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今さら聞けない印刷&デザイン用語その10 「コピー」

こんにちは。アドパブリシティのタカヒロです。

今回は、今さら聞けない印刷&デザイン用語シリーズの、前回から始まりました「こ」から始まる言葉シリーズその2になります!さっそくいってみましょう!

[前回の記事はこちらから]

コピー

コピーとは、品や人物などのアピールをするために使う、短い文章のことを呼びます。ただ日常で「コピー」と使う分には、コンビニのコピー機などでよくお世話になる、複製する意味合いでのコピーの方が多いかもしれませんね。コピーと一言で言っても色々種類があるのですが、今回はいくつか例を挙げさせていただきます。

何気なく広告を見て一番目に残るものと思われるのが、キャッチコピーと呼ばれるコピーです。スタジオジブリの映画もののけ姫の「生きろ。」や、マクドナルドの「I’m lovin’t」、ファミリーマートの「あなたと、コンビに、ファミリーマート」など、たった一言でもその世界観、社風を表現できるよう練り上げられた、場合によってはビジュアルよりも引き立つ、文字通り心を「掴む」ようなインパクトがあるのが特徴です。

上記以外にも古今東西のキャッチコピーをまとめているこんなサイトもありますので、ぜひ見てみてください。

そしてキャッチコピーに続くのが、リードコピーと呼ばれるものです。文字通り読み手をキャッチコピーから引っ張って、後述するボディコピーを読ませるためにつなげる役割を持っています。
最後にボディコピーは、アピールしたいものの詳細を紹介する役割があります。キャッチコピーなどで広告に引き込まれた人に伝えきれなかった情報を説明するための補足部分であり、キャッチ、リードから続いて読む人にとっては、なにこれ気になる!詳細はどんなものだろう?と思って読み進める部分なので、ここまできてやっぱりいいかな・・・とならないように、見てくれは小さくてもとても重要な場所です。

このほかにもいくつかコピーの手法が使われており、また広告表現の兼ね合いなどで、必ず全てのコピーが入っているわけではないのですが、これらのコピーを使うことで、読み手に内容をわかりやすく伝えることができる広告になります。

いかがでしたか?
ネットなどで話題になるような、読む方が思わず感心してしまうほどの秀逸なコピーの裏には、製作者のどう伝えようかという苦労の顔と、だからこそのしてやったりみたいな満足の顔がある・・・のかもしれませんね。
次回は「こ」シリーズ第3回!お楽しみに!