その後は街の中心部も見ておこうと思い、「徳島駅」に車を止めて散策することに。駅正面から700mほど先に行くと・・・

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「阿波おどり会館」へ。展示を見てから、館内にある乗り場に行き「眉山ロープウェイ」に乗ってみました。

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見た目より急角度?で、登ってすぐに吉野川が見えます。展望台に到着すると・・・

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先ほど通った鳴門海峡大橋や淡路島、右側の対岸には紀伊半島!が見える雄大な眺望です。これはお勧めかもです。

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しっかり屋内展望台もありました。これなら真冬でも大丈夫ですね。見れば見るほど発見があるので長く滞在してしまいますが、今日はここから350km先の名古屋まで帰らねばなりません(汗)。そろそろ帰途につくことにします。

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というわけで如何でしたか?かつて観光業に携わった身としては、未だになんとなく抵抗を感じた徳島県/徳島市でしたが・・・・渦潮や眉山の景観はめちゃ良かったし、「食」の発見もあって1日楽しめました。ナンバー狩りが無いなら?また再訪してみたいと思います。

さて、10月11日から「全国旅行支援」が始まりましたね。地域によっては早くも「予算終了」となってしまったようですが、久しぶりにお得な旅行ができるチャンスかと思います。コロナ対策も十分して、可能な方はぜひ旅に出てみてください。(RYU)

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