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ツーリズムEXPO2023 に行ってきました(海外編)

こんにちはRYUです。皆さん旅行は好きですか?私は大手旅行会社に在籍した経験もあり、公私共に旅行は大好きです。先日、国内最大の旅行展示会である「ツーリズムEXPO2023」に行ってきたので、今日はこちらの報告をしてみたいと思います。

今年は大阪で開催

例年、東京ビックサイトで開催されるこちらのイベント、今回は「インテックス大阪」での開催でした。開催時間はAM10時~PM18時なので、まあ昼くらいに到着すれば良いだろうと思っていたんですが・・・。

昨年のこのイベントでウチの奥さんが狙っていた韓国ブースのBTSグッズが開始早々に無くなった!らしいので、出発が早まり朝7時台に名古屋発の新幹線に乗車しました(汗)。ちなみに今回は「EXこだまファミリー早得3」利用です。

「EXこだまファミリー早得3」「3日前まで&2人以上」の条件でEXカードで新幹線を予約すると、こだま号に大幅な割引額で乗れる!というサービスです。以下の表の通り、名古屋=大阪間は通常6,470円に対し4,280円と34%引き。しかも名古屋=大阪間は3駅しかないので、到着時間も「のぞみ」と10分程度しか変わりません。条件が合う方はお試しください。

名古屋=新大阪  ひとり2,190円お得です

新大阪で新幹線を下車した後は、大阪市営地下鉄で臨海部の「中ふ頭」駅まで移動します。「本町」「コスモスクエア」で2回乗り換え。40分程度の距離があります。

まずは韓国ブースへ

遠路はるばる・・でしたが、なんとか開場時間前に現地到着しました。まずは奥さんお目当ての韓国ブースに急ぎます。

こちらがインテックス大阪の正門

小走り?で韓国ブースに到着したのですが・・・今年は開始早々のBTSグッズプレゼントが無かったようで、いきなりの空振り(笑)。結果的に特に急ぐ必要はありませんでした(汗)。

開場早々から混雑!

ちなみにご承知の方も多いと思いますが、BTSは現在メンバーのうち3名が徴兵のため入隊中(うち1名は社会奉仕活動)です。いま発信されているのは残ったメンバーのソロ活動に限られるためか?今年は露出が減り、ブースにあったビジュアルもこちらだけ・・になりました。

奥さん推しのBTS・テテ

ステージでは、K-POPダンス選手権で日本代表となった「KANUN-WAVE」がダンス・パフォーマンス実演中でした。NMIXXの曲を中心に5曲ほど披露してくれましたが、レベルがめちゃ高い!研修生レベルの人たちですが見応えがありました。

西宮のダンススタジオからの出演だそうです。

その後、ブース内に沢山あるエリア別の観光PRコーナーで次々に賞品をもらい・・・(会場でもらった賞品については別途紹介予定)。

メインステージでは観光PRイベント開催中

メインステージの観光PRイベントもついでに観覧。最後にK-POPメイクコーナーでメイク体験して韓国ブースを出たのですが・・・結果的にここだけで2時間近く滞在しました(汗)。

韓国メイク体験中。年齢制限は無いそうです(笑)。

旅行会社ブースは活況

さて、韓国ブースで2時間を費やした後は、ようやく他のブースへ。まずは私が在籍した経験もある、こちらの旅行会社のブースにやってきました。

私の古巣です

かつて、このブースで3年間責任者を務めたので感慨があります。海外旅行は航空便の数がコロナ前の水準に戻っておらず、未だに海外旅行市場は厳しいのですが・・・お客さんで賑わっていてホッとしました。

こちらはHISのブース。海外旅行じゃなく宇宙旅行?!を思わせる大胆なブース使いでした。

宇宙旅行志向?のHIS

こちらはシニア層に強い阪急交通社。人気添乗員さんのイベントで盛況でした。今回、旅行会社はいずれもトラス(金属骨組)を組んで高さ制限いっぱい(5m)のブースを設営しており、気合が入っていました。

お客さんもシニア中心です。

肌で感じる「コスト削減」の波

しかし、旅行会社以外のブースに目を向けると状況は一変します。例えば例年、最大級のコマ数(面積)を使い、お金のかかったブースを設営していたJAL/ANAの出展が目に見えて規模縮小していました。
こちらのJALのブースはトラス無しで、木工だけの作り。コマ数も半減しています。

目立つのは大谷選手だけかな・・・

そしてこちらはANA。一見賑やかですが、こちらもトラスを使わない木工だけの設営でコスト削減が明らかです。コマ数も従来の2/3から1/2くらいでした。

ポケモン推しのANA

海外の政府観光局のブースになると、コストダウンの傾向はさらに顕著になります。例年、デスティネーションとして最大級のブースを運営していたハワイもこんなに質素に。展示もまばらです。以前はブース内にステージを設け、ハワイアンダンスのライブが人気だったのですが。

質素で展示もまばら

フランス・ドイツ・フィンランド・ベルギーは、なんと4カ国で1ブース。かつては1カ国=1ブースだったのですが・・・。

もはや日本人の旅行には期待していないのでしょうか・・・。

こちらの香港ブースはLEDのボードを持参していて豪華に見えるんですが・・・実は昨年使用した機材の使い回しです。

使い回しが悪いってわけじゃないんですけどね。

フィリピンのブースもホームセンターで買ったような角材でブースを作っており、プロの施工ではなさそうです。「フィリピン」の切文字もお安い感じで少々寂しいです。

コストダウンが顕著な造作です。

人気ビーチリゾート「バリ島」を持つインドネシアもこんな感じ。お手軽に出力した国名がちょっとね・・・文化祭レベルの仕上がりです(汗)。

特産のコーヒーをふるまっていました。

そして決定的なのは、会場の端がこんな感じの空きスペースになっていること。やっとコロナが終わっても、観光産業の復興がまだまだ・・であることがわかる画像です。

会場の端はこんなことに・・・

そんなわけで今回のツーリズムEXPO2023、海外旅行ブースは韓国・台湾など活況なブースもありましたが、全体で見るとコストダウンと空きスペースが目立ち、まだまだ需要回復には時間が掛かりそうだ・・・と思わせる厳しい状況でした。次回は国内旅行ブースをレポートします!  (RYU)