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今さら聞けない印刷&デザイン用語その4 「グリッドレイアウト」

こんにちは。アドパブリシティのタカヒロです。

今回は、今さら聞けない印刷&デザイン用語シリーズの「く」から始まる言葉を4回に渡ってご紹介するシリーズの最終回になります!あっという間の最終回、名残惜しさを感じるのかは見ているあなたのみぞ知る・・・ですが、さっそくいってみましょう!

[前回の記事はこちらから]

[グリッドレイアウト]


グリッドレイアウトとは、その名の通り「格子」状に見えないガイドラインを作り、それに沿ってブロック構築のように要素を配置していくデザインの手法です。グリッドデザイン、グリッドシステムなどとも呼ばれます。
多量のコンテンツを入れ込んでも、規則のある整理された美しい印象を与えたり、要素の増減なども簡単にできるのが特徴です。主に雑誌やwebサイトの構成に使われ、多少アレンジはあってもこのグリッドデザインを使っていることが多いので、注視してみると面白いかもしれません。


グリッド_1

グリッド_2

試しに検索してみるとこの通り、ひと目でわかる整った見た目ばかりに。
ちなみに結果を表示しているGoogle自体もグリッド表示のため、大量のリストアップでも視認性を損なっていません。合わせて、参考に追加でいくつかURLを引用させていただきますので、ぜひ合わせて見てみてください。


グリッド_3

また、このグリッドレイアウトを応用し、あえてワンポイントだけそのルールから外したものを入れることで、逆に他より視線を引き付けさせる
「ブロークングリッドレイアウト」もサイトのトップページや雑誌の特集ページなどのメインのキャッチコピーでよく併用される手法です。
もちろん、そもそもグリッドレイアウト自体を使わない「ノングリッド」なるものもありますが、余白や配置を全て自身のセンスで調整する必要があるため、上述の2つのレイアウトを盛り込む時以上に、レイアウトの仕方への理解が求められます。

いかがでしたか?
立ち読み中やネットサーフィン中のデザインで読みやすいなと感じたら、一度全体のレイアウトを眺め直してみてください。恐らくグリッド、もしくはブロークングリッドの存在を確認できるはずです。そうしてデザイナーのレイアウトへの工夫をちょっとでも感じてもらえれば嬉しいです。

「く」ではじまる言葉はここまで!
次回は次のワード「け」からはじまる言葉第1弾!お楽しみに!(タカヒロ)